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卿卿日常〜その哀哀日常のすべて Epilogue

《贅婿》の放映の際
冒頭と末尾だけのゲスト出演のため泣き崩れ
コミカルで楽しそうな本編に居ない暁晨に涙を拭った私

《卿卿日常》と同じスタッフによる《贅婿》

"もし《贅婿》本編に暁晨が出ていたら"
を本当に叶えてしまった、だけでなく
《卿卿日常》は作品自体が《贅婿》を超えるヒットとなった。
ーーーで、どうなったかというと。
悟らざるを得ない
『だって張暁晨なんだもん』
という現象ーーー。

《卿卿日常》の少し前、日本でやっと放映された《贅婿》を見た私は
"この作品の本編に暁晨が演じられるようなキャラクターはいなかった"
と感じた
いかにもな顔だけノータリンな横恋慕男は若すぎて無理
中身がクソな顔だけ御曹司も若くてクソで無理
憎みきれない盗賊の幹部は下品で無理
カンロクありそうだけどパンチがイマイチな盗賊のかしらはトシが行き過ぎているのと特に役割がなく無理
可憐なお嬢を密かに慕う若いイケメンくんはワンコすぎて無理
ひたすらピエロな従兄弟(中の人は尹岸兄さま)…は論外
そうして得た結論は

《海上牧雲記》牧雲徳

「張暁晨が演じる、というだけで狭まる条件」だった

まずお頭。張暁晨が演ずるからにはノータリンはNG。

《大仙衙門》任平生

次に立場。やはり優雅な所作が活きる高貴な身分が必要だ
あまりに下賤で下品なものも却下だ。

《千古玦塵》玄一

そして鬼畜な所業。庇いようがない酷いものはそぐわない。暁晨が演ずるのだ、確固たる要因と理念を有した、哀れで気高い、賢いキャラクター…

だがしかし
今回の尹嵩兄さまは
頭良くない
行いが鬼畜
全く庇えない生い立ちと所業
はっきり言って《贅婿》の中身がクソな顔だけ御曹司、と大差ない役柄だったのだ

そして
あれほど願い夢見たレギュラー…最初から最後まで出番がある役柄だったものの
多い出番はひたすら嫌われて退場を秒読みされることとなった
これ以上視聴者を敵に回すくらいなら
一瞬の出番だけのゲストの方がまし、という
アホみたいな展開だった

主役はもちろん言うに及ばず
全くと言っていいほど敵対したり嫌がらせをしたりするキャラクターがいず
新たな展開となってもそのキャラクターを愛さずにはいられない、作品を愛さずにはいられないーーー

セット衣装脚本音楽カメラワーク!

全てにおいてセンスが光りわくわくさせられクスリと笑わされジンと感動し幸せな思いにキュンキュンさせられるーーー
とにかく傑作だった

そんなキラキラ光る宝石のような輝きと
ほんわか温まるハートフルな安らぎから
全く縁遠かった唯一人の登場人物、それが尹嵩兄さまだったのである

よりにもよってこんなメガヒット作で
全ての視聴者の殺意を毎回煽り
更なるクソ案件を盛られるばかりの毎日
私は本当に毎晩泣いて床に就いていたのである

"悪役は必要で悪役がいるから物語は面白くなる"
"悪役が演じられるのは実力がある証拠"
"独りでこんなクソ役を担ったなんてすごい。なぜこんな役を受けたのかしらね"ーーー

分かっている
この役を演じたいと思いオファーを受けたのは暁晨で
じっさい嬉々として演じていたのだ
しかし私たちファンは
自分の推しが演じた役が好感を得たり
演じている暁晨をカッコイイとかステキ!とか、大好きとか惚れたとか痺れたとか言われるのを夢見るわけで

殺してやりたい
許せん、何とかしてこいつを退場せしめることはできないものか
早くいなくなれ
など
下手をしたら主人公の賞賛よりも多かったのではと思わせる

出番を惜しまれるのではなく
漸く居なくなってくれた、あばよ紫芋
二度と戻って来るな
二少主退場!そして元英はーーー

話の筋も続く元英との別離に食われてしまったのである
寂しい悲しい虚しいの三乗
それが私にとっての《卿卿日常》となった

もう一つ
暁晨が原因で悲しみが増したのが
あの"尹嵩兄さまは善人"発言だ

誰も、もちろん私もいつものペテンだと思い当初信じなかった

しかし
念押しして聞いてみた私に返した
"是"の言葉

そして
"名誉回復に邁進する!"という言葉

加えてどこで登場するかわからない予告で流れた
"尹嵩兄さまを待ち伏せし自己アピールする女子"
"くしゃみをするコミカルな尹嵩兄さま"
という
他のキャストと同じような"楽しそうな"シーンだった

11話で回収。女子は郝葭でこれは彼女の姑息な計略だった。残念極まる
16話で回収。たんに悪事を行って尹岸兄さまに呪われたシーンだった

この二つに期待を懸け
"もしかしたら尹嵩兄さまは改心し、最後にはコミカルな描写もしてもらえ、和気藹々とした雰囲気で万事めでたしめでたし、すてきな作品だった!で終わるに違いない"
と希望を捨てられなかったことも
新しいエピソードを見る度に
"今回も最悪""今回は前回を上回る最悪"
という具合に病んでゆく原因の一つとなった
頼みの両エピソードが回収され
どちらも期待した展開とは違い
ついに廃嫡、投獄、流刑という展開になるまで
"尹嵩兄さまも和気藹々とした仲間に入れてもらえる"
という希望は潰えたのだった

つまり
暁晨が主張していたのは
"尹嵩はクソに違いないが中の自分は違うということを証明せねば身のキケンに晒される"
という自身のことと
"尹嵩はきっと痛い目に遭い、積年の不満をぶち撒けることができてサッパリし、ゼロから我が身を立てることできっと善人に生まれ変わると信じている"
という希望を尹嵩に託した、というオチだったのだ。

一言言わせてほしい
"やっぱりペテンだったじゃないの!暁晨めえ、またやられた!!"ーーー

収官に寄せて

暁晨が自身の退場に寄せて微博にアップした収官作文を紹介します。
彼は自身の出番の放映が終わると、撮影時の所感やスタッフらへの感謝の言葉を出します。
作品がまだ途中であっても、これが出されればそれは彼の出番が全て終わったことを示すものです。

2022年を振り返ってみると、良い時も悪い時もあっという間で、いつも時間がどんどん減っていると感じます。 僕はいつも物事についてほとんど深刻にならず、表面上は呑気にしているけど、心の中でこれらの儚い瞬間についてふと考えてしまう。

幸いなことに、仕事をしているときはある種の安堵を得ることができます。集中してないって意味じゃなく。

今年もいくつかの撮影を終えました。古装劇、ファンタジー(神仙もの)、現代劇、SF、そして革命的な題材のものまで、様々なジャンルのものを追求しました。

クランク・アップ。最後のシーンは朝堂での全てのカット。一度に撮影されたと思われる。
《星環》中国初の8Kで制作された短編映画。主役。
《白日夢我》主人公の育ての親、叔父役。愛情を持てるだけ注ぐ
《七時吉祥》天帝役。強大な神力を正義以外にも使う、まさに張暁晨的天君
上海で海外ブランドのファッションショウのゲストとして招かれる

撮影中はいつも僕自身の喜怒哀楽、そして役柄の喜怒哀楽、役柄が抱えている心の傷と共にあります。
これは、ポジティブな役とネガティブな役どちらにも当てはまり、役柄の人生そのものはスパイスにすぎません。
2021年のクリスマスイブに《卿卿日常》の仕事は始動しました(衣装合わせ、脚本の読み合わせなど)。正月を挟み、いよいよ二月から本格的にセット入り(浙江省の横店撮影所)し、尹嵩の生活がスタートしました。

尹嵩、悪人だ。いい役柄ではない。けれども、僕は最初に台本を読んだとき、《風起隴西》で演じた黄預以上に不安を覚えました(黄預のときも、あまりの残虐で冷酷な役で最初は怯んでいた)。
どのように取り掛かり、どのように終わらせる?彼にどんな説得力を与える?
どのくらい僕に似ている?
説明するのは難しい。
尹嵩のいったい何が僕を惹きつけたのか?
彼もまた非常に難解なキャラクターでした。
悪人の皮の下には難しい心情とあらゆる種類の困難があるものです。
あらゆる種類の困難!皆彼があまりにも卑劣で憤慨するに違いない。しかし、僕を惹きつけたのは正しく彼の苦難だったのです。

2月に撮影していた時は春節で、僕は家族と一緒に横店に行きました。彼ら(奥様と2歳になったばかりの一人息子だけか、双方の、または片方の両親や親戚と一緒だったかは不明)は春節に他の場所に行きたがっていました。

暁晨の奥様詩婭さんと息子のぐるぐるちゃん

彼らが僕と一緒に滞在したのは数日でした。
僕はこれほど毎日、撮影に忙殺されるとは思っていなかったのです。
出演シーンが集中しており、基本的に朝から夜まで仕事をしていなければなりませんでした。
当初は尹嵩のデティルがよくわからなかったので僕はあまりキャラクターの形を作らず撮り始めたのでしたが、昼夜を問わず撮影していたため、春節に家族と過ごす時間はほとんどありませんでした。
3日間の撮影後に、僕は家族にどうやら戻ってもらうしかなさそうだと言いました。
役づくりにもっと集中するべきだと思い直したからでした。
私の息子は小さな恐竜を置いて去りました。

それからは楽屋、撮影、ホテルのみのローテーションを守り、尹嵩に入り込めるようにしました。この作品以前には、僕はこんなにも家族的な雰囲気を持つ、古装ドラマに参加したことがありませんでした。

ついに見つけたーーー!
毎日部屋に戻り天井に息子が置いていった恐竜を見ると、一緒に過ごす筈だった当初の計画を実行できなかった寂しさが胸に迫ってきました。
この気分は本質的に僕の内心と尹嵩の魂の融合に役に立ちました。

彼は僕と同じように必死に愛を求めている。この愛への渇望が彼の獰猛さや外見と何の関係もないとしても、常に彼を駆り立てる理由は、執着、愛と後悔、そして孤独から来ています。

撮影も半ばを過ぎた頃には、反目する役柄の俳優たちと監督とのたゆまぬ議論のおかげで、完全に役に入り込めました。 アドリブのアイディアも次々生まれ、演じる喜びに浸れたことは大きな挑戦で、とても新鮮な感覚でした。

あれから早一年、尹嵩の物語も終焉に近づいています。 最終的な結末を前にして、父親からの評価にばかり怯えているような彼が、どこまでも酷い自らの愚かさになぜ気付かなかったのか。どうして変えられなかったのか。なぜ彼はいつもさりげなく、殊更冷静なように見せかけていたのか?

彼は自身の短所から目を逸らしていた。いつしか嫡長主という名に全てを依存し、尊大で傍若無人になっていった。彼は自分が無能なことを知っていたーーーこれは僕が彼を演じるにあたって見つけた鍵です。

僕が予想した通り、視聴者は彼を徹底的に憎み、相当に忌み嫌いました。僕は演じた本人だから当然理解でき、尹嵩を庇い反論するつもりはありません。

毎日賑わった罵倒する場

この役は僕にとって特別なチャレンジでした。
しかし、僕は彼を信じています。数多の浮き沈みと変遷を経験した後、尹嵩は間違いなく彼が描いた夢を叶え、いつか目醒めることができると信じています。

時が経つのは早いもので、当時はとても寒かったことを今でも覚えています。空は雪片でいっぱいでした。

尹嵩。すべて上手く行くよう願っているよ。僕も貴方も、新しい人生の物語を描き続けよう。縛られていないのは素晴らしいことだ。二度と悪いことはしないで。


最近、気温が急激に下がってきました。服を着込んで温かくして、家族団欒をして下さい。次の作品で会えることを願っています。 《卿卿日常》が長い虹のような高視聴率を収めますように。さようなら。

"中秋の宴"の収録後の家族写真


P.S.彼が演技のためにいつもひげを生やしている理由について:

ここ数年は、基本的にひげを生やしたものを撮っていたので、慣れてきました。 今後機会があれば綺麗に剃ることも可能です… 皆さんのコメント拝見しました~

当初の穏やかで哀しげな様子から次第に激昂してゆき悔しさに歯軋りするまでの感情表現

暁晨は尹嵩を演じるにあたって
"家族とは?息子とは?夫とは?"
という観点を、家族と離れて毎夜見上げる息子の風船から見出した。

撮影途中でその風船が不慮の出来事で捨てられてしまい、穏やかな愛を切望し叶わず全てを奪われた尹嵩の心情により寄り添うことができたのだろう。

尹嵩兄さまからは想像がつかないかと思うが、暁晨は大変な愛妻家であり、良きパパだ。
皮肉なことに、尹嵩兄さまを演じた俳優は"誰よりも素晴らしい夫であり父親"だった。

三年前、暁晨は生涯で最も長い期間付き合った詩婭さんと結婚した。

詩婭さんは一般人だ。暁晨から一目惚れした。彼女は非常に独立した気概の持ち主で、そのため時には激しい喧嘩を何度もし、その度に暁晨は落ち込み憤り、何度ももうこれで終わりだ、自分は二度と誰かに恋したりしない、などとぶち撒けていたものだ。
しかしその執着はやはり愛の深さでもあり、遂に彼女を花嫁としてその腕に抱くことができたとき、彼は感極まって号泣してしまったほどだった。

この抱擁シーンは大変感動的だった。
同時に、暁晨という人間の純粋さと誠実さを表した出来事だった。

常に妻を持てる愛全てで包み込み、それを衒わず表し、感謝する。
授かった息子に対してもそれは同じで

妊娠中から妻子へ注ぐ愛しい眼差しは止まることを知らず、

撮影先から飛んで駆けつけその腕に抱き、
コロナ禍で自宅で缶詰になりながら母親以上に赤ちゃんの世話をした。
夫が仕事がら不自然な時間に寝起きすることに慣れていたのは、妻の詩婭さんにとって非常に幸運だった。

いつも全力で遊んでくれるパパ

暁晨が日頃から見せてくれていたこれらの写真は
放映中の尹嵩兄さまの非情ぶりや酷い行為に憤った非難の嵐から彼を守ってくれた。
張暁晨で検索するか、彼の微博のアカウントを訪れれば、このような写真を山のように見ることができる。
また今回は、公式も人気と役所に関係なく、分け隔てせずに同時配信や劇中スチル、各種海報、などをしてくれ、非常にまめにコメントを返したりと誠実さを見せてくれた。
《千古玦塵》のスタッフとはえらい違いである

一回めの同時配信では、暁晨が嫁二人に謝り、ヒゲを剃った

二回めは、話題が暁晨の息子に及び、普通の子煩悩パパな姿を他のキャストのファンにも知ってもらえた

滅多にない機会、本人はあまり喋らないまでも、大変楽しんでいた。
キャストらは彼を"暁晨哥"と呼んでいた。
メインキャストらからすると、39歳の彼はもう中堅どころの先輩なのだった

3回めは暁晨はもう退場した後の、最終回に行われた。

一年前に共に過ごした卿卿日常ファミリー。それぞれの家、それぞれの現場から、再び集い仲良く喋る。
劇中では一人憎まれる役回りだったが、こうして《卿卿日常》ファミリーとして加われたことは得難い幸せだ。

卿卿日常公式より
"張暁晨が見せた尹嵩の憎たらしく悲しく哀れで嘆かわしい演技に感謝を。《卿卿日常》のファンたちは、彼が憎らしくてたまらず毎日イライラした日々を忘れられないに違いありません。
今度は罵詈雑言が乱れ飛ぶような役ではない時にお会いしましょう。心穏やかに…

公式が暁晨の収官作文に寄せたコメント
"張暁晨に感謝を。今回この尹嵩を心を込め、複雑に素晴らしく演じていただきました。
また視聴者に尹嵩というキャラクターへの認識を深めさせました。
今ここに二少主に別れを告げたいと思います。
彼が人生の意味を見つけて、あらゆることを経験した後、良い人生を送れることを願っています。また、皆さまが愛を得、愛を学び、人生の新しい愛の章を一緒に書き続けて行かれることを願っています"

Behind the Scenes

郝葭に暴力を振るう3つのシーンから。
リハーサルではごめん、と暁晨が小繧に詫びたり髪を掴んでもいいわよ、と小繧が言ったりと相談しながら演じていたことがわかる。

"いい人を演じたいのになあ"
"貴方はとことん悪人よ"

今回のオフショットで最も嬉しかったのはこの虹色七兄弟だった

この中で尹嵩兄さまは紛れもなくファミリーの一員であり
嫡子庶子関係なく兄弟なのだった
和気藹々のショットの中に暁晨もいるのは非常に稀である
本当に本当に嬉しい。
クランク・アップのシーンがこの兄弟揃い踏みの時で良かった

こちらは恐らくクランク・インの時のものだろう
いつものシャツにいつものガウチョにいつものボロ靴である

ファン・ミーティング

年末に突然告知されたファン・ミーティングに暁晨の名前があった。
本編と違い同じ屋根の上に載せてもらえた喜び笑

暁晨は前日に山東省まで出向き、会場のオースティンホテルへ。

当日は黒のタートルにベロアの青のジャケットという姿で登場。よかった…普段のヨレヨレ酔いどれ作務衣とかじゃなくて…

尹嵩兄さまさながらの足組み姿

五弟の昌隆が"二哥の時が弾幕が最もスゴかった"と言われ恥じ入る
"何か舞台裏のエピソードを聞かせて"
と言われた暁晨

暁晨は正月の晩餐で
郝葭に食べさせていたシーンを紹介
テーブルの上の料理が全て酢の物だった話をしたが

そんな話をいったい誰が面白いと思うだろうか
見事にスベっていた上に

面白い話なら郝葭役の小繧に、と振ったら

小繧は険もほろろに見捨てたのだ
小繧の人間性と品性を疑った
事実はドラマよりも奇なり
暁晨がこのような冷酷な人間でなくてよかった
私は却って溜飲を下げたものである

代わりに好感度が爆上がりしたのが隣の劉美含だった
彼女は両脇の男性二人に分け隔てなく話しかけ
媚を売るような仕草もせず
大変よかった

ただ公式からの演出上分け隔ては存在した
途中の進行を3、6、5、いわゆる好感度レギュラー陣に担当させたり

女性陣に悪態を吐かないといけないシーンでは
"悪口なら二哥だ
二哥出てこい!!"
と女性陣が喚くなど
最優秀紳士風度賞受賞者でフェミニストな暁晨ができようはずもない
ここの素振りも大変に上品で言うこと無しだった

ボディービルダーのポーズからダッシュし先攻後攻を決めるさいには

抜かすと見せかけて急ブレーキ!
迸る優しさと紳士な振る舞いに黄色い声が谺した
どうです!

輪投げは決めた!さすが外さない男!

白敬亭とのモーメントもあった
自然な兄弟のすがた
暁晨が朗らかで穏やかで
優しい人間らしいということを他のファンに知ってもらうこうことが重要だ
そういう意味ではこのファンミーティングはお呼びじゃなくても参加できてよかった

踊ったり麺を啜ったりと
急に決まったこのイベントはなかなかに内容がグダグダではあったが

暁晨は
"久しぶりにステージの上に立って、わいわい騒いでまるでバラエティ番組みたいで楽しかった"と。

ーーーそう、彼はアイドルだったのだ。
芸能界に入って最初のノウハウは、ステージに上がってマイクを持ち、司会や進行をしたりパネラーをしたり踊ったり歌ったりの毎日だった。

左は因みに俞灝明

演技の専門機関を唯一経ていないそんな張暁晨が今回、演じきった尹嵩という唯一悪は
誰が演じた役柄よりも
もしかしたらインパクトを残したのかもしれない
《卿卿日常》に尹嵩兄さまが居なかったら?


1話でも早く居なくなってほしいと切望されたが、この限りなく優しい
限りなく穏やかで理想的な夫、理想的な父親である彼が、どんな気持ちで、どんな覚悟であの尹嵩を演じていたか、ーーーそれを知ってもらい
もう一度、違う視点で嫡長主を見ていただいたなら、理想とほど遠い彼とは正反対の役所に"哀哀"と過ごさなければならなかった私の心情を、ご理解していただけるかと思う。

最後は、卯年にちなんでウサギの赤いカチューシャをつけて!
仲が悪かった尹岐兄さまのカチューシャを直してあげている暁晨
この二人も《鳳凰の飛翔》で共演している

本年が良い年になりますように
願いを込めてーーー

楽屋(控室)にて

《卿卿日常》の張暁晨はいかがでしたか。
また所感をぜひお聞かせください。






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