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主人公補正OVA 14話後編



その後もいろんな動物を見て回り、気づけばお昼になった。

美月)そろそろご飯食べよ!

○○)うん。

あれからずっと山下さんに振り回されていたので、僕もかなりお腹すいている。

園内にあるレストランで昼食を取ることにした。

○○、美月)いただきま〜す!


美月)ん〜うんっま!

山下さんが舌鼓を打ってる間に、僕は気になっていたことを話した。

○○)山下さんってさ、いつ僕のこと好きになったの?

美月)ん?!ゲホッゲホッ!

○○)大丈夫?!

美月)きゅ、急にそんなこと聞かないでよ…

○○)ごめん、気になっちゃって。

美月)最初はね、史緒里と美波の恋を応援してたの。でも、気づいたら自分も好きになってて…いつのまにか誰にも取られたくない!って、思うようになった。あぁ、これが恋なんだなぁって。

○○)それじゃあ、僕が初恋…?

美月)まあ、自覚したのは○○君が初めてかな。

○○)そっか…

美月)そんな暗い顔しないでよ笑

○○)だって、せっかく僕のことを好きになってくれたのに、失恋させちゃうなんて…

美月)いいのいいの!今は純粋に2人のこと応援してるし、なんならまだ諦めてないからね?笑、多分私に限らずみんな○○君のこと諦めてないと思うよ?


確かに、これまで色んな子に色んな事をされた…

美月)2人の恋を邪魔しようだとか、そういうわけではないけど、私はいつでも狙ってるからね?ライオンみたいに。がお〜!

○○)可愛くて全然怖くないよ?

美月)そ、そういうことすぐ言わないの!もう…///


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○○)そろそろ退園時間だね〜。

美月)ねえ、最後にあれやりたい!

山下さんが指さしたのは赤ちゃん猿を抱き抱えて写真が撮れるというもの。

○○)いいよ、じゃあ僕が写真撮るから…

スタッフ)よろしければお二人でご一緒に撮りますか?

○○)え?!

美月)いいんですか?!よろしくお願いします!


スタッフ)じゃあ彼女さんの方が赤ちゃんを抱いていただいて、彼氏さんはもっと近づいてくださ〜い!はい、チーズ!!

パシャッ!📸

○○)これじゃあまるで…

美月)家族写真みたいだね?❤️

○○)あぁ…また蓮加に怒られる…

今度ばかりは1時間じゃ済まなそうだ…


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美月)今日は楽しかった、ありがと!


○○)こちらこそ、ありがとね!

動物園を出て、山下さんを家まで送り届けた。

美月)あ〜あ、まだ帰ってほしくないなぁ〜?

○○)でも、もう帰らないと…

美月)お願い!ちょっとだけ、ね?

○○)わ、わかったよ…

山下さんの押しに負けて、家にお邪魔してしまった。

美月)今日ね、パパのママどっちもいないんだ〜!

○○)そ、そうなんだね…

まずい、嫌な予感がする…

○○)や、やっぱり僕帰るね!

美月)逃がさないよ?

○○)うわっ!

美月)ライオンはね、狙った獲物は逃さないんだよ?

山下さんは僕の身体を指でなぞる。

美月)がお〜、襲っちゃうぞ?❤️


○○)もうこの展開いいって〜〜!!!

お決まりの展開になりましたとさ。

To be continued……

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