24歳の原点

今は4月25日の午前2時19分。
いつから書いていないか見てみると、四ヶ月前。
何者を書いた後からだ。
意外に経っていない。
大丈夫だ。
今日は痒みとの決着と、開業届の話だ。

本当は9日に投稿しようとした。
内科で身体検査をしたから、その結果を日記ついでに書き込んで、紙のデータを処分してしまおうと思ったからだ。

去年の11月か、もっと前から続いた痒みとの戦いは、とうとう終わった。
ダニを疑い、カビを疑い、アレルギーを疑い、ストレスを疑い、病気を疑った。
物件、乾燥、血の汚染、代謝、脱腸などもあったか。
内科に行って血液と内蔵疾患の可能性はおそらく無いと分かった。
後日、皮膚科にかかった。
全身に薬を塗りたくられた。
その日の夜も言われた通り、付け過ぎなぐらい薬を塗って、ベトベトに成った全身のまま服を着る。
それを毎日続ける。
すると、今までが嘘のように体中の荒れが引いていった。
まだ痕とちょっとした痒みは残っているが、ひどい痒みに襲われる事はほぼ無くなった。
そしたら、行動する体力が湧き出てくるというか、もともとあったエネルギーがちゃんとした事に使えるように成ったような感覚で。
今はやる気に満ち溢れている。

分析してみよう。
まず俺は何らかの理由で体を掻きむしった。
それは腸の乱れやストレスかもしれない。
分からないが、それにより肌が荒れたのだ。

これを治すために、醜悪の根源を正そうとした。
考えられる要因を、一つ一つ改善していったのだ。
でも、治らなかった。
完全に改善できていないのが悪かったのかもしれない。
長く続けた習慣もまた、すぐには直せないのだ。
ではどうするべきか、答えは単純だ。
病院へ行く。

俺は順序を間違っていたのだ。
今痒すぎる理由は、荒れた肌に刺激を加えてしまって、掻いてしまうことで更に刺激が加わって、更に荒れていく不のサイクルにある。
するべき事は、傷口を塞ぐことだったのだ。

ただ、今までやってきたことが無駄だったわけではない。
原因となるものは生活から正していく事は大事だ。
それでも荒れたら第一に病院へかかる。
それが、アトピーと向き合って生きるということなのだ。

自分がアトピーであることは分かっていた筈だった。
でも知らなかったのだ。
物心付く前に病院で言われていて、後から親を通じて知った。
自分が面と向かって医者からアトピーだと言われてないから、実感できてなかった。
自身を面倒な疾患持ちだと思いたくなかったのだ。
明らかなのに。
だから去年もその前も病院へ行く程ではないと甘く見ていたのだ。
かゆみ止めすら買っていない。
生活の何かを正せば良くなると、良くならない結果に目を背けて。

今回はようやく向き合えたということだ。

間違いなく痒みというのは複雑だ。
掻き傷が治まった今でも、原因不明の痒みが来ることがある。
少しでも抑えられるように、規則正しい生活をしよう。

それとは別口で、今日、開業届を出すことにした。
去年は確定申告をしなくてよかったのだが、
今年は雑所得が基準を超えるからしなくてはいけない。
だから経費を使うためにも、起業を決意したのだ。
特にデメリットもないし、肩書があった方が嬉しいかとも思った。
駐輪場の契約や、展示会の申込みにも屋号がなくて困ったこともあるし。
とりあえず、昼頃に税務署に書類を提出しようと思う。
記入は済んでいる。

ついでに今月16日に24歳に成った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?