拾ってくれませんか? 二十一話
○○)ただいま〜!
眞衣)お帰り〜!あら、いっぱいもらってきたね!
○○)うん、プレゼントいっぱいもらっちゃった笑
眞衣)よかったね。ご飯できてるから食べよっか?
○○)うん!
○○は手を洗い、テーブルへと向かった。
○○、眞衣)いただきます!
○○)モグモグ…おいひい!
眞衣)よかった。いっぱい食べな?
○○)うん!モグモグ…
眞衣)これで○○とこうやってご飯食べるのも最後だね〜…
○○)いつも美味しいご飯をありがとうございました!
眞衣)こちらこそ、たまに作ってくれてありがとね。美味しかったよ。
○○)どういたしまして!
眞衣)ふふっ。
2人は最後のご飯を噛みしめながら食べ終えた。
○○、眞衣)ご馳走様でした!
眞衣)よし、じゃあ私は洗い物しちゃうから○○は先にお風呂入っちゃいな?
○○)ううん、僕も一緒に洗い物する!
眞衣)いいよいいよ、お風呂入っちゃいな?
○○)ううん、やりたいの!
眞衣)そう、じゃあ一緒にやろっか!
○○)うん!
○○は眞衣のお皿洗いを手伝った。
○○)僕ね、今日は眞衣さんと離れたくないんだ〜!
眞衣)っ…///
○○)どうしたの?
眞衣)う、ううん!なんでもない!じゃあお風呂も一緒に入っちゃう?笑
○○)ま、眞衣さんがいいなら…///
眞衣)え?あ、ほんとに?!どうしよ…
○○)だ、だめ、かな…?
眞衣)う、う〜ん…よし、入ろっか。
○○)うん…///
眞衣)もう〜照れないでよ笑
○○)だ、だってぇ〜…
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眞衣)○○〜入るよ〜?
○○)う、うん…///
ガチャッ!🚪
眞衣)どう、あったかい?
○○)あわわわわ…
眞衣)もう、緊張しすぎ笑(私も結構やばいかも…)
眞衣)隣入るね?
○○と眞衣は湯船の中で隣同士になる。
○○)…///
眞衣)あったかいね〜…。…///
○○)や、やっぱり僕後から入るね!
眞衣)だめよ!今でたら湯冷めしちゃうでしょ?
立ち上がって湯船を出ようとする○○を眞衣が止める。
○○)で、でも〜…///
眞衣)じゃあ私が頭とか洗ってあげるから、ね?
○○)うん…///
湯船から出て○○の頭を洗う。
眞衣)痒いところないですか〜?
○○)うん。
眞衣)ふふっ。はい、終わり!
○○)じゃあ次は僕が眞衣さんの頭洗う!
眞衣)じゃあお願いしちゃおっかな?
○○)うん!
まだ小さな手を一生懸命動かす○○。
○○)痛くない?
眞衣)うん、気持ちいいよ〜。
○○)は〜い!
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その後も髪を乾かし合いっこしたり2人仲良く歯を磨いたり、ひと時も離れずに過ごした。
眞衣)よし、じゃあそろそろ寝よっか?
○○)うん…
眞衣と過ごす最後の日が終わってしまう。
そんな気持ちから寂しそうにする○○。
眞衣)よし、じゃあ最後くらい一緒に寝よっか?
○○)え!いいの?
眞衣)うん、ほらベッド行こ?
○○)うん!
2人で同じベッドに入る。
眞衣)やっぱり、2人で寝るとあったかいね笑
○○)うん、あったかい…
眞衣)じゃあ、おやすみ。
○○)おやすみ。
5分ほどの沈黙の後、○○が口を開く。
○○)あのね、僕、眞衣さんのことが…
眞衣)すぅ…すぅ…
○○)…ふふっ、おやすみ。
眞衣)ギュ~!
○○)ふぇっ?!
眞衣)すぅ…すぅ…
○○)びっくりした…起きてるのかと思った…
眞衣)(本当は起きてるんだけどね…○○、私も好きだよ。)
こうして○○と眞衣の最後の1日が終わった。
To be continued……
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