S1C3チャンピオンズカップファイナルを終えて

ご挨拶

どうも、ずーかーさんです。
今回も適当に書き殴ります。
題材は構築の意識と反省点、あとはサイクル1が終わっての総括ぐらいです。
ではさっそく行きましょう。

成績と構築

予選段階でDQを食らったり色々ありましたが、今回も無事本戦への参加権利を獲得出来たのでファイナルへ参加。
成績は5-2で初日抜けからの7-5フィニッシュ。
使用したのはイゼット独創力(ハルクオパス)。
以下マッチアップとリスト。

ヤソドス ×○○
ヤソドス ××
ヤソドス ○×○
青白コン ○○
オパス  ××
エニグマ(もりしょーさん)○○
白単   ○○
黒単   ×○×

ジェスカイ異形化(泣嶋くん)×○○
緑単 ××
ラクドス(リミテ神)○○
エニグマ ××

棘平原は許せん(宗教)

独創力は大きく3つに分類。簡単に特徴だけおさらい。
①ワームゼナゴス型
ワンキル特化型。通れば勝ちだがパーツを引いてはいけない、X=2以上でないといけない、独創力以外勝ち筋がほぼないと制約が多め。でも30点パンチはしゅごい。

②アトラクサ型
アトラクサを出すだけ。ワーム型と見分けがつかない(リスト公開だと意味ない)、X=1で打てる、アトラクサ全部引き切らない限りは大丈夫、下準備必要無しと安定感は高い。ただし、盤面抑えられていない状態でアトラクサ除去されると厳しい。デッキ内フリースロットが多い為比較的自由に構築可能。

③ハルクオパス型
青巨人でマグマ・オパスを唱えようとするデッキ。
1発撃つ=即勝ちとまではいかないが、素出しが簡単な為独創力に依存しないのが最大の特徴。ただし、ある程度の下準備が必要であり、固定スロットがかなり多い為構築の自由度が低い。

ざっくり言えばこんな感じ。

使用に至った経緯

環境最強はラクドス。異論無し。
ただし、ミラーが結構なトップ勝負になりがち。
エニグマ、サクリファイスと当たりたくないデッキも存在している為、相性のジャンケンゲーとミラーのトップゲーを避ける為握らない。

エリア抜けた青白コンはラクドスがきつ過ぎて諦めた。
国内&ファイナルというメタゲームではラクドスが最大手で3割ぐらい占めると踏んでいたので無し。

アグロ系統も同様の理由で無し。ラクドスに弱いデッキは避けるべき。

ラクドスに強いアトラクサ出すデッキが良さそうだなとぼんやり思いつつ、横に並ばない為ヴェールのリリアナ、シェオルドレッドの勅令がクリティカルになりやすい、青白コンに弱いと弱点が気になる。
ならばとハルクオパスを試しに店舗予選に持ち込んだ所、かなりの好感触のまま決勝没まで。2回目で権利も獲得し、その後のラダー調整も好調をキープ。黒田さんや小林遼平さんも同様のデッキを使ってプレミアム予選を抜けていたという事で本物だと確信。

構築の意識

既存のリストとの主な違い、意識した点は以下。

①棘平原の不採用&ジュワー島の攪乱の採用
独創力を唱えるために赤いスペルランドが求められているように思えるが、ジュワーでも十分独創力はプレイ可能。
国内最大手のラクドス相手には本当に紙切れに等しいのがマイナス評価。
アグロや緑単相手もジュワーで十分な場面が多く、後述するがアグロ相手はほぼ負けない。であれば、イゼットカラーの宿命であるシェオルをストレートに着地させない、先手後手の入れ替え目的でジュワー島を採用。

②2マナ火力0枚
これは合ってるのか正直微妙だが、このデッキは3マナに重要なアクションが集中している為、2アクションを取るのがやや厳しい。
また、ゴールであるオパスにも火力が内蔵されており、盤面の形成と除去が同時に行える構成になっており、火力が余りがち。
更に、このデッキにとっての脅威である墓地の侵入者、シェオルドレッドに対しては火力が有効でなく、着地を許さないのが望ましい。
自身以上のアンフェアを狙ってくるデッキ相手にも火力より打ち消しが欲しいと判断して2マナ火力は不採用とした。

③神秘の論争の採用&引き裂く流弾の不採用
青系、エニグマ相手に強く出られ、スピリットにもクリティカルな論争は必要だと判断し、それに伴い引き裂く流弾の価値が減少。元々火力がそれなりに多い&ジュワーのお陰で流弾0枚でも白単やスピリットには明確に有利。
後述するが全体火力もあるので余計に流弾は不要。

④打ち消さないカウンター(?)の採用
二重視&不連続性の採用。
二重視はロータスのリーア下でも根本原理をどうにか出来るカードとして採用。
ここの枠は基本崇高な天啓が入ることが多いと思うが、安定至上主義の自分としては素打ちのし辛さがネック。
二重視でもシェオルコピーで実質帳消しに出来ると判断。
結構小回りが利くカードなので個人的一押し。

不連続性はミラー、ロータスの根本、船砕きの怪物への対処枠。
居るかはわからなかったがドロス変態に対しても即死回避可能。

⑤船砕きの怪物1枚
不連続性で裏目&青白コンは論争があればきつくない為1でも十分と判断。

⑥全体火力3枚
ボロス招集へのガードは下げるべきではないと判断。
実際にはめちゃくちゃ少なかったのでハズレ。
アグロへの意識にも繋がるので3枚採用。

⑦縦置きランドの意識
4マナ目以降がファストだった時本当にキレそうになるので不採用。
この辺は好みな気がする。

⑧アブパルは無視
日本のファイナルに持ち込んでくる人そんなおらんやろ読み。
そしたらTOP8に2人いた。

構築の反省

①多元宇宙不要
パワーストーンを上手く使おうとする意識に引っ張られた。
結局4マナのカードであり、後手番が本当に打てない。
この辺りは青白の記憶の氾濫に似ている。
結局はアドバンテージより気軽にコンボパーツを探せれば何でも良いので衝動系で良かったと感じた。

②メインの兄弟仲不要
クリティカルだったりそうじゃなかったりするカード。
サイドの枠を空ける意味でふんわりメイン採用してしまった。
授業や寓話で捨てられるという考えは甘え。

③シェオルヘイトカードが少ない
ラクドスの主な負け筋がシェオル定着とクロクサバック。
ここを睨めるカードをしっかり採用すべきだった。
独創力で無理やりどかしたり、火力連打で何とかなったりすることもあるが
そういう話ではない。
単純に5点火力でもいいが、今のところ消えゆく希望が良いのかなと思っている。
1枚採用してた希望が本戦で本当に頼もしかった。
ゼロ除算は3マナでやりたいアクションが他に大量にあるので無しより。
再検証はしたい。

④4マナチャンドラ不要
これもサイドで良い。兄弟仲と同じ。
カードとしての性能は高い&オパス捨てて3t着地でマウントもあるのでブン回りルートの追加としては◎

⑤かき消しの増量
必要悪。3枚推奨。

⑥ロータス、アグロを意識し過ぎ
当たって1回あるかないかのデッキに対してガード上げ過ぎた。
メインの二重視は多分要らないし、3枚目の全体火力も要らない。
それよりも最も当たるであろうラクドスに対してのヘイトを上げるべきだったし、霊気の疾風3枚目があっても良かったかも。

総括

サイクル1で1-3ドロップ、サイクル2で4-3不法入国から7-5。
今回は5-2の正規入国から7-5となんとも言えない感じ。
本当に勝ち切らない。
あまり運を言い訳にはしたくないが、今回は明確に不運だった。
サイコロも2-10してそもそも先手番が非常に少なく、対戦相手に超薄い勝ち筋を拾われたり、授業3枚多元宇宙2枚打って寓話ハルクオパス独創力が0枚&5億点ハンドで即死したり。
まぁ勝たんなって感じで2日間を過ごした。
途中萎えて甘えたキープもしたし、デッキも微妙な上に不運も重なればこんなもんかなと納得はしている。
前回は局所的な不運でメンタルが壊れ、ティルト状態に陥って修正が出来なったが、今回はそれが(ほぼ)無かった(即気づいて修正出来た)のは少しは成長したのかなと。
アリーナチャンピオンシップでの経験が本当にデカい。
圧倒的強者達を相手に戦い抜いた事で、今回は良い精神状態で臨めたと思う。

勿論自分のプレイが120%完璧だったとは思ってないので、反省すべきは反省。その上で天命を待つ。

そして今回も調整に付き合ってくれた友人たちに感謝を。
いつも本当にありがとう。
インセンティブ支払えるようにもっと頑張ります。

来シーズンこそプロツアーの権利、更にはワールドの権利取れるように精進するのみ。

毎度毎度中身そんなにないのに、読んでいただいてありがとうございました。







現在モダンやる気0です。
指輪クソやん。


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