西洋占星術で観る映画 デヴィッド・フィンチャー監督(乙女座)

今回からスタートです。映画監督の星座で映画を観てみようみたいな感じです。

主に上田きょうや先生から影響受けております。

ネタバレは大量に含むので閲覧注意でよろしくお願いします。

デヴィッドフィンチャー監督は「セブン」や「ゾディアック」などのサスペンスをはじめ、「ベンジャミンバトン」や「ソーシャルネットワーク」などの一風変わったジャンルの作品を監督してます。

最新作には「ゴーン・ガール」があります。自分は映画館で観ましたが、ポスターだけ観ると「純愛映画?」かと思って観てみると、最初の方こそ純愛映画感はありましたが、段々ブラックなテイストになっていきます。乙女座の映画はこういうブラックな要素が入った物は得意です。例えば「ナイトメアービフォアナイト」や「チャーリーのチョコレート工場」のティムバートン監督も乙女座です。可愛いけど乙女座独特の暗い画面作りであります。「ドラゴンタトゥーの女」のエンヤがバックでかかりながらの拷問シーンはリアルで怖いです。

もう一つ乙女座の映画の特徴に挙げられるのは形式感がないことです。天秤座〜魚座までの映画は形式感があり、「まず最初にオチを作っておいて、そこから逆算してストーリーを組み立てていく」ようなのに対して、おひつじ座〜乙女座までの映画は「1からストーリーがスタートして、こつこつと進み、10でゴール」みたいな感じのが多い印象です。従って、形式感のなさによりラストが予想出来ないです。サスペンスには向いています。

蠍座の自分が観ていたら「面白いけどこれどうやってラスト終わらせるつもりなんだろう?」と不安になります。そしてやっぱり妙なところでラストを迎えたりします。「ゴーン・ガール」はそれこそ「シャットダウン」という感じで終わった印象がありますが、「ドラゴン・タトゥーの女」は偶然か分かりませんが、ラストは上手く「着地」出来ており、見事にアカデミー賞で編集賞を受賞しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?