私の人生を変えたパチスロ機4選

面白そうなタグでツイートしている人をちらほら見かけたので私もやってみようと思ったけどTwitterの140文字では足りないし、ついでなら自分語りしてみようと思ったのでSNSではなくnoteで書いてみようと思った。

①大花火(4号機)

多くの人にとっての名機であろう大花火であるが、私のスロ歴においても重要な部分を占めている。

私はこの台をホールで打った事は無い。後継機の花火百景は設置されていた気はするがこちらも打った事は無い。何故ならその当時ホールに入店できる年齢では無かったからだ。

私は大花火はゲームセンターでしこたま遊んでいた。高校生の頃である。何故この台が「人生を変えた」かというと、今の私にとってパチスロで大きなウェイトを占めている「目押し」を覚えた台だからだ。学生向きのメダルのレートが安いゲームセンターだったのでひたすらメダルで設定1の大花火を打っていた記憶がある。REGが揃えられないような初心者レベルから、JAC中にビタ外しがそれなりに決まるくらいには上達させて貰った台の1つだ。

パチスロ的な面白さはハッキリ言って良く分からなかった。BIGなら600枚くらい取れるというイメージだけで、リール制御の面白さとか左リールの狙いどころとかもあまり詳しくなかった。今の6号機ハナビでも長男下段狙いをしているのは大花火の頃に覚えた長男下段ビタの延長線でやっているのかもしれない。ホールで打っていたら間違いなく今よりパチスロ狂いになっていた事だろう。

⓶主役は銭形

平和のA-711ストック機。この台で私は初めて「パチスロを勉強」した。連モードのゾーンや演出による前兆を察知する事や、チェリーBによる解除期待度の違いなどから分かる高設定の挙動など、今に通じる高設定判別の手法や損をしない方法を覚えた。当時「ストック機」というものの仕様が分からずBIGの3G後にまた当たるシステムや、逆に何故大花火はパンクしても1G連しないのかなど、パチスロの仕様や仕組み、システム面を「まじめに」勉強させてもらった台でもある。

今思えば主役は銭形はパチスロを勉強するのには初心者向けの台であったと感じる。ゲーム数テーブルは設定によって決まるのみで、モードというものが存在していなかったしそのゲーム数も覚えやすい数字だった。本前兆をにおわせる演出は露骨に強いものが多かったし、押し順のみで大量獲得できる点も魅力的だった。何より初めてパチスロで10万近く勝つことが出来た思い出の台である。

③デビルメイクライ3

5号機の天井RTつきノーマルタイプ。5号機初期のノーマルという事もあって異常なほどのコイン持ちの良さを誇り、当時学生だった私にとっては遊ぶにはうってつけの台だった。ボーナスも400枚近い獲得が見込めたし、確率は薄いが同色BIGは448枚とる事が出来た。

5号機ノーマルで初めてどっぷりとハマった台だった。演出の出来も良く、主人公ダンテのカッコよさや皮肉めいたセリフ回しが気に入って、パチスロから原作を触れた初めてのコンテンツでもある。アクションゲームが苦手な自分にとっては、ゲームはそれなりに難しかった。

この台は同色BIG2種、異色BIG4種、REG4種で構成され全て別フラグとなっていた。5号機になりボーナスフラグが図柄ごとに個別になったり、1フラグに対して1制御しか与えられないという単純な構造になった為、出目のスベリやボーナス図柄の引き込みでフラグを判別することが可能になった。こういった「5号機ノーマルタイプ」を攻略する上での基本的な手法を覚えた台がこの台だ。

④ディスクアップ(5.9号機)

5.9号機で唯一といっていいレベルでまともにホールで稼働した台。ビタ押しが完璧なら理論上負けないという甘さがウリの台。

この台で「台を攻略する」事の楽しさを学んだ。この台は「リーチ目」によるボーナスフラグの察知は難しいが、「成立時の制御」を見抜くことができればフラグを絞り込めると言ったような、知識や攻略を深めていく事でより深く楽しめる要素が満載。スベリ音予告など、知ってる人だけがよりディープに楽しむことが出来る演出も搭載されていたのも非常に評価できる点。しこたま打った割に生涯収支は+100Kほどではあったが、楽しみながらお小遣いが増やせる素晴らしい台だった。

おわりに

さて、色々振り返ってみてなんとかこの4機種に絞り込んだが、他にあげようと思ったら枚挙にいとまがない。初代戦国無双はとにかくBIG中にいっぱい玉を貯めればどうにかなるの精神で遊び打ちを一杯したし、マーベルヒーローズでは閉店取り切れずが確定した状態でなんとか宵越しで拾ってやろうと試行錯誤してXゲートを取りこぼしてみたりした。赤ドンは毎日リセ狙いで通った事も今となってはいい思い出。

だが「人生を変えた」となると上記の4機種だと思う。いずれも私のパチスロライフに何かしらの変化を与えてくれた台であり、今のノーマルタイプや技術介入機に根っこを生やすという自分のスタイルを構築するに至った機種たちだ。

昔話も適度にする程度なら丁度良いが、自分語りは長すぎると嫌われるのでこの辺で。

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