【0から学ぶ野鳥学】身近な野鳥たちの知られざる生態【スズメだってこんなにすごい!】
みなさんこんにちは、
ズータイム園長の藤井です。
今回は超身近な野鳥20種を知られざる生態と共に、野鳥少年ハルとご紹介します。
約5年分の撮りためた2TB分のデータを活用して、なんとか完成しました。
今まで約300本ほどの番組を作成してきましたが、一番作成に時間がかかった番組です。
普通種はだんだん撮影しなくなる傾向がありますが、『このシーンを撮影したい』という目的をもって撮影しに行くと、また新鮮で楽しいものです。
巣立ちビナに虫を与える親鳥の様子(シジュウカラ)
普通種は日常的に観察していますが、様々な説明したいシーンがあるのかと考えると、意外とデータとして持ち合わせていないことに気づきます。
種を確認して満足していた自分もいて、これでは生態をヒトにお伝えすることはできません。
この意味を含めて、1種の様々なシーンを意識して観察を続けていました。
冬
のスズメは羽毛の間に空気をためて、厳しい冬を乗り切る姿を観察できます。
通称『ふくらスズメ』、北陸では電信柱にふくらすずめたちが集合して『ふくら柱』も観察できます。
おそらく周りからは、『何でカラスやスズメを、粘って撮影しているのだろう?』と疑問を持たれたことでしょう。
またキジバトを撮影していると『ふん、こんなハトを撮って何が楽しいの?』と言われたこともあります。
キジバトの名前の由来にもなったキジ模様に似た翼
そのような方はきっと生態を見つめていないのでしょう。珍しい種類にしか価値を見出せない方もたくさんいますよね。
生態を目的に撮影する大切さはハルは忘れないでほしい。
そして、機材も含めて、絶対に人を馬鹿にしてはいけないよということを伝えました。
クルミをゲットしたハシボソガラス、この後貯食行動を確認
番組の構成はすべてハルに任せました。
雌雄判別、囀り、地鳴き、幼鳥、狩りの瞬間、群れでいる動画、水浴び、砂浴び、識別のための模様がわかる鮮明な画像など、探すと中々見付からない場合が多く、ハルと一緒に悩みながらも楽しい時間を過ごすことができました。
仕事とは面倒で大変だけど、自分の好きが誰かの役に立ち、楽しいものだと伝わればと思います。
野鳥は365日が観察日和です。ぜひこの動画をご覧になって今からフィールドに出てみましょう!
行動すれば必ず新たな発見がありますよ!
【今までの0から学ぶ野鳥学】
①鳥類の渡り区分を解説📚 留鳥、夏鳥、冬鳥、旅鳥、漂鳥を理解しよう
②🔰身近なカモを知る【わかりやすい】14種+α これでカモの識別OK
https://youtu.be/ab9dMpQlWgg
③羽根のひみつ ~野鳥たちの驚愕の生き残り戦略~
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