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不安商法について①障がい児とスピ始め

※現在は特定の職業にも偏見がなくなったというオチですが、経過の氣持ちを書いた変遷記事内で現在職業にされている方に不快な想いをさせてしまいましたら申し訳ありません。あくまでもその時の感想です。


これまでたどってきた道を振り返って、

すべて良きことだった

と今は納得できるのでnoteに整理しようと思いたちました。特に強い転機は昨年始めたnoteのおかげだと感じてます!noterさん達ありがとうございます。🙇
そして以前のわたしと似たような悩み苦しみ迷いにある方にも少しでも突破口となれば幸いです。


2001年に1級障がいを持って産まれた娘は、帝王切開で取り出された直後に脳や他の手術のために別の手術室に連れて行かれ、やっと退院できた日は台風で911テロの映像が流れる中帰宅という人生の始まりでした。

実家は何十年も霊媒師と懇意にしていて、父母は商売や家族の不安事すべての判断を彼女に仰いで暮らしていました。(特定宗教はなく、先祖崇拝・ちょっと仏教くらいの信仰者です)

私自身は高校生くらいから予知夢やおばあさんの方言が聞こえたりする体質もあって、不思議体験の理由を求めて、20代にはしっかりスピリチャル遍歴が始まっていました。

地元の土着信仰より海外のカタカナ精神世界の方が真理に思えて本やモノ・体験含めてあれこれ手探りが始まっったんですね。

インドのサンスクリット語聖典を読む団体の元に家出してみたり(難しいし朝早すぎ眠くて早々に挫折w)

子宮内膜症とガン細胞が見つかった24歳の頃は教会に通っていた友達に誘われて初めて訪れた日に奇跡を体験して、すべて治癒する経験もしました。お礼の氣持ちで洗礼を受けましたが、結婚前に彼との間に長男を身ごもったことで破門w(婚前交渉NGな所でした)ただ、医者からは「もう子供は産めない」宣告からの全治癒→健康な男子出産でじゅうぶん満足でした。

ここまでで地元土着信仰+インド聖典+聖書+海外発スピリチュアルがミックスされたメンタルで

「なんかわかった」

氣になっていました。

ところが長女のハンディキャップという試練に出会ったとき、それら精神世界の知識や体験が

何も役に立たない。

毎日不安で泣ける。


療育で精いっぱい。

弱音をはく毎日が始まりました。

【バシャール】読んでもワクワクできない
お祈りしても「もう後の祭り感」😭

手に取ったのが乙武さんの五体不満足でした。

読み終えて寝不足のまま早朝の港に散歩したその日のことです。

なんとご本人が車椅子で1人
港にたたずんでらっしゃるじゃあ~りませんか!(👈@沖縄ですよ?!お一人でした😲)

マジマジと遠目に拝見して

こんな所で
このタイミングでご本人にお会いできたのは
何か喝を入れられてるんだな…と
我が子に対しての弱音を改めて見つめる機会となりました。

帰宅して娘の笑顔をみると

ぜんぜんダイジョブと思えてきました。

娘が産まれてから母は時折、
懇意の霊媒師をよこしてきましたが

ぶっちゃけ高い!

1回3万とかw仕事辞めた主婦には無理ぽ。
だし

「先祖の因縁」「これからも祈祷が必要」
「〇〇寺と〇〇寺に拝みに行かなければだめ」
「あんたは外人の神様(👈キリスト様ねw)
を拝んでたから、それも謝らないと」と言われ

・・・ふぅ~ん。

旦那いわく

「神様って心が狭いんだね!」

私「…そう思われても仕方ないよね、
スピ的にはすべてがひとつなんだけどね。」

「そのスピもエセ科学でしょ」

……そう思われても仕方ないよね、
証拠出せないしね。

みたいな、夫婦間でも相違のある目に見えない世界のことを少し話しあい、

まあ、ともあれ、毎日泣く生活から
娘の手術やリハビリのために前向きに

「エセ科学ではない医学情報と

セカンドオピニオン」

中心に頑張ろう!と決心して
くだんの霊媒師には「今後依頼はしません。」
ときっぱりお伝えする事にしました。

母は彼女に「あの娘(私のこと)はおかしくなってる。今にひどいことになる」とさんざん脅されたおかげで、私抜きで私達親子のための祈祷をその後ン百万レベルでつぎ込んで

それ以外にもお店で働いている方の見えない因縁や父の浮気、自身の健康祈願などなどのために拝んだ結果

すべて解決して幸せになったか

というと
数十年におよぶ別居や
すっからかんの銀行口座という老後
が結果を物語っているわけで。

母は弱くて私が強かった
という話ではなく

人生の不安解消を外に求める

という点では
霊媒師を頼る母と医学やスピを頼る私は

同じ弱さを抱えていたのです。

(不安商法について②スピ離れへ続く)










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