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【Day5】B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-

(この記事は編集中のままだったものを2023年12月に追記・編集したものです。)


5週連続配信無観客ライブ『B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-』を個人的な感想で振り返ります。

◆会場はZepp Haneda(TOKYO):開催中はどこもかしこもB'z仕様です。
※Day5が終了した現在は、すでにこの景色を見ることができなくなってしまいました。貴重な映像となりますので、ぜひご覧ください。

あっという間に最終日。さみしいです。

今回は、2011年から最新の“今”のB’zを見せてくれる回になる最終日です!
アルバムでは「C’mon」~「NEW LOVE」になります。

01.GO FOR IT, BABY -キオクの山脈- (2012)★☆
02.さよなら傷だらけの日々よ(2011)★☆
03.声明(2017)★
04.HEAT(2013)☆
05.Classmate(2015)
06.フキアレナサイ(2017)
07.世界はあなたの色になる(2017)
08.Still Alive(2017)★
09.マジェスティック(2019)
10.WOLF(2019)
11.YES YES YES(2020)新曲
12.RED(2015)★
13.有頂天(2015)★
14.C’mon(2011)
15.兵、走る(2019)
★シングル曲(6/15曲)
☆ベストアルバム収録曲(3/15曲)
※最新ベストアルバムが2012年リリースのため

基本的には定番曲とまでの熟成期間を経ていないものが中心となる年代となります。長い期間、活動をしてきているアーティストについつい求めてしまうのは、“古き良き時代”の曲だったりするわけですが、今回の企画を5日間にわたって視聴してきて感じたことはただひとつ。

『最先端から加速する』

これにつきるわけです。黄金時代を経ての今最新のB'z、最先端のB'zが、どんな年代よりも最高に素晴らしいことに気づかされました。
上のキャッチは、1988年にリリースされたデビュー作のキャッチです。2020年の今、その言葉が最も深く、そして見事なまでに腑に落ちることになるとは、Day1のときには予想だにしませんでした。

01.GO FOR IT, BABY -キオクの山脈- (2012)★
シングル曲。シングルでありながら、大型のライブツアーでは披露されたことのない曲なので、実は結構レア。この曲の聴きどころは、もちろん松本さんの最高の歌声!
8年の間で、ツアーでの演奏は3回目。次はいつ聴けるかなぁ。

02.さよなら傷だらけの日々よ(2011)★
シングル曲。こちらも実はあまり演奏されていない曲。リリースされた時期が、とても衝撃的な出来事があった頃なので、非常に印象深い曲。ライブ向けである気がしますが、あまり定番化しないですね。アレンジも原曲通りの完全再現タイプですが、大満足です。

03.声明(2017)★
シングル曲。近年のシングルで演出込みでの人気爆上げ!サングラス姿の稲葉浩志という男がどれだけカッコ良いか、それを知るには必ずこの曲のパフォーマンスを観るべき。今回も最高のカッコ良さでした。。
2017-2018年のツアー『LIVE DINOSAUR』がオススメ。今後、日替わりとかで定番化するかなぁ。

04.HEAT(2013)
ベストアルバム「B'z The Best XXV 1988-1998」収録曲。ファンから大人気すぎる“THE B’z”な曲!イントロが流れた瞬間の高まり方が尋常ではない。ライブでのアレンジなど全く必要のない完成され過ぎた曲。語れば語るほど無駄になる。そんな曲です。

05.Classmate(2015)
「EPIC DAY」収録曲。2015年の『EPIC NIGHT』ツアーで、大規模会場以外では演奏されていましたが、セットリストの変更により映像化もされていなかった幻の曲。
歌詞は、稲葉節炸裂のなんとも情けない(ここにおいては褒め言葉)男の歌。男性の方がこの曲の味わいは楽しめる感じがします!

06.フキアレナサイ(2017)
「声明 / Still Alive」収録曲。個別に配信はされたもののカップリングの域を超えていけない曲と思いきや演奏されましたね!B’zでしか表現することのできない曲のひとつではないかと思います!
今後は冬のツアーで演奏が期待できるかな。

07.世界はあなたの色になる(2017)
「声明 / Still Alive」収録曲。こちらも配信でリリースされた曲ですが、サビのメロディラインが個人的にはあまり得意ではなかったけれど、聴いているうちに良くなってきました。
なんかal.ni.coの「カナリア」のサビを初めて聴いた時の感覚に似てます。
小規模ツアーでのみ演奏されていなかったので、レア度は高め!

08.Still Alive(2017)★
シングル曲。間髪入れずにこちらのイントロへ!ギターのフレーズでワクワクドキドキがグングンです。
「声明」との両A面で、私はこちら派でした。いわゆる“B’zっぽい”感じが強めなので。
ライブアレンジで「声明」が素晴らしすぎたので、今作はひとつのシングルとして最強の布陣となりましたね。
一光さんの安定感のあるドラミングが、ウルトラしっくりきて最高でした。

09.マジェスティック(2019)
「NEW LOVE」収録曲。今のところ最新アルバムとなる作品から。
おそらく、今後ベストアルバムに食いこんでくる曲のひとつじゃないかと思われる曲。(もうひとつは「兵、走る」)
DAY5の予告で、Zepp羽田にある足湯にて先行ネタバレし、聖地誕生を演出しましたね。
ゴリゴリに激しいB’zしかイメージしかない方には、ぜひこのB’zをご賞味いただきたい。

10.WOLF(2019)
「NEW LOVE」収録曲。
\ アオアオアオーン /
稲葉さんの雄叫びと共に軽快なドラムから始まるイントロと流れるようなリズムで、サビもキャッチーな“今のB’z”を代表する曲。
これと「デウス」の関係って、アルバム「RISKY」における「GIMME YOUR LOVE」と「HOT FASHION」的に捉えてます、個人的にね。

11.YES YES YES(2020)※未発表曲(当時)
演奏回数ランキングのクイズからの流れで演奏回数0回の新曲!
今後のツアーでも演奏され続け、最もコロナ茶番に巻き込まれてしまった楽曲と言えるでしょう。
この時に演奏されたのは、プロトタイプ版でもあり、その当時での限界だった姿のある種の完成形。その後は、「Highway X」にも収録されたコーラスなどを追加したライブでの一体感を重視したアレンジへ昇華している。

12.RED(2015)★
シングル曲。前年のツアー「B'z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE-」でも演奏。ところどころセーブしながらも、最後のシャウトで稲葉さんの底力を見せつけるあたり、ただでは済まさない魅せ方をぶつけてきてくれる。

13.有頂天(2015)★
シングル曲。こちらも前年のツアー「B'z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE-」でも演奏。コール&レスポンスから始まるアレンジは、当時いつになるかわからなかった“通常のライブスタイル”を望むがゆえに施されたものだと解釈している。そこから始めるイントロのフレーズは、やはり高ぶるものがある。

14.C’mon(2011)
「C'mon」収録曲。『B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 -ENDLESS SUMMER-』以来、7年ぶりの演奏。
「Brotherhood」に次ぐ、人と人とのつながりを歌ったこの曲は、この当時に必要なメッセージとして、また配信を通じて私たち一人ひとりへの問いかけとして、重要な意味を持つ選曲だと思う。
この曲が発表された時に何を感じて、何を見て、何を学んだのか。それを一刻も早く思い出し、気が付き、目覚め、ACTIONを起こすべきだった。そう個人的には感じている。

15.兵、走る(2019)
「NEW LOVE」収録曲。
新たなB'zの曲として一般的に認知された曲。ライブ定番曲としての地位をすでに確立していると思われる。
冒頭にも書いた通り、『最先端から加速する』姿をこれでもかと見せつけられた。

今回の配信ライブやその後のツアー(謎の感染症対策を実施したツアー)でも、私が特に気になったのは稲葉さんのMCから総じてエネルギーを感じにくかったという点。やはり、ライブは“ナマモノ”であることを痛感しました。

改めて、B'zファンであることに誇りを感じた2020年のshowcaseだったと思います。(それでもやっぱり、聞きたい。あの頃の曲。来年のLIVE-GYMでぜひね!)


心身の健康と調和をテーマに、“ベジ”を中心としたライフスタイルの提案に尽力します。