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酔拳/酔八仙拳とは①、、、??

酔拳/酔八仙拳とは①、、、??

中国武術のひとつで、酔った様な歩法や身法が特徴です。
何より、ジャッキー・チェンの映画「酔拳」の大ヒットにより、日本中の誰もが知ることとなりました!

実際の酔拳/酔八仙拳は映画とは違い、お酒は飲まず、酔ったフリをして戦うのが定説です。
が、!
実際にお酒飲んではいけないこともないだろうとも思い、お酒を飲んでスパー検証を行った時に分かったのは、飲酒と運動の相性は最悪で、1R、1分だろうが3分だろうが、絶対におすすめしません、。
(ただし、酔ってからの6秒間はかなり戦闘に有効と感じました。引き続き検証の余地があります、!)

ということで、酔拳/酔八仙拳の特徴を掘り下げていきます!

①酔拳/酔八仙拳の違いについて

それぞれ、バックボーンが異なります。
酔拳は仏教に基づき、酔八仙拳は八人の仙人、八仙の動きが随所に見られることからも分かるように、道教に基づいてます。
技術的にも多少差異があり、套路も異なります。

②歴史について

様々な伝説は多く見られるものの、明確な文献が無く、未だ発祥を見つけられておりません、、。
16世紀ごろに書かれた水滸伝の中で、花和尚こと、魯智深と武松がお酒を飲んで力を得て、暴れ回る描写があるのが元とされています。

※検証の余地しかない為、生涯アップデートし続けていきます!

■特徴について

①門派に属さない!

酔拳/酔八仙拳は中国武術に多く見られるような一門一八派には属さず、さまざまな門派に伝わっています。
(洪家拳の虎鶴双形拳の中の酔酒八仙など)

「これが正統派酔拳だ!」といったしがらみが無く、各個人の酔拳が酔拳!正解も不正解もない!といった懐の深さも、酔拳/酔八仙拳最大の魅力と言えます!!

②極意は曖昧さ!

酔拳/酔八仙拳の極意は〝曖昧さ〟です!
常に剛や柔に特化した拳種と違い、相手の動きに合わせ、瞬間に剛柔切り替えるのが特徴です。
戦う時は常にリラックスしつつも、突然の攻撃にも対処できる緊張感を保持した〝曖昧〟な精神状態が必要です。
白は白!黒は黒!と割り切らず、白黒併せて飲み込む器の大きさが欲しいところです。

③技を隠して油断させる!

お酒を飲んでようが飲んでまいが、相手を油断させ、不意/虚を突くこと目指すのに変わりはありません。
強そうな人が強い蹴りを出しても、前以って備えて受ければ何とか耐えられますが、全く油断しているところに同じ強度の蹴りが来た場合、受け手のダメージは著しく異なります。
強そうに見せず、普段から温和で優しい人であることは、多面的にプラスになると思っております!

④酔った時は怖いものなし!

酔った時のあの無敵感、会社の飲み会で上司に対する発言で周りの人を焦らす、あのお酒の勢いを利用しない手はありません。
後悔すら記憶に無いぐらい、酔った人は怖いです!


こちらの記事は随時アップデートしていきます!

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