シンガポール人です。 私の祖母は日本のことをどうしても好きになれないのだ。
シンガポール人です。
— ジン (@zy_cheong) May 20, 2020
私の祖母は日本のことをどうして好きになれないのだ。
なぜならば彼女のお父さんは戦争時に亡くなったから。
彼女はまだ子供だった。
トラウマになるようなことをたくさん経験したと思う。
でも私はどうしても日本に留学したかった。
「おばあちゃんごめん、私も本当は→ https://t.co/buPp6j3qUL
←おばあちゃんの好きじゃない国を好きになりたくなかったんだ。本当はアメリカとかを好きになりたかった。でも日本が好きなのよ。なぜか好きなのよ。だから、行きたいのだ。」
— ジン (@zy_cheong) May 20, 2020
「安心して、中国留学にも行くから。4年間ずっと日本にいるわけじゃないよ。」と、私は彼女に言った。
彼女はこう→
←答えた、「あなたを育ったのは私ですが、所詮親じゃないから行かせないことはできない。行きたいなら止められない。」
— ジン (@zy_cheong) May 20, 2020
その後、私は早稲田大学に入った。
彼女は他の親戚にしばらく言わなかったのです。言えなかったのです。
「ジンは日本の早稲田大学に行ったよ」ということを→
。
←ちょっと悲しかった。
— ジン (@zy_cheong) May 20, 2020
入学式の写真をフェイスブックにアップロードしました。
実は、すべての親戚に投稿を非表示に設定したのです。
「おばあちゃんが言わないなら、私も言わない」と思って。
ちなみに「北京大学に行けるよ!受かったよ!」と祖母に報告したら、あっという間に広がった(笑)。→
←「あと何年で卒業?2年?」と祖母に聞かれます。
— ジン (@zy_cheong) May 20, 2020
「うん、そのぐらいかな。」と答えてしまう。
本当は、ごめん、日本に就職したくなった。
一生住むかも。
ごめん。たぶん卒業しても帰らないよ。
でもそんなこと言えないよ。
私もシンガポールに住みたくなりたいよ。
でも私は日本語で生きたい→
←そう、日本語で生きたい。日本語喋ってる時の自分が好きだから。言語によって性格が変わる。そして、日本語モードの自分が一番好き。
— ジン (@zy_cheong) May 20, 2020
私は偶然、日本語に出会ってしまったのだ。
独学でここまで喋れるようになってしまった。
好きになってしまったのだ。日本語を、そして、こんな自分を。→
←日本で家庭教師をやった。横浜のインターナショナルスクールに通ってる(日本人の)子供の。すごく優しい家庭だった。
— ジン (@zy_cheong) May 20, 2020
私は祖母に言う。「横浜のお母さんが、またお弁当を作ってくれたよ」と。
「良い人たちだね。ちゃんと感謝しないと。シンガポールのお土産を返さないと」と、彼女は言う。→
←そうだよ、おばあちゃん。日本には良い人も悪い人もいる。だって、人がいっぱいんいるんだもん。
— ジン (@zy_cheong) May 20, 2020
そう思ってほしい。
でも彼女はやはり、日本人を許せないのだ。
そして、たまにそのような人種差別発言をする。
愛してる大人の人種差別発言を聞くのは、辛い。
でも彼女はたぶん一生許せない。→
←私一人の力じゃ彼女のような人の考えを変えられないよ。
— ジン (@zy_cheong) May 20, 2020
どうか力を貸してください。
皆様は悪くない。だから「謝れ」って言うのもちょっとおかしいと思うけど、
このままじゃ何も変わらない。
祖母の世代が全員亡くなったらこの問題は解決されるのだろうか。
違うと思うんだ。→
←涙が止まらないからここまでにする。
— ジン (@zy_cheong) May 20, 2020
すみません。
そして、ありがとうございました。
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