ずん流「MACDの解釈とエントリー手法」
はじめに
あけおめことよろー(2回目)
今回は MACD(マックディー) について。
チャートにMACDを表示させているひとって結構多いかな?
めちゃくちゃ有名なツールだから、「なんとなく表示させている」というひとも多いかもしれないけど、きちんと使いこなすことができれば武器になる。
表示させているだけってのはもったいないから、【使うなら極める】、【使わないなら表示しない】ほうがいいと思うよ。
今回もあくまで「ずん流MACDの解釈」だから、「基本的なMACDの使い方」は他のひとのブログとか見てね。
わいのnoteは初心者~中級者向け。
超初心者は理解しづらいと思うし、まずは基礎を頑張って💦
超初心者
⇒始めたばっかり。用語すらあまり知らない。
初心者
⇒ある程度の知識はあるが慢性的に負けている。
中級者
⇒基本的な知識は十分。勝ったり負けたりだがトータルでは負けかトントン。あと少しのきっかけや気づきがあれば一気にうまくなる。
上級者
⇒安定して勝っている。(9割負ける世界で上位数%)
MACDとは
一応簡単に説明。
MACDとは、「Moving Average Convergence Divergence」の略
日本語では移動平均線(Moving Average)、収束(Convergence)、分岐(Divergence) 手法というみたい。
まあ難しい計算式とかは置いておいて、ここでは「移動平均線」を使っているんだな、くらい覚えておけばおけ。
このMACDは、オシレーターなんだけどトレンド要素も兼ね備えているすごいツール。
MACDを使った手法としてまず思い浮かべるのは、【ゴールデンクロス/デッドクロス】と【ダイバージェンス】になるかな?
どちらもめちゃくちゃ有効だし、ちゃんと極めればこれだけで勝てると思うんだけど・・・。
わいがFXをするうえでもっとも大事にしているのは「できる限りシンプルに考える」ということ。
基本が一番大事だし、応用をするのは基本が完璧にできてからね!!(例:トレンドフォローがろくにできてないのに、逆張りがメインになったりは('ω'乂)ダメー)
じぶんで勝手に難しく考えてしまってパニックにならないように。
本質をとらえてなるべくシンプルに考えて、理解度を深めよう!!
ゴールデンクロスとデッドクロス
めっちゃ有名だしこれもう説明いらなくね??
これ!!! 以上!!!
ゴールデンクロスは反転のサインであり、FXや株の勉強を始めたときに一番最初に学ぶ手法だよね!(わいもそうだった)
一番有名?で勝てるはずの手法なのに、これを軽視しているひとが多い印象。(いまだにゴールデンクロスがメイン手法だよってひと何人くらいいるかな🤔)
ぶっちゃけゴールデンクロスだけやってたら普通に勝てる 笑
おそらくだけどこういうところで負けた印象が強く残り、「ゴールデンクロス全然つかえねぇじゃん!!」ってなっているのかな??
このチャートだけでいうと、9回エントリーして7勝2敗の勝率78%。
リスクリワードは1:5以上はあるかな??
1回や2回負けたくらいで「使えない」とか思ったらだめだよ🤔
トータルで考えないと。
少し話は逸れるけど【FXに聖杯は存在しない】
聖杯の定義にもよるけどねw
聖杯の定義が「100%勝てる手法」というなら存在しない。
ただし、「限りなくそれに近づけることはできる」というのがわいの考え方。
この【ゴールデンクロス】だってきちんと理解してルールを守り、一定確率の負けを受け入れてそれに見合ったロットでトレードをして、
【トータルで考えるとほぼ間違いなく勝つ】というところまで昇華できれば、それはそのひとにとって【聖杯】になりえる。
もしも「この手法を使ってみる!」と決めたらそれ以外は何もしない。
他のことに浮気をせずに全集中でやってみて。(この言葉使ってみたかった)
多分勝っているひとと負けているひとの差はそこなのかなと🤔
ダイバージェンス
まあこいつも有名だから詳しい説明いらないよね。
これ!!! 以上!!!
MACDは基本的にオシレーターだから、ダイバージェンスはいままでのトレンドが反転するサインになることが多い。
トレンド転換時によく出る三尊とも相性がいいから、MACDを表示させているひと多いかな🤔 (三尊といえば陸さんとワフーくん!)
ダイバージェンスはストキャスとかRSIで見ているひとも多いと思うけど、そこは使い分けるといいかもね。
MACDは反応が鈍い(波がゆったり)から、ダイバージェンスの頻出回数は少ないけどその分信頼度が高い。
逆にストキャスとかは反応がはやい(波が細かい)から、ダイバージェンスの頻出回数は多いけど、ダマシがあって信頼度が低い。
だからこそここでいう緑のラインはストキャスとMACDのダイバージェンスが合わさったからめちゃくちゃ動いたよね。知らんけど。
興味があったら自分で検証してみて、もし極めることができたらそれだけで勝てる武器になると思うよ。
なにごとも一つの手法を極めることが大事。
さあ、ここまではMACDについてちょっと調べるとすぐにでてくること。
ここからがずん流MACD。(ちなみに今回はそんなにずん流の要素がなかったからあんまり期待しないで... orz)
ヒドゥンダイバージェンス
これも調べたらすぐにでてくるかwww
でもこのヒドゥンダイバージェンスをきちんと使いこなしているひとって少ないんじゃないかな🤔
リアルタイムで見ていたらなかなか気づきにくいよね💦
これが普通のダイバージェンス
さっきもいったように、通常のダイバージェンスはトレンドの転換サインになるから、上昇トレンド中なら「チャートとMACDの【上側】を比較して」チャートとMACDの矛盾を見つける。
ダイバージェンスを説明すると「チャートがあがってるのに買い圧力が弱まっている = いまから下がりやすい」という理論
こっちがヒドゥンダイバージェンス
このヒドゥンダイバージェンスはトレンドが継続するサインになるから、上昇トレンド中なら「チャートとMACDの【下側】を比較して」チャートとMACDの矛盾を見つける。
ヒドゥンダイバージェンスを説明すると「チャートがあがってるのに一時的に売り圧力が強くなってる = いまから上がりやすい」という理論(で合ってるのかな🤔)
前回安値が切上がっているにもかかわらず売りの圧力が強かったらいまからあがるでしょってこと。(ストキャスとかRSIも下にいけばいくほど反発上昇しやすいよね?)
MACDのヒドゥンダイバージェンス
もちろん他のオシレーターでも使える。
ヒドゥンダイバージェンスはトレンドフォローでの押し目買いに最適だから、オシレーターを使うひとは是非意識してね!!
ヒドゥンダイバージェンスは慣れるまでは見つけるのが難しい。
上昇トレンドではチャートとオシレーターの下側を比較
下降トレンドではチャートとオシレーターの上側を比較
ぜひ探してみてネ☆
ちょっと休憩
伏線回収
さて、ここで性格の悪いずんが 「罠」 を仕掛けていたけど、違和感に気づいたひといるかな?
わいは一番最初に「できる限りシンプルに考えることが大事」と書いたし、「基本が大切でありトレンドフォローもできないのに逆張りをするな」とも書いた🤔
これまでの説明で伝えたとおり、ゴールデンクロスとダイバージェンスは逆張り、ヒドゥンダイバージェンスは順張り。
オシレーターつかって逆張りしてるひとってすでにトレンドフォロー極めたの?🤔🤔🤔
MACD(他のオシレーターでもそうだけど)でゴールデンクロスやダイバージェンスをつかってるひとは自分が逆張りをしているって認識していた?
FXってのはトレンド方向に乗っかるのが基本(勝率も高いし値幅も伸びやすい)なんだけど、なぜか逆張りサインであるゴールデンクロスやダイバージェンスばっかり注目を浴びている。
本来ならば王道であるはずのヒドゥンダイバージェンスの認知度は低いよね。(まあオシレーターって基本的に逆張りのツールだし?)
このnoteで一番伝えたいことはこの部分。
敵を知り己を知れば百戦殆うからず By孫子
敵(相場)を知ることは難しいけど、まずは己のことを知ろう。
自分が使っている手法をきちんと理解しているのか、自分の手法は順張りなのか逆張りなのか。
これはMACDに限ったことではなくどんな手法でもいえること。
いろんな手法に手をだすのではなく、ひとつのことを深堀りをして極めてみよう。
エントリー手法
さ、もう一番大事なことは言ったからあとは適当に。
さっきみたいなところでエントリーしたらいいんじゃない?( ゚σω゚)
MACDを使う以上はアレより有効なエントリーは無理だよ。
だってすでに完成してるもん🤔
自分のスタイル(逆張りなのか順張りなのか)に応じてゴールデンクロスやダイバージェンスを使えばいいと思う。
しいて言うなら、ゴールデンクロスとかダイバージェンスがでたら、下位足に落としてエントリーするくらいかな。
これらの手法はいまの時間足からみたら逆張りになるけど、時間足を落とすと順張りになりえるし。
時間足を落としてみたけど、しっかり下位足でもダイバージェンスが発生してる。
さらにトレンド転換のサインである「ダブルボトム」や、下降ダウ理論の終わりである「戻り高値を抜ける」ことを確認したらもう買うしかない。
赤の縦線で上位足のゴールデンクロスがでたあとに戻り高値を抜けた黒矢印でエントリー。
あとは元の時間足にもどして利確位置を考えるだけの簡単な話し。
ここでエントリーって遅くね?って思うじゃん?
元の時間足にもどしたらそんなの微差だから。
待つのが相場だよ。
ひとつの時間足だけでエントリーや決済をするのではなく、上位足で環境認識をして下位足でエントリーするクセをつけるとさらに精度が高まるよ。
これがMTF(マルチタイムフレーム)の考え方だから。
あ、ヒドゥンダイバージェンスもあったね一応
おまけ:波の可視化
以前のわいは、MACDは【波の可視化】をするために使っていた。
なるべくシンプルに考えたいと思っていたから、チャートの波を可視化することができたらいいなと思っていて、MACDが分かりやすかったから。
イメージはこう。
チャートの波を可視化することができれば、「波が上昇しているときは買って」「下降しているときに売る」だけ。
この大きな流れさえ把握していて、【流れに逆らわないように売買】したら、よほどのことがなければ大敗しないし利益も最大限に伸ばせる。
さらに上位足での波を可視化するとこうだね。
このイメージを持つことができれば見える世界が全く変わってくる。
以前はMACDで認識していた【波の可視化】だけど、現在は RCI を使っている。
これはまた別の記事で書くかも🤔
さいごに
てなわけで以上がずん流MACDだよ。(あまりずん要素なかったw)
MACDはなんとなく表示させてるだけじゃ意味無いから、きちんと理解してトレードに活かしてね。
MACDを単体で使ってもいいけど、環境認識をしっかりして他のインジや手法と組み合わせることで更に勝率があがる。
2021年が始まってせっかくリスタートできたんだから、あまり無理をせずに自分のペースで勝ち組になろう!!
皆さんに爆益あれ(。ー人ー。)
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おわり
ずん
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