主人公補正OVA 10話前編
○○)えっと、ここかな…
僕は今、アメリカにいます。え、なんでかって?それは…
○○)失礼します。
ガチャッ!🚪
眞衣)あ、○○〜!!チュッ!
○○)うわっ!もう…
眞衣さんから連絡があり、秘書の方が病気になってしまい僕に秘書代理をして欲しかったらしい。
飛行機代も全額負担してくれるとのことだったので、あの時の感謝を伝えることも兼ねて了承した。
眞衣)ありがとね〜、今日来てくれて!
○○)いえいえ。
眞衣)本当はもっと○○とイチャイチャしたいけど、とりあえず仕事終わらせないといけないから、また後でね。
○○)はい。
眞衣)それじゃ早速、この資料まとめといて。
仕事中の眞衣さんはいつもと違い、すごく真面目だった。いつもの面影は全く感じなかった。
眞衣)次はこっちね〜。
○○)はい!
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眞衣)ふぅ〜とりあえず一旦休憩にしよっか。
○○)凄いですね、いつもこんな感じなんですか?
眞衣)うん、今日はまだ少ない方だね。
○○)へぇ〜、あっ。
眞衣さんのデスクに一枚の写真があったのを見つけた。
眞衣)あ、その写真?
○○)これ、旦那さんですか?
眞衣)そう。
○○)お若いですね!
眞衣)うん、私と10歳差もあるのよね笑
○○)10歳差…どんな人なんですか?
眞衣)どんな人か〜、諦めが悪くて、一途で、照れ屋さんで、○○にちょっと似てるかな笑
○○)僕に?
眞衣)うん、拾って拾われて、今でも1番好きな人。もちろん、○○のことも大好きだよ?笑
○○)あ、ありがとうございます…///
眞衣)ふふ、じゃあお昼にしよっか!何食べたい?
○○)えっと、ハンバーガーがいいです!
デスクに飾られている写真に写っている2人は、とても幸せそうな笑顔を浮かべていた。
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午後もみっちりと仕事を行い、気づけば夜になっていた。
眞衣)よし、とりあえず今日は終わりにしよっか。
○○)ふぅ〜、すごく疲れました…
眞衣)お疲れ様。ギュ~!
○○)ありがとうございます。
いつもこの量をこなしてる秘書の方ってどんな人なのだろう…
ガチャッ!🚪
??)眞衣さん!
眞衣)あら、和ちゃん!病気はもう大丈夫なの?
和)はい!お陰様で!
眞衣)○○、紹介するね!こちらは秘書の和ちゃん!
○○)初めまして、甥の○○です。
和)初めまして、秘書の和と申します。
すごく大人っぽい女性だ。
和)すみません、私の管理不足で…
眞衣)いいのいいの!気にしないで。
和)お詫びといってはなんですが、明日よろしければ甥っ子さんと遊びに行かれてはいかがでしょうか?
眞衣)でも仕事があるからね〜笑、
和)そのことなのですが、助っ人を呼びました!
眞衣)え?
ガチャッ!🚪
??)お久しぶりです〜!
??)にゃぎ〜!
眞衣)あら、一ノ瀬ちゃんに菅原ちゃん?!
美空)にゃぎに呼ばれたので来ちゃいました笑
咲月)お久しぶりです、眞衣さん。
眞衣)久しぶり〜!元気だった?
和)私たち3人で仕事回すので、眞衣さんはゆっくり休んでください。
眞衣)みんな、ありがと。じゃあお願いね?
和、美空、咲月)はい!
いいな、僕も大人になってもこんな風に沢山の人に囲まれていきたいなぁ〜。
○○は優しい眼差しで4人のことを見ていた。
To be continued……
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