【歌詞】ラーメンズ『home』より「縄跳び部」【ネタバレ注意】

お嬢さん　お入んなさい
お嬢さん　お入んなさい
遠慮なんかはいらないよ
思う存分お入んなさい

遠い小山の裏側に
お日様沈んでゆくまえに

うちの隣の姉さまが
お嫁に行っちゃうその前に
遠慮なんかはいらないよ
思う存分お入んなさい

村のはずれの竹やぶで
大仏暴れるその前に

それを猟師が打つ前に
似てさ　焼いてさ　食う前に

遠慮なんかはいらないよ
思う存分おやりなさい

目の色変えておやりなさい
狂ったようにおやりなさい

さあそんな服脱ぎ去って
空手チョップをおやりなさい

ネクタイしめて髭剃って
空手チョップをおやりなさい
それエイヤーエイヤーエイヤーチェストー

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こんにちわ　寒いわね
こんにちわ　そうですね　クシュン
ところでサダヒコおじさんの
膝の具合はどうなのよ
おかげで最近いいみたい
お医者も治ると言ってるわ
よかったねよかったわ
マチコちゃん　なあに
そっちのほうはどうなのよ
そっちってなあに
そっちって言ったらあっちでしょ
浮いた話のひとつやふたつ
そろそろあってもいい頃よ
オバサン　すぐにその話
私はまだまだ25よ
働き盛りのOLよ
まだじゃないわよもうなのよ
25超えたら早いわよ
あっというまにほら三十路
とにかく今の私には　仕事が一番大事なの
そんなこと言わないで
写真だけでも見てみたら
お見合いだったらしないわよ
言っときますけど私にだって気になる男の人くらい
いないわけでもなくってよ
水臭いわねマチコちゃん
いったいどんないい男
銀行員、証券マン、それとも青年実業家
いえいえ彼は芸術家　油絵描いて売りながら
世界を旅するバガボンド
やっぱりゴロウのことなのね
言っときますけどマチコちゃん
あなたとアイツはどうしても
結婚できないさだめなの
オバサンどうしてそんなこと
誰にも決められないでしょう
いよいよあなたにこのことを言うべき時が来たようね
いいこと　あなたとアイツはね
双子の兄弟だったのよ
ハハハハハ　ハハハハハ
知っていたわよそんなこと
けれどもそんなの構わない
私はお兄ちゃんが好き

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もしもし亀よ亀さんよ
世界の中はツボの中
歩みの鈍い登呂遺跡
どうしてそんなのか
なにをおっしゃるか