ファスティング3日目
やぁみんな。かずです。
悲報です。今日から固形物が食べられません。固形物が食べられないんです。もう一度いいますね、固形物が食べられません。
お酒もしばらく飲んでませんね。よく正気を保っていられるなぁとつくづく思います。あ、つくづくって、「熟」って書くんですね。
食事
朝は、ダラという地域に行くため、朝ごはんをみんなで飲んでる暇がなかったので、各々で摂取することにしました。僕は、無糖豆乳にバナナを加え、からし菜を混ぜてフードプロセスしたもの、すなわちスムーズィーを一飲みした。これが、今日から3日間続くのか。歯が休業を開始しました。お疲れ様でした。
ダラは、大使館などが注意勧告をしているくらい、危ない地域だ、という認識がみなさんの中にある。ヤンゴンの南、パンソーダンというフェリーターミナルがあるところから、5分で行ける町、それがダラだ。
船で渡ることになるのだが、この船、実は3隻日本が寄付したさくら号なのだ。だから、日本人はタダで乗ることができる税金ちゃんと納めといてよかった。こういうとき偉そうな顔ができる。
朝、ダラにあるChu Chuというソーシャル団体に訪問し、取材インタビューを行なった。これに関しては、また別途ブログで書きたい。
お昼ごはん
ご飯が出ないのに、ランチのことをお昼ごはんというらしい。非常によくない。ごはんはもうないのだから。
お昼は、スムージーにプロテインが入りました。タンパク質の摂取が難しくなると、筋肉量が相当落ちてしまうからだそうですね。断食して、最初に落ちるのは体の水分。そして筋肉。そして脂肪。時間がかかるなぁ。
みんなでスムージーを飲み干すと、なんとも言えない虚しさと満腹感で満たされました。確かに、お腹は膨れるのです。調教されたこの体は、確かに、満腹感を覚えたのです。ただ、どうでしょう。人は、なぜ食事を取るのか。生命を維持するためなのに、僕らはそれを手放していいのでしょうか。
晩御飯
この日の最後の食事も、スムージーでした。スムージーがもうよくわからなくなりました。頭痛もやばいし。こんなんで痩せているのだろうか。明日こそは体重をみんなで計ってみよう。
あ、そうだ、今日は20時から送別会があったんだ。可愛がってた子が週末に日本に帰ってしまうのだ。
サンチャウンの新しいレジデンスに招待された先では、地獄が待っていた。焼肉にお酒にウィンナー、そしてピザ。フルーツもあるし美味しそうなご飯のラッシュに、僕は目眩さえした。
今週は、いろいろと予定をいれていたんだ。いろんな人との会食やイベントに、僕は再び暴飲暴食をするとこだったのだ。それなのに、このファスティングのせいで、すべて見送っていかないといけない。断るたびにお腹がなって罪悪感がよぎる。誘惑はさることながら、段々と酔っ払っていくみんなを横目にシラフのぼく。
飲み会はてっぺんを越し、何人か帰っていく。家主は裸になり、スイカ割りが始まり、すね毛を剃りながら、乳首を舐めている。何を言っているのかわからないと思うが、目の前で起きている全てをぼくは書いているだけにすぎない。突然始まるカラオケに、横でキーボードを奏でるぼく。
しかしこの日もきちんと断った。飲食をぼくは断ったのだ。このぼくが!飲食を!!
何か一つ乗り越えた気がした。日が変わったのだ。
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