25Kモデルが開発されるテスラのR&Dセンターが完成

年内には試作段階に入ると噂されています。
2021年10月21日午前10時14分(米国東部時間

テスラには、現在取り組んでいるいくつかの重要なプロジェクトがあり、それらはすべて異なる理由で重要な意味を持っています。今の最大の優先事項は、Model Yをテキサス州とドイツで生産すること、そしてCybertruckの製造を開始すること、さらにロケットエンジンを搭載したRoadsterの開発を継続することですが、もうひとつ、今進行中の大きなプロジェクトがあります。

それは、今話題の2万5,000ドルのモデルです。このモデルは、テスラをより多くの人々にとって手の届くブランドにすることを約束する車です。このモデルは、主な市場である中国で設計され、建設が進められていた特別な研究開発センターで製造されることが大きな特徴です。

実際、テスラは8月にこのセンターで働くエンジニアやデザイナーを募集する広告を掲載しており、その時点では完成間近でした。今回、テスラは最近の決算発表の場で、中国の研究開発センターが完成したことを確認しましたが、追加情報はありませんでした。

2万5,000ドルのテスラは、おそらくモデル3よりも小型のハッチバックになると予想されますが、それでも非常に優れた航続距離、性能、技術的特徴を備えているでしょう。このモデルが市場に投入されれば、ICEモデルの販売台数を奪うことになり、世界的なEVシフトの加速に貢献するのではないかと推測する人もいます。

いずれにしても、2万5,000ドルのモデルを開発する研究施設を完成させ、プロジェクトに従事する人材を雇用する以外に、テスラはこの車のサプライチェーンにも取り組んでいると報じられています。また、テスラは早ければ2021年末にもテスト走行を開始するのではないかと報じられたこともありましたが、その後、追加の確証は得られていません。

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