阪神芝2,200m内回りとはどんなコース?
こんにちは、マグロ屋kzです。
今週から少し形を変えて、コース形態やそのコースでの勝率などの特徴、妙味について書いていこうと思います。
そして第1回は今週のG1宝塚記念の舞台である、
【阪神芝2200m内回り】についてです!
ではさっそくコース形態から学んでいきましょう!
コース解説
阪神芝2200m内回りはスタート直後下り坂があり、
スタート後のペースが流れやすいのが特徴です。
同じ内回りでも2000mは下り坂が終わったところ、
すぐに急坂があるため、
スタート後はゆっくりになりますが、
2200mでは下り坂があるためスタート後のペースが大きく変わります。
そのため、2000mは明確に先行有利ですが、
2200mは先行有利とは言いづらくなります。
しかし、
最後のコーナー後は内回りということもあって、
直線が400mに満たない350mそこそこです。
差し馬にとっては物足りない距離ということには違いありません。
そのため、勝つためには前目で運ぶ必要がありますが、
ペースは流れるため、消耗戦になりやすいという特徴があります。
コース形態からみると距離短縮の逃げ先行馬が良いのかもしれません。
枠について
枠番毎の成績は上図の通り。
1枠が過去5年で1勝もあげていませんね。
ですが、内枠の方が成績は良いといってよいでしょう。
前述のとおり、前有利なことに間違いはないので、
自然と前に出やすい内枠の方が成績が良いのでないでしょうか。
ただし、1枠はもまれることと、
コーナー角が外回りより急なため、
加速がつけづらく、伸びきれないのではないでしょうか?
そして、妙味についてですが、
2.3.4枠の成績が良いことについてはまだあまり知られていないようで、
十分妙味があるようです。
騎手について
次に騎手についてです。
(騎手は勝率等はコースで出していきますが、
妙味についてはデータ母集団の関係により、
阪神芝コース全体での妙味についてになります。)
勝ち数トップは川田騎手。
勝率もトップとさすがトップジョッキーといったところ。
勝率単体だけだとレーン騎手が66%という破格な数字をだしていますが、
3回出走の内2勝というもので、高いことに間違いはないですが、
上振れであると言えるでしょう。
幸騎手の回収率は単勝万馬券馬や、30倍以上の馬を2回持ってきているものです。
穴をあける騎手として要注目と言えるでしょう。
このコースで妙味がある要注目騎手は、
田辺騎手と菱田騎手の2人。
田辺騎手は阪神芝コースで勝率10%ほどですが、
他の騎手よりも1.5倍妙味があるんです。
そして菱田騎手は勝利6.9%と低めですが、
田辺騎手を上回る1.6倍妙味があります。
この妙味とは、
同じオッズ帯毎に平均勝率を見ていったときに、
その勝率よりもどれだけ勝率が高いかといったものです。
回収率には表れない数値ですが、
単勝50倍の馬を他の騎手は1%台しか持ってこれないところを、
2%台まで持ってこれたら妙味ありますよね?
つまり、それだけ甘く見られているといった指標になります。
種牡馬について
最後に種牡馬についてです。
(種牡馬は距離特性もあるので、
距離まで妙味を出していますが、
1頭1頭は見れないので、
亀谷さんの分類分けに準じた分類法で出しています。)
勝ち数トップはディープインパクト系。
代表的な種牡馬はもちろんディープインパクト、
他にもキズナ、ディープブリランテやリアルインパクトなど。
勝率もトップなのがさすが現在の日本の競馬界を引っ張る血統と言えるでしょう。
しかし、ディープインパクト系が強いことは言わずもがな。
妙味がないのです。
では妙味がある種牡馬系統は?
正直あまり差がないです。
そもそも阪神芝2200mの試行回数が多くはないため、
差が出づらいのです。
強いて言うならば、ステイゴールド系とKingmambo系でしょうか。
ステイゴールド系は、ステイゴールドはもちろん、オルフェーヴルやゴールドシップなど。
Kingmambo系はキングカメハメハを筆頭に、ルーラーシップやドゥラメンテ、ロードカナロアなどがあげられます。
まとめ
新しくコースについての解説をしてみましたが、いかがでしたでしょうか?
もっとこういう解説をしてほしいなどの意見があれば、
ご連絡お待ちしております。
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