主人公補正OVA 6話後編
麻衣)もしかして…プリクラ?!
○○が指を刺したのはプリクラだ。
麻衣)すごい、今こんなふうになってるんだ〜…
○○)実は僕もこれで2回目です笑
○○は史緒里たちと撮って以来、プリクラに来たことがない。そして麻衣は、高校生の時以来だ。
麻衣)えっと…お金を入れて…
○○)これは僕が出しますよ。
麻衣)え、いいよいいよ!私の方が歳上なんだから。
○○)いいんですよ、たまにはカッコつけさせてください笑
麻衣)それじゃあ、お言葉に甘えちゃおうかな笑
○○)よし、じゃあ中に入りましょ?
麻衣)うん!
お金を入れて、中へ入る。
麻衣)うわぁ〜、懐かしい!
○○)ほら、始まりますよ!
「最初は笑顔で!」
パシャッ!📸
麻衣)いいじゃん!
○○)僕はちょっとぎこちないですね笑
「次は手を繋いで〜?」
○○)は?!
麻衣)早く!ギュッ!
パシャッ!📸
○○)そういえば、間違えてカップルモードにしてた…
「それじゃあ最後はキスしちゃおう!」
○○)はぁ〜?!
麻衣)○○くん!
そういって目を瞑り唇を差し出す麻衣。
○○)う、う〜ん…あっ!
パシャッ!📸
麻衣)ふふ、キスしちゃった…って、あ!!
○○は自分の頬にキスをさせていた。
○○)ふ〜、危なかった…
麻衣)もう〜、ちゃんと唇でしてよ!
○○)いや、流石にそれは…
麻衣)な〜んてね、流石にそこまでは求めないよ笑
○○)よかった〜…
麻衣)さ、早く落書きしに行こ!
○○)はい!
僕を手を握る麻衣ちゃんは、すごく楽しそうだった。
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麻衣)はぁ〜、楽しかった!なんだか高校生の頃に戻ったみたいだったよ。
ゲームセンターを出て、僕たちは某有名コーヒー店に来ていた。
○○)実は、それが狙いでした。
麻衣)え?
○○)前にお出かけした時は、麻衣ちゃんが大人デートを教えてくれたじゃないですか。だから、僕は逆に高校生っぽいデートにしようかなって。楽しかったですか?
麻衣)うん、すっごく楽しかった!
○○)ふふ、なら良かったです。じゃあ、そろそろ帰りましょうか?
麻衣)え〜、やだ、もっと一緒にいたい〜!
○○)でももう結構暗いですよ?
麻衣)よし、じゃああそこ行こっか!
○○)あ、あそこ?
麻衣)高校生のデートで最後に行くところ、つまり?
○○)も、もしかして…ラ?
麻衣)ブ?
○○)ホテル…い、いやですよ!僕には蓮加がいますから!
麻衣)わがまま言わない!はい!連行しま〜す!
○○)ぎゃぁぁぁぁ、やめて〜〜〜!!
○○は無事例のホテルへ連行されました。
もちろん、家に帰ってきたのは朝になっていたとか。
To be continued……
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