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主人公補正OVA 1話後編

○○)えっと〜、先生?なんで腕組んでるんですか?

真夏)先生じゃなくて、今は真夏でしょ?

○○)ま、真夏?

真夏)どうしたの、あなた?


○○)なんなんだこれ…

先生からの提案はまさかの夫婦のふりをしよう、とのこと。いやカップルで良くない?!

真夏)それで、今日は帰ったら何にする?ご飯?お風呂?それとも…わ・た・し?

○○)そ、そうだな〜…

恥ずかしくなって目を逸らす。その先に怪しい影があった。

○○)ん?なんだあれ?

その影はこちらに気づいた途端逃げだした。

○○)あ、まて!真夏さん、見つけましたよ!!

真夏)え、あ、ちょっと!

○○)おい待て!

犯人は意外にも足が遅くすぐ追いついた。

○○)止まれって!

犯人)きゃあ!!

○○)え、うわっ?!

犯人が急に止まったことで僕は犯人の服を掴んだまま後ろに倒れてしまった。

○○)いつつ…って、さくらちゃん?!

さくら)ううぅ…バレちゃいました…


目を開けると、僕の上に犯人の格好をしたさくらちゃんが乗っていた。

○○)も、もしかして、先生のストーカーって…

さくら)わ、私です…///

○○)な、なんで?

さくら)じ、実は、私看護師になりたくて、いつも先生に話を聞いてもらってるんですけど、土日も、先生とお話ししたいな〜って思って、先生の家を知りたくて、その、ごめんなさい!

○○)なんだ、そういうことだったのか、よかった〜…

さくら)○○先輩、えっと…///

○○)ん、あ、ごめん!

僕はそこでやっとさくらちゃんの手を握っていたことに気がついた。

さくら)いえ、大丈夫です…///

真夏)ちょっと、○○く〜ん?あ、いた!って、さくらちゃん?!なんで?

○○)えっとこれには深いわけが…


ーーーーー


真夏)なんだ、そういうことだったのか〜!それなら直接言ってくれれば全然話聞いたのに!


さくら)うぅ〜すいません…

真夏)ま、とりあえず、ストーカーが変な人じゃなかったから良かったよ。さくらちゃん、今度うちに遊びにおいで?

さくら)いいんですか!是非行かせていただきます!

真夏)うん。それじゃあ気をつけてね〜!

さくらちゃんは手を大きく振って帰っていった。

○○)良かったですね、変な人じゃなくて。

真夏)本当だよ〜!○○くんもありがとう。

○○)いえいえ、僕は何も。

真夏)あ、そうだ!うちに来ない?

○○)え?

真夏)お礼にご飯ご馳走してあげるから!


○○)いいんですか?

真夏)もちろんよ!

○○)じゃ、じゃあお言葉に甘えて。

そう言って僕は真夏先生の家へ来た。

○○)お邪魔しま〜す…うぉっ、いい匂い…

真夏)でしょ?この芳香剤、お気に入りなんだ〜!

○○)いいですねこれ!

真夏)さぁ、上がって上がって!

全体的にとても綺麗で、ところどころに可愛さがあり、何よりすごくいい匂いがする。

あれ、なんだか身体があったかくなってきた…

真夏)ふふっ、やっと家につれこめた…

○○)え?

真夏)待ってたの、この時を。

○○)せ、せんせい?

真夏先生は僕に近寄って、ついには耳元まで来た。

真夏)ふふふ、○○くん、先生とオトナの保健の授業、しよっか?


○○)え、先生?先生〜〜!!!!

イイコト、一体どんなことだったのでしょうか?

あ、ちなみに、先生の家から出てきた○○はなぜかげっそり痩せていたそうですよ笑


To be continued……

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