見出し画像

西洋占星術で観る映画 ダニー・ボイル監督(天秤座)

昔は、今でもファッション映画として観てもおしゃれなカルト映画「トレインスポッティング」を監督し、近年は「スラムドッグ$ミリオネア」ではその年の最多8部門を受賞され、一気にメジャーに躍り出たダニー・ボイル監督です。

カルトからメジャーになられたのは天秤座の特性からすれば必然であったと思います。それは天秤座はオフィシャルなところ、大衆的なところには手をつけずにはいられないからです。かつてはレオナルド・デカプリオ(蠍座)主演の「ザ・ビーチ」のようなマニアックな感じの映画も作っておられましたが、「28日後...」のような分かりやすいゾンビ映画も監督しておられます。

そして、その映画の作り方を作文に例えてみます。蠍座が作文を書くとなると、最初から最後までの構成を考え、慎重に書いていく典型だとすれば、天秤座はいきなり作文を書きはじめ、感覚的に書いていき、500字以内で書けと言われたら490-495字ぐらいで収まったよという感じです。

「ミリオンズ」や「シャロウグレイブ」、「普通じゃない」なんかもそんな感じで、いきなり作りはじめて、感覚的にやっていったら出来ちゃったという印象があります。これは極めて鋭い感性だと思います。

「死霊のはらわた」「クイック&デッド」や「旧スパイダーマンシリーズ」を監督していたサム・ライミ監督も天秤座ですが、同じような印象を受けます。

最新作は「スティーブ・ジョブズ」らしいです。デビッド・フィンチャー監督(乙女座)のソーシャルネットワークで脚本を担当したアーロン・ソーキン(双子座)がこの最新作の担当をしたらしいですが、延々と会話劇が繰り広げられるみたいです。未鑑賞ですが、ダニー・ボイル(天秤座)×アーロン・ソーキン(双子座)でスピード感のある会話劇が想像出来ます。観てみたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?