見出し画像

CENSUS 2020 : 国勢調査がやってきた

日本では5年に1度行われている国勢調査、アメリカでは10年に1度大規模に行われる。外出禁止などなどの昨今の状況下でも粛々と進んでいるらしく、先日封書が送られてきた

Censusとは

Censusとは、いわゆる国勢調査のこと。今年はCensusの年で、4月1日時点で ”どの場所に”、"どんな人種・性別・年齢の人が"、"何人で" 住んでいるのかを調べる。これを基に政策や補助金の額が決まるらしい

そのため、不法滞在者や生活に困難を抱えている人は、現状を明らかにすることで公的支援を受けられるチャンス(税金や人手)が増えるから、虚偽申告はしないように、という注意もあった

3月初旬から中旬に郵送で案内が届き、Webで回答をする。回答がない場合は戸別訪問をして調査を行うとのこと。外出禁止令で今年はみんな家にいるので、調査は楽かもしれない。。。

画像5


Censusで聞かれること

4月1日時点でその場所に住んでいる人について、人数・年齢・性別・人種などの基本的な情報を聞かれる

(質問はこのページから確認できる)

ちゃんと考えられてるなーと思ったのはこの辺り。これは複数人住んでいる場合、主たる居住者との関係性を聞かれる質問で、異性の夫/妻/配偶者と、同性の夫/妻/配偶者が、同じトーンで記載してある

スクリーンショット 2020-03-20 午後6.06.30


起源・人種に関しては、ヒスパニックかどうか聞かれる質問と、人種を選ぶ質問が別にある

スクリーンショット 2020-03-20 午後6.09.12

このリストから、自由記述含め幾つでも(!)選べるのである

スクリーンショット 2020-03-20 午後6.09.53

ちなみに、ヒスパニックかどうかという質問は(カリフォルニアだからなのか?)大学や公共施設の登録をするときにも聞かれた覚えがある。アメリカの現状を把握するには欠かせない指標っぽい

※ヒスパニックとは、スペイン語またはスペインの文化に関連のあることを示す語で、メキシコ及び中南米出身の人の多くがこれに当てはまる


Censusの仕事は意外と高給?

Censusでは、先述した戸別訪問をするスタッフを中心に求人をしているらしく、私が通っているコミュニティカレッジでも一度説明会が開かれていた

カリフォルニア州の最低時給は$12である一方で、Censusの仕事は一番少なくて時給$24。これって結構良いのでは!?

Santa Clara Countyで募集しているCensusの仕事
・Field Supervisors - $33/hour
・Recruiting Assistants - $33/hour
・Census Takers (also referred to as Enumerators) - $30/hour
・Office Staff - $24 to $31/hour
・Area Census Office Managers - starting at $42.50/hour
・Partnership Specialists - salaried, starting at $41,000
(出典)https://www.sccgov.org/sites/census/2020/jobs/Pages/home.aspx

市民権を持っていなくても応募ができると言われたので、一応応募だけしてみたけど、今日時点で連絡は来ていないのでやはりNGだったっぽい。戸別訪問なんて面白そうだったのに残念



サポートはさておき、スキ押してってもらえると嬉しいです☺