主人公補正OVA 5話前編
○○)えぇ?!さゆりん先輩が風邪?
奈々未)そ〜。家で寝込んでるんだって。
○○)さゆりん先輩が風邪引くなんて珍しいね、いかにも無病息災を体現したような人なのに。
奈々未)私も仲良くなってから初めてかも。ま、そんことだからあんたお見舞いよろしく。
○○)え、なんで僕?
奈々未)私は忙しいの。それにまちゅあなたのことが好きだし、ちょうどいいじゃない。
○○)いや、僕には蓮加というそれは素晴らしい彼女がいてだな…
奈々未)はいはい、惚気はいいから早く行ってきなさい。
○○)なっ、わかったよ…行ってきま〜す。
奈々未)気をつけなよ〜…色々と、ね。
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○○)ここ、か。よし…
ピンポ~ン!🔔
沙友理)は〜い…え、○○くん?!
○○)さゆりん先輩、大丈夫ですか?
沙友理)な、なんで○○くんがおるん?
○○)奈々未姉から聞いたので、お見舞いに来ました。
沙友理)○○くん…ゴホッゴホッ!
○○)あ〜あ〜無理しないでください先輩!ほら、とりあえず寝ないと。
○○は家に上がり沙友理を寝かす。
○○)色々買ってきたんでちょっとキッチン借りますね。
○○はキッチンへ行き、お粥を作った。
○○)先輩、食べられますか?あ〜ん。
沙友理)あ〜ん…
○○)大丈夫ですか?
沙友理)うん、あんまり味せえへんけど。
○○)お粥なんですからそれは我慢してください。
沙友理)ごめんな、心配かけて。
○○)いいんですよ、気にしないでください。
沙友理)○○くん、優しすぎるで?もうちょっと抑えんと彼女さんも怒るやろ?
○○)まあ、確かに蓮加にはちょくちょくしばかれてます笑でも、蓮加もそこはわかってくれてると思うので。
沙友理)わかってくれてる、か…ふふっ、ええこと聞いたわ。
○○)どうしたんですか?
沙友理)ううん、なんでもない。
○○)他にやって欲しいことありますか?掃除とか。
沙友理)側におってほしい。
○○)分かりました、じゃあ先輩が落ち着くまで側にいますね。
沙友理)ありがとう、ほんまに○○君がきてくれてよかった。
○○)僕より奈々未姉の方がいいんじゃないですか?
沙友理)そんなことあらへんよ!ななみん酷いんやで?私が風邪ひいたって言った時笑っとったんよ!
○○)あはは、奈々未姉なら確かにあり得ますね笑
沙友理)こっちは辛い言うとんのに…でも、○○くんがきてくれたからええわ。
○○)それは良かったです。
沙友理)あかん…眠くなってきた…
○○)寝ていいですよ?
沙友理)いやや…まだ話した、い…zzz…。
○○)寝ちゃった笑、なんか今日のさゆりん先輩はすごく女性っぽいなぁ。でも、普段の先輩の方が好きだけど。よし、今のうちに色々済ませよっと、
そう言って○○は沙友理の元から離れた。
To be continued……
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