【基礎知識】マイキング:オンマイクとオフマイク
基礎知識としてマイキングのオンマイクとオフマイクについて記事を書いておきます
簡単に言いますとマイキングの距離のことです
マイキングは人それぞれ声質と環境に合った距離感があるので個々で探りましょう
基本マイクスタンドを使って録音しましょう
●オンマイク-マイクに近づいて歌う
オンマイクはマイクと口の距離が10cm以内になります
ライブだとむしろゼロ距離の人もいます
何も考えずに歌う場合はオンマイクで歌っている人がほとんどです
・マイクとの位置が近いので入力音はもちろん大きくなります
・近接効果により低域が強調される
・細かい息遣いまで鮮明に録ることができる
・周囲の環境音が入るのを抑える
・細かいニュアンスを録りたい場合に向いている
声量が細いなと感じる方はオンマイクで歌いましょう
●オフマイク-マイクから離れて歌う
オフマイクはマイクと口の距離が30cm~50cmほどと言われています
普通に生活してたらこの発想にならないので知らなくて当たり前です
・マイクから離れるので入力音は小さくなります(IF側で音量をあげてやる)
・オンマイクと比べるとクリップしにくい
・余計な低域が出にくいのでスッキリした音になりやすい
・環境音を拾いやすい
声量の太いパワフルシンガー向けです
ダイナミックかつ音量の抑揚が激しい歌い方の場合もオフマイクが吉です
●終わりに
基本的に音量は均一になるようにを心がけて録ります
人それぞれ声質や環境によって最適なマイクとの距離があるので
良い距離感を見つけたら床にガムテープで目印をつけておきましょう
このことをバミると言います
ステージなどに目印として床にテープが貼ってあるのもそのためです
というわけで今日はこの辺で!ではまた
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