西洋占星術で観る映画 クリントイーストウッド監督・ケンローチ監督(双子座) 感じたこと=考えたことになる星座
双子座といえば「デスペラード」のロバート・ロドリゲス監督とかはまんま「西洋占星術通り」の双子座という印象ですが、近年のクリント・イーストウッド監督、そしてケン・ローチ監督の作品はむしろ暗いカラーが目立ちます。
クリント・イーストウッド監督は昔は「夕陽のガンマンシリーズ」などなど「マカロニウェスタン」の俳優というイメージでしたが、現在は監督業に専念されております。徹底的に被害者からの目線で描いたという刑事映画「ダーティーハリーシリーズ(未観)」アメリカの頑固親父を描いた「グラントリノ」、公開当時はその映画の内容が議論の的となりアカデミー賞作品賞を受賞した「ミリオンダラーベイビー」など重厚で深い作品が多い印象です。
双子座は「感じたこと=考えたこと」になる星座で、その特性から高度な作品に昇華させる事が出来ます。
ケン・ローチ監督はイギリスの映画監督で、wikipediaによると「左翼を任じ、一貫して労働者階級や第三世界からの移民たちの日常生活」を描いております。
少年がヒナを調教する様子を描いた「ケス」、思春期の少年を描いた「SWEET SIXTEEN」、「麦の穂をゆらす風」ではついにカンヌ国際映画祭で最高賞パルム・ドールを受賞しました。
そして双子座はいわゆる「形式感」のない星座ですが 両者の作品を、ラストまで観ても関西人チックに「オチは?」という感じになります。ラストよりもその過程を重視した映画作りです。
ケン・ローチ監督はシーンは最初から順番に撮影していくみたいです。確かに「現実を切り取って、順番に貼り付けていった」という印象の映画です。
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