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BIDとASK



はじめに



腹筋ローラーとプランクやってプルプルしてるずんやで。

さて、今回は「BID(ビッド)とASK(アスク)」について。



これ結構知らなかったりよく分かっていないひとが多いみたいだから、わいの考えを含めてなるべく分かりやすく説明するよー。

※ググってもなかなか詳しいこと書いてなかった



でも書いてるうちになんだかめんどくさくなったからもっと詳しく知りたければ自分で調べてねー🤣






BID?ASK?なんじゃそりゃ



それを説明する前にこんなこと経験ない?



ケース① ショートのTPに届いてるはずなのに利確されていない

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ケース② ショートのSLに届いてないのに損切りにかかってる

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ケース③ 指値が届いているはずなのに約定していない

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こんな経験したことあるかな?



先に結論を言うと、これらは全て【チャートの設定がBID値になっているから】ということ。




FXには常に2種類の値があって、それがBID(ビッド)とASK(アスク)


詳しく説明すると逆にややこしくなっちゃうから、トレーダー目線でめちゃくちゃ簡単にいうと【BIDで売ってASKで買う】って覚えておけばOK。



チャートの設定がBID値(売り)になっていることで、買いの約定をするときに誤差がでるという問題。

買いの約定=新規ロングエントリー、ショートエントリー後の決済(TP&SL)



ちなみにチャートでいうとMT4の基本設定ではBID値のみが表示されている。(追加でASK値を表示させることも可能)


チャート左上のワンクリックトレーディングなら左がBID(売り)で右がASK(買い)。

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チャートに表示させたらBIDが下でASKが上。


エントリーした瞬間にどの値段で約定されるかということでもある。


勘のいいひとは気づいたと思うけどこのBIDとASKの差はスプレッドになる。



だからもしいまこの瞬間のショート(売り)をすると1891.138で約定される。これはチャートがBID値だから現在のロウソク足のところ(青い〇)。

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ほなロングをするとどうなるのかというと、buyは現在のロウソク足より少し上のASK値である1891.438で約定される。(赤い〇)



この「売り値と買い値の差がスプレッド」なんだよね。売りが1891.138で買いが1891.438だからスプレッドは3.0pipsということ。



通常だとBID値しか表示させていないひと(てゆーかそれが初期設定)が多いと思うけど、わいは絶対にASK値も一緒に表示させている。


買いの値が分からないといろいろ困るし、ASK値を把握することでメリットもあるから。





ASK値の表示方法



パソコンのMT4なら、チャート上で右クリックして【プロパティ】→【表示タブ】→【買いラインを表示】にチェック。ちなみにカラータブで色を変更できる(わいはシルバーにしてる)

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スマホMT4なら、右下の【設定】→【チャート】→【アスク価格ライン】をON。(iPhoneの場合)

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スマホMT5ならこう。

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ASKを表示させるメリット


簡単にいうとスプレッドをしっかり把握したいから。

だから特にスキャルパーなら意識してほしい。※エントリー足が15分足以上ならまず必要ないから無視していいかも。

1分足でエントリーするひとはASK値の表示は必須だと思ってる。

ASK値を表示していないスキャルパーはちょっと疑っちゃう。(個人的見解)




少し具体的にメリットをいうと


・スプレッドの広さを目視で把握できる。

 →パッと見てスプレッドが見える化できるといことは素晴らしいこと。とくに1分足や5分足だと重要になる。

市場開始や欧州やNYへの切り替わり時、重要な指標時は急にスプレッドが拡がることもあるから、それがBIDとASKを同時に表示させることで一目瞭然となる。



・ボラの大きさの目安になる

 →スプレッドとボラを比べる。値幅に対してスプレッドをみることでいまエントリーすべきか見送るべきかの目安にもなる。

今回の1分足ではレンジっぽいけど値幅に対してスブレッドが広すぎるからわいならレンジでのエントリーはしない。

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・ASKは買いだから、ロングエントリー(買い)の場所とショート決済(買い)の場所が明確に分かる

 →BID(売り)しか表示させてなかったらどこで買う(どの位置で約定される)のかということが分からない。だから最初に載せた例のようなことが起こる。以下にて詳しく説明。


ケース①:ショートの決済は買いだから、きちんとASK値がTPまで届いていないと約定されない。BID値がTPに届いていても意味がない。(このケースではASKを表示させていれば、ASKはTPに届いていないはず)

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ショートの利確はBID(売り)ではなくASK(買い)で考える必要があるから、キリ番やレンジ下限で利確をしたいときはジャストの位置ではなく、ASK値である少し上に設定する必要がある。




ケース②:これも同様にショートの決済は買いポジション。つまりSLもBID値ではなくASK値によって決まる。だからBIDでは届いていないように見えてもASKを表示させていたら届いてしまっている。

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もしショートのSLを設定するならそこも考えておかなければいけない。例えばダブルトップジャストやキリ番などでSLを設定するならASK値を考えて少し上に設定する必要あり。



ケース③も同じ感じだから考えてね。






さいごに


ってなわけでBIDとASKについての記事だったよ。

とくにスインガーなら無視していいレベルだし、国内FXやドル円とかなら元からスプレッドは狭いからそこまで意識しなくてもいいかな?


ポンド系やGOLD、ビットコインをトレードするスキャルパーなら必ずASK値を意識しておかないといけないと思ってるよん。


ほな今回はこれくらいで。

スキしといてね❤ ばいばーい



おわり


ずん


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