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はじめにー 続ふかんばとは?

このたび、続ふかんば【浜益地域循環共生圏推進協議会】では、noteをはじめました。このnoteでは、石狩市にある「浜益」の身近にある魅力を紹介していきたいと考えております。まずはじめに、このnoteで発信していくことをお伝えしたいと思います。


石狩市浜益区について

石狩市浜益区は、札幌市中心部から車で約90分程度の距離に位置する厚田区の北端からさらに北へ約30km、雄冬岬に至るまでの海岸に沿った地域です。平成17年の合併(石狩市・厚田村・浜益村の1市2村)以前は、浜益郡浜益村といい、江戸時代からの古い歴史を持っています。幕末には荘内藩(現在の山形県鶴岡市を拠点)が陣屋を構える北方警備の拠点となり、その後、明治から昭和初期にかけてはニシン漁の千石場所として栄え、一時は人口8000人もいたといわれています。ニシン漁が終わり人口が減少し、現在では人口約1000人程度となっています。

まちの産業の中心は1次産業で、特に良質な米の生産やサケやニシン、ホタテ・ウニ・タコ・ナマコなどの漁業が盛んです。また、果樹栽培も盛んであり、北海道最古の果樹園のひとつがあります。道路が整備されていなかった時代では主な交通手段は船であったため、陸路を行くには、南は濃昼山道、北は増毛山道という険しい道を行かなければならず、かつては「陸の孤島」とも呼ばれていました。

続ふかんばとは

市民団体「浜益・自然に学ぶ会」(ふかんば)は、1988 年 12 月に「人と自然の共生及び地域に根差した仕事づくり」を目指して浜益で設立されました。約 2 年間で 18 号まで機関紙「ネットワーキング浜益」を刊行し、その後活動を休止しました。以降、浜益地区内で地域づくりに関する様々な活動が行われてきたものの、自然との共生を切り口に多セクターが連携した取組みは展開されてきませんでした。そのため、これまでの浜益の歴史を踏まえながら、その意思を受け継いでいくために、世代を超えた新たな協議会「続ふかんば(浜益地域循環共生圏推進協議会)」を設置しました。

「ネットワーキング浜益」第0号

当時発刊されていたネットワーキング浜益の第0号を公開します。
ふかんばの基本構想には「自然との共生方法の模索」「自然から学ぶ生き方の提案」「新たな地域資源の発見と流通構築」「創造的な仕事の開発」があり、ネットワーキング浜益には現代でも大切にしたいことがたくさん書かれています。
当時の浜益のことを想像しながら、ぜひ読んでみてください。

noteで発信していくこと

ネットワーキング浜益を読んでいくと、ふかんばの皆さまが大切にしてきたこととして、人と自然の共生、何でも面白がる心、ちょっとしたことでも見過ごさない感性、面白いことをみつける、足元を見つめ直すなど、自分たちの身近なところにあるものを大切にしていこうという気持ちを感じます。

このnoteでは、ふかんばの皆さまが大切にしてきたような浜益の身近にある魅力や地域の資源を見つけて、伝えていきます。

おわりに

このnoteを読んでくださったみなさんが少しでも浜益のことに興味を持ち、現地に足を運んでくれるきっかけになれたらうれしいです。
これから続ふかんば【浜益地域循環共生圏推進協議会】のnoteをぜひよろしくお願いします。

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