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7つの習慣

著者:スティーブン・R・コヴィー
初版発行:1989年8月15日

7つの習慣という本を読んだ、まとめだったり感想です(*・ω・)*_ _)

7つの習慣の概要

1. 主体性を発揮する(自分から選択する)
2. 目的をもって始める(方向性を明確にする)
3. 重要事項を優先する(時間管理の習慣をつける) ⇒私的成功体験
4. Win-Winを考える(双方が満足する解決策を考える)
5. 理解してから理解される(コミュニケーションのためにまず相手を理解する)
6. 相乗効果を発揮(自分・相手の方法よりも優れた方法に至る)⇒公的成功体験
7. 効果性を維持し高めていくために、意識し、大きな決意の前に小さな決意の積重ね

用語解説

・パラダイム:ものの見方、理解の仕方、頭の中の地図(同じ人はいない)
*思い込みや過去の成功例など経験・条件付けにより自己制限を受ける
・P/PCバランス:効果性の原則、長期的に最大限の有益な結果をもたらすこと
*P:望む結果、PC:目標達成能力

第1の習慣

主体性を発揮する(選択・自己責任の習慣)
原則:自分の反応の選択の自由と選択に対する責任がある

パラダイム↓
非効果的(周囲の状況によって私がある)
効果的(自分の選択によって私がある)

行動:刺激→一時停止して原則(適切な判断基準)に基づいて選択→反応

結果:より明確な自己認識

まとめると、
影響の輪を広げる事が大切
「関心はあるが自分では変えられないこと」に集中すると、自分が影響出来る事柄に費やす時間・エネルギーを浪費する⇒何も変わらない
自分が影響出来る事柄に集中すると、今よりも自分の知識や経験が広がり、自らの信頼性を気付くことになる⇒影響の輪が拡大⇒主体性を発揮

第2の習慣

目的をもって始める(VISIONの習慣)
原則:知的創造(設計・計画)は物的創造(製造・実行)に先立つ

パラダイム↓
非効果的(計画性のない人生を生きる)
効果的(自ら設計した人生を生きる)

行動:行動する前に結果を思い描く、個人的なミッションステートメントに基づいて生きる

結果:望む結果の明確化、目的意識の向上

まとめると、
個人的なミッションステートメントを作成
人生におけるあらゆる土台となる、自らの人生を周囲の人や状況に振り回されることなく、自分の将来を形作っていく

利点:本当に大切なものが分かる、自己を導ける、より強い目的意識が持てる

第3の習慣

重要事項を優先する(時間管理の習慣)
原則:重要事項を優先する

パラダイム↓
非効果的(まず緊急事項を行う)
効果的(まず重要事項を行う)

行動:重要でないものを最小限にする、日々の計画、週間計画をたてる

結果:生産性の向上、ライフバランスの改善

まとめると、
第Ⅲ領域よりも、第Ⅱ領域の活動時間を作る
緊急事項に振り回されることが多々あるが、緊急でも重要とは限らない

・信頼残高:人間関係における信頼の度合いを示す比喩的表現、預け入れと引き出しがあり、引き出してばかりだと残高は無くなる

*相手の受け止め方は自分とは違う、その時点の信頼残高によって違う、問題があるかどうかによって違うという事を理解しておく

第4の習慣

Win-Winを考える(相互理解・コミュニケーションの習慣)
原則:効果的かつ長期的な人間関係の構築のためには、相互の敬意と相互得が必要とされる

パラダイム↓
非効果的(他人の分が増えれば自分の分が減る)
効果的(全ての人が満たれるほど十分にある)

行動:勇気と思いやりのバランスを保つ

結果:豊かな人間関係の構築、チームのより強固な協力関係

Win-Winが出来る関係なのに、Win-Lose,Winを続けてしまうと、(信頼残高↓、自立↓)No-Dealという選択肢がなくなってしまい、結果としてお互いにLose-Loseになってしまう

まとめると、
Win-Winを協力関係におけるP/PCバランスで考えると、協力してもらうこと(P)を得るためにPCを行う必要がある
価値観が違うためお互いに持っている案ではWin-Winが出来ない場合、第三案を選択する

第5の習慣

理解してから理解される(相互理解の習慣)
原則:効果的なコミュニケーションのためにはまず相手を理解しなければならない

パラダイム↓
非効果的(答えようとして聞く)
効果的(相手を理解しようとして聴く)

行動:治療する前に診断する

結果:より強い人間関係の構築、より速い問題解決

まとめると、
コミュニケーションを妨げる自叙伝的な反応↓
・助言する(自分の経験に基づいてアドバイスや問題の解決策を出す)
・探る(自分の見地に立って、あるいは自分の立場をふまえて質問する)
・解釈する(自分の経験に基づいて相手の行動や気持ちを説明しようとする(思い込み))
・評価する(自分の見地から賛成するか、反対するか、相手を裁く(同意、同情も含む))
感情移入して聴く
答えようと思ってではなく、理解しようと思って聴く、相手の話の内容や気持ちを反映すること(目標値:相手の立場を相手よりうまく述べる)

第6の習慣

相乗効果を発揮する
原則:全体は各部分の和よりも大きい

パラダイム:
非効果的(あなたの方法か私の方法、又は妥協しかない)
効果的(共により良い方法を創造することが出来る)

行動:相違点を尊び祝う

結果:革新的なアイデア、新しくより優れた解決案(第三案)

・相乗効果:相手の方法より、自分の方法よりも優れた方法

・トーキング・スティック:トーキング・スティックを持っている人だけが自分の意見を主張することが出来る、自分の意見が理解されていると感じることが出来たら、トーキング・スティックを相手に渡し、自分は聴き側に回る

まとめると、
高い信頼残高+Win-Winの考え方+理解してから理解されるコミュニケーション=相乗効果

第7の習慣

刃を研ぐ(自己改善の習慣)
原則:効果性の維持し高めるためには、4つの側面を再新再生させなければならない
*4つの側面:肉体、知性、社会情緒、精神

パラダイム:
非効果的(黄金の卵を得ることだけに集中している)
効果的(黄金の卵を産むガチョウを養い育てる)

行動:今日から始める、出来ることからやる(影響の輪)、自分に打ち勝つ(大きな決意の前の小さな決意)

結果:今まで出来なかったことが出来るようになる(本当の自信)

まとめると、
定期的に自分自身を再新再生させようとしても、様々な障害が生じる(時間がない、決意が揺らぐなど)、障害に直面しても、強い自制心をもってそれらを乗り越えた時、大きな報いを手にすることが出来る

以上、簡単に概要でした(*・ω・)*_ _)
私はこの本を読んで、こうなれたら良いなと思ったし、こうなりたいと思いましたฅ•ω•ฅ
なので、まずは第1の習慣から取り組んでみます( 'ω' و(و"♪

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