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3年ローテさっさと辞めない? ~ゴルガリ調整録~

割引あり

ご挨拶と警告

どうも、ずーかーさんです。
カルロフ環境の〆(個人的)となるスタン環境が終わり、
いつも通り自身の思考整理と反省、そして直近スタンダードへの文句を書いていきます。
いちプレイヤーが文句書いても生産性がない?
うるせぇ。見たくねぇ奴は帰れ。

イクサラン~カルロフ環境振り返り

いつも通りざっくりいきます。
発見ラクドス、青黒、青白ミッド系、ランプキラーに毒、ボロスも居たような。あとは既存のが版図ランプとエスパー?
一見多種多様なデッキが存在してる平和な環境?

いいえ、とんでもないじゃんけん環境

毒とミッドレンジと版図。これのじゃんけん。
版図握ったらクロパに殺され、ラクドス握ったらランプ踏みまくり。
勝率5割無かった。間違いなく人生で1番カードゲーム勝てなかった。
何か新しいデッキを試そうにも時間は有限なので上手くいかず、
結局大阪で友人が予選抜けたと報告受けたゴルガリを握って店舗を抜けた。
ランプに1回しか当たらなかったので勝てた。(当然ランプ戦は負け)
手元には探検が6枚あったが反復は0枚だった。

予選始まる前の俺『今回の反復カッコいいなぁ!抜けても4枚集めよ!』

抜けた後の俺『二度とこの環境のスタンやるかボケェ!!!!!!』

3年ローテの弊害を全力で感じられる素晴らしい環境だった。

ここまでがイクサラン。
個人的な恨みが半分ほど占めてしまったが、
カルロフで何かが変わることに期待していた。
で、色々なんやかんやで蓋を開けてみれば

下環境はぐちゃぐちゃになったけどね

まぁボロスが超絶強化されたり、門衛のスラルでエスパーが復権してラクドスが巻き添え食らったり、なんやかんやはあったよ。
パイオニアは吸血鬼、モダンは力戦ドラコで破壊されたけど
スタンダードはなんか変わったっけ?ぐらい。
ざっくり纏めると
自分の切り崩しや除去キープは版図で腐るのに、相手からはしこたま飛んでくる環境。
まーたじゃんけんかよ。
とはいえ、カードゲーム勝たなきゃいけない呪いがかかっている身なので、文句言いながらも色々試行錯誤した結果

アリーナの勝率が5割切ってダイヤ4が定位置になってた。
マウス、家具を壊さなかった自分を褒め称えたい。

そんな中、革新的なデッキが海外で発明される。

土地コンボの台頭

ニューカペナのフェッチランドと≪見事な再生≫と
その効果を内蔵した事件現場の分析者のコンボを軸にしたデッキが海外の大会で優勝。
見た目の禍々しさ通り?の強さであり、瞬く間に研究が進んでいった。

3年ローテ弊害の権化

研究が進む中、ティムールベースの形へと進化を遂げる。

肉よりスペルが中心の構成へ

個人的にはスゥルタイ型の方が勝ち筋が豊富で好みではあったのだが、
世間の認識としてはティムール型の方が主流になっていった。
このデッキの回し方などは割愛。

ここから環境の様相が変化していくこととなる。

土地コンボ参入後のスタンダード

まず明確に版図ランプが姿を消した。
理由は明白。ティムールに土下座しても勝てないから。
そこに元々苦手な毒、ボロスのブン回り、エスパーの存在。
元々構成にリスクを孕んでいる&有利対面が少ないのであれば
消えていくのは自明の理。

次に青黒、ゴルガリの増加。
・青黒
これもティムールの影響を受けていると言えよう。
目の上のたんこぶだった怒りの大天使が消えたのが本当に大きい。
より青黒が目指すゲームを遂行しやすくなった。

・ゴルガリ
これもまぁびっくりするぐらい増えた。
ボロス、ミッドレンジ全般相手には5分以上に戦えるものの、
版図に1:9付くのだけが弱点だったこのデッキ。
それが消えた。
ティムール相手は意識してメイン35、サイド6:4あるかないかぐらい。
というかリスト公開性かどうかでもかなり変わる印象。
公開性ならメインでも5分いける気がする。
無条件で1:9マッチがここまで改善されたのだから、増えない道理が無い。

最後に軽くまとめ。
①アグロ系統
ボロスは生き残った。ブン回りはパイオニアレベルなのでそらそう。
ただし、安定感皆無。個人的にはデッキではない。
MTG引退して久しぶりに紙やるかって事でワンチャン狙うならボロス。
先手2t招集してイモデーン加わったら赤ちゃんでも勝つ。
毒も前環境よりは数を減らしたが、ティムール相手に有利が取れるのでポジションは変わらず。ゴルガリ増加だけ向かい風。

②ミッドレンジ系統
青黒、エスパー、ゴルガリの3択。
青黒・・・ミッドレンジ対面に弱いが、ティムールに強い。
エスパー・・・基本満遍なく戦えるが、ティムール相手に婚礼、徳目が弱い。
ゴルガリ・・・アグロ、ミッドレンジ対面に強いが、ティムールに弱い。

③コントロール系統
ランプ系デッキの選択はティムール一択。版図は理無し。
ティムールを擦っていないのでよくわからないが、毒と青黒以外には不利がつかない?毒は数減ってるし、青黒もまぁ健全な範囲だと思う。
つまり王者のデッキ。
青白コンが微妙に息をしているが、理が無いと思っている派なので良く分からない。ゴルガリ対面、ゴルガリ有利だと思っていたけど最近逆な気がしているのでそこが理由?
こいつらほんま3年ローテの弊害デッキ。
いつまで記憶の氾濫見るねん。

以上が環境のざっくりとした様相。
基本的に有利不利対面がはっきりしているのは変わらないが
版図消えただけ色々とマシ。

諸々加味してゴルガリを使い続ける事を選択。

※完全に関係ない話
ずーかーさんといえばURのイメージって言われるけど
一番好きなのはBG。
好きな色は

緑>>黒>>青>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>赤

強いかどうかは別。

スタン神の構成

以下のリストで出場。
正直勝てればラッキーぐらいの精神で出たら
望外のtop4+恥さらし動画を獲得

分かりやすい転げ落ち方
基本土地の配分には拘りました(重要)

基本ベースは大きく逸れていないと思うので各カードざっくり解説。

・コウモリ
青黒、エスパーほど強く使えない。
引きすぎても弱い&後半も弱いので3。
2でも良かったな感すらある。

・温厚な襞背
こいつにしか出来ない事もあるけど、何もしない対面も多いので1が限度。構築の意識の焦点次第。ボロスとティムールに強く出たかったため採用。
5回戦のティムールの1本目、探検ソリンで全力で探して見つかって
1ターン間に合って勝った。いいやつ。

・アーボーグの掃除屋
ある程度墓地対策してくれて殴り値のあるクリーチャーはずっと欲しかったが、墓地の侵入者が余りにも弱すぎて困っていたところに発見。
ティムール相手のサイド後をメインに見据えての採用だったが、
襞背をメインに複数採用したくなく、1枚ぐらいなら適当にコウモリやグリッサ食って強くなるか想定で散らした。
そしたら恥をさらすことになった。

・ヴェールのリリアナ
無難な3。毒、ボロス、青黒、エスパーと布告が弱い相手も多いが
基本全部有利マッチなので気にしない。というかそこまでゴミでもない。
布告は弱くてもハンデスがそこそこ強い対面なので使い方次第。
ティムール、版図相手のキーカードであり、
ミラー最強カードなのでサイドにも1枚。怒りの4。

・分派の説教者
ティムール相手だけ弱いがそれ以外は強い。
アグロへのガードを下げたくなかったので3確保。

・名もなき都市の歩哨
対アグロ&ティムール番長。
何もしない対面では本当に何もしない&分派に弱いので2。

・グリッサ
削剥で落ちる以外は文句なし。
が、そこが余りにもきつかった為2。伝説だしね。

・シェオル
ミッドレンジ対面ゴミなので1。
ティムールに強く出るなら2でも良い。

・アクロゾズ
コンボ以外の全対面最強。こいつはスカラベ。
シェオルとの比率はお好みの範囲な気はする。

・ギックスの命令
ボロスに対するガードを下げたくない一心の2。
ボロスが環境に居ないなら即抜く2枚。

・切り崩し&長い別れ&らりこ
切り崩しは腐りやすいが必要悪。
長い別れは除去が1枚足りないと判断して増量の2。
苦々しい勝利はコスト重すぎ。
らりこは気持ち版図、エスパー意識。
エスパー相手の負けの1つが婚礼徳目大量に残ってのサイズ負けなので
そこのケア。
最悪4マナ追放除去で打てるので腐らないのが良い。

・不笑のソリン
間違いなくこのデッキのMVP。
2-3の肉が強いデッキの4PWが強いのは当たり前。
でも後手&被るときついので1。
方向性が少し異なるシェオルの感覚(伝われ)。

・廃墟の地3たまくつ0
カウンターで負けるよりミシュラとアクロゾズ負けの方が圧倒的に多い。
絶対に廃墟優先。

サイドは以下の1点。
ぎらつく氾濫が入ってるのは危難の道3枚目を持ってないから。
サイドチェンジなどは有料部分にします。

スタン神の反省

構成に関しては正直かなり納得している。
あまり文句はない。
用意したゲームプランが上手く嵌まり、手札も悪くない日だった。
(特別良くも無かったが)
それも込み込みで、『運が良かった』と言えるのだろう。

4-2ドロップぐらいだろうなと思っていたところに
望外のtop4を得られたのは喜ばしい事だが、課題もまた浮き彫りに。
圧倒的体力不足。
本当に準決勝の2本目、明確にパフォーマンスが劣化している。
リーサル逃しはまぁ、正直即気づいたし、
疲れて気付かない事、ついやっちゃう事は人間なんだからある。
ミスを0にするのは不可能に近いのでそれはまだ良い。
コンバットの細かいミス(グリッサも殴れば良かった)とかは
反省すべきだけど、長丁場で細かい盤面で廃墟まで絡んでの
全てのリソース管理は9R目には正直きつかった。
本当に体力の限界が来てた。
7回戦ID出来なくて、フル稼働だったという背景もあったが
それは対戦相手も同じこと。
去年の増田さんとの準決勝は手札強すぎて考えなくてもいい事まで
考えて脳がバグって負け、今回は体力切れて
パフォーマンス劣化しまくって負け。うーん、実力。

地力の出力を上げて、思考の簡略化をして
省エネ化を図っていくのは勿論必要。
それに加えてパフォーマンスが担保されるのは6-7Rまでだなと認識。
予選終わった瞬間にエネルギー補充しに行くべきだなと感じた。
ラムネだけじゃ足らねぇ。

後はオカルトチックな話だが、間を取る事。
2本目終わった後に正直負けが頭を過った。
強迫2枚抱えて1枚目でシェオル2枚見た時に負けを覚悟した。
ここはサイドチェンジが冷静に出来ていなかった。必然の負け。
青黒側がセイレーン抜いてくるのは知ってるし、
BGが強迫入れる&リリアナ抜くのもまぁばれてる。
その上でサイドをしないといけないのだが、
そのままセオリー通りの事をして相手の思惑に嵌まって負け。
何なら2本目は強迫の枚数抑えてリリアナを1枚残すとか出来てたのに
3本目でその発想にならなかった。
※残した裏目がとんでもないことになったけどそれはやむなし。
流れも悪い、脳も限界来てるんだから
トイレに逃げて少しリフレッシュすれば
違うサイド、ゲームが出来たかもしれない。
ここは自分の青さを感じた。
さ〇まさんは28歳なのに3〇歳のような老獪なプレイが取れるのすごい。

仮〆

とりあえずここまで。
いつもの殴り書きですが、読んで頂きありがとうございます。
散々ブチ切れながら、マウスぶん投げながら調整して
結果がついてきたことは幸運でした。
家の物が壊れなかったことはもっと幸運でした。
どんなクソ環境でもやらなきゃ勝たん。これは真理。

サイドと各デッキ相手のプレイ方針は有料部分にします。
インフルと胃腸炎と諸事情で色々死んでるので、
オラにポカリ代を分けてくれ。

それでは一旦、ありがとうございました。


サイド&プレイ方針

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1,464字

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