フォアシュピール・エントリーのすすめ

これからゲムマにサークル参加しようと思っている方に自分の経験からフォアシュピールへのエントリーをお勧めします。

特に次の特徴にあてはまる場合はよりおすすめです。

・サークルの構成人数が少ない
・宣伝方法が分からない
・ボードゲームフォロワーが少ない
・地方参加者
・頒布作品のインスト経験が100回以下
続いてその理由を述べます。


・サークルの構成人数が少ない
ゲムマ当日のマンリソースが少ない場合、作業や気配りは膨大なものになります。ゲームの説明はルーチン化で負担を減らせる要素です。
会場でのアクシデントは常に起こるので、そこに注力するためにも試遊会でルーチン化出来る作業を洗い出せます。

・宣伝方法が分からない
知らない人や知らない物にお金を出そうと思う人はほぼいません。
ですから多くの人に触れてもらえるフォアシュピールでの露出はとても有効です。
フォアシュピール2019秋に持参した設置用チラシ200枚は、いつの間にか無くなっていました。
ゲムマ当日の手配りだと200枚を受け取ってもらうのがどのくらい大変か、ゲムマ経験者ならおわかりいただけると思います。

・ボードゲームフォロワーが少ない
初めてゲームを頒布する時、それを買ってくれる人は友人知人の場合が多いと思います。
あなたの事を応援してくれる人が少ない場合、その作品を知っている人はもの凄く少ないはずです。
フォロワー以上の多くの人に作品を届けたいと考えているのであれば、大規模な試遊会を逃す理由はありません。

・地方参加者
地方からゲムマに向けて初めて行く場合、自分の頒布作品は東京の発信力のあるコミュニティーやプレイヤーにはほとんど知られていないでしょう。
ノープランのままゲムマ当日にアウェイ感を感じてしまうより、フォアシュピールで関東のボドゲクラスタの空気感を知っておくと、とても気が楽になります。
ほとんどの地方都市ではこれほど大人数のプレイ会が無いので、人の多さに慣れるという経験も積めます。
ゲムマ休みの他に休みを捻出し、交通費宿泊費を掛けて試遊会に行くのは正直大変ですよね。
ですが費用対効果では測れない、サークルとして人を楽しませる経験値がめちゃくちゃ上がるので、自分のような地方組こそ参加した方が良いと実感しました。

・頒布作品のインスト経験が100回以下
テストプレイを含めてその作品のインストを対人で100回くらいやると、要点や加減が解ったりします。
脳の割り当てるリソースを少なくする事も出来ますし、聞き手の理解に合わせてアレンジ出来るようにもなります。
自分の場合ぽんこつなので、10回20回程度では口から勝手にインストが出るようにはなりませんでした。場数は重要です。


続いてフォアシュピールを推す理由を挙げていきます。
・スタッフが優しい
翔さん、PRAさん、きつねさんの他にも多くのスタッフの皆さんにサポートして頂きました。
興味ありそうな参加者さんへの声掛けや空席アナウンスを手伝って貰えたので、自分の勧誘力以上に良いマッチングが実現します。
※これから初めて参加しようと思うサークルさんは「朝の全体設営と帰りの撤収」に必ず参加して運営側の負担を減らすよう努めましょう。

・購入確度が高い
気に入ってくれた参加者さんがゲムマ当日に来てくれるケースは結構あります。
フォアシュピールは大人数で行うため。そのゲームに興味を持つ人の試遊率が高く、良い体験に結び付きやすいです。

・他のサークルさんに出会える
いちファンとして憧れのサークルさんにご挨拶出来たりします。
自分は一人での参加だったので、その時間の捻出はあまり出来ませんでしたが、2人以上での参加なら容易でしょう。
他作品のクオリティを知る事も出来る好機です。(例:このカード、あそこで印刷したんですか?)

・運が良ければ他メディアにも?!
遠方からの参加ということで、ボードゲーム紹介のネットラジオ「ほらボド!」さんにも取り上げていただけました。望外の喜びです。
自分が一歩を踏み出せば思いもよらない縁に出会い易くなります。


他にも色々あるはずですが、取り留めもなくスマホに書き出したのはこのくらいです。
繰り返しになりますがフォアシュピールのエントリーを迷われているサークルさんには絶対におすすめします。
最後になりましたが、新参者を快く受け入れてくれたフォアシュピール関係者の皆様、参加者の皆様、本当にありがとうございました。

(誤字脱字表記揺れなどご容赦ください)