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DDR の靴の話

最近久々に DDR の靴探しをした(なんならまだしている)ので、自分が靴を選ぶ時に気にしていることや考えていることを、メモも兼ねて書き出しておこうかなと思いました。参考になれば嬉しいです。

また、もしイチオシのギアや、「こういうところにも注目するといいよ!」なポイントがあればぜひ教えてください 🙌

※ 内容はすべて個人の感想なので、日記くらいの気持ちでどうぞ

(一応)僕のプロフィール

参考にされる方向けに、一応僕の DDR プロフィールを書いておきます。興味ない方は飛ばしてください。

僕は全体で見るとたぶん「中級者〜上級者なりかけ」くらいで、よくプレイする難易度帯は SP 14 〜 16 あたりです。クリア狙い特攻をすることはあまりなく、かといって安定してマベを狙えるほどの精度もないので、フルコンや AAA 〜 PFC あたりを目指して踏んでいることが多いです。

17 以上もたまに踏みますが、しんどいしエクストラ召喚(≒ LIFE4 クリア)も怪しくなるので、あまり積極的には選ばないです。

靴選びで気にしているポイント

つま先があまり上がっていない

個人的に一番大事というかマストなのが、つま先があまり上がっていない(または、上がっていても力を入れれば簡単に下がる)ことです。

つま先が浮いてしまうような靴だと、単純に↑パネが抜けやすくなるし、つま先の力を使う踏み方(↑を含むスライド、二枚抜き)は難しくなります。

最近の運動靴(特にランニングシューズ)はつま先上がってるモデルがどんどん増えてる気がしていて、 DDRer 的にはなかなかしんどいなと感じてます。前に進む力が必要なスポーツでは役に立つんだと思いますが、 DDR はその場で足踏みするだけで、パネルから前進していくことはないので、いらない機能なんですよねえ…。

厚底フカフカ系 vs 薄底ペタンコ系

ここは「どっちかが良い」というよりは「好みが分かれるポイント」という感じですが、厚底系と薄底系にはそれぞれメリット・デメリットがあると感じてます。

厚底フカフカ系:

厚底の靴は、クッション性の高いモデルが多いので、足へのダメージが残りづらい印象があります。また、パネルに多少の段差があってもクッションが吸収してくれるので、メンテに左右されづらい印象があります。同じ理由で二枚抜きも入りやすいと思います。

一方、クッションが仇になって踏みづらくなることもあります。極端な例を挙げるなら、もしパネルの表面が低反発まくらみたいな素材だったらかなり嫌じゃないですか。踏ん張りも効かなそうだし、着地時のエネルギーが全部吸われてしまって地団駄とかもかなり踏みにくそうな気がします。

このようなデメリットを避けるため、自分はクッション性の高い靴を選ぶ時、「反発力がちゃんとあるか」を気にしています。ここでいう反発力とは、「(着地の衝撃をグッとクッションした後、)バネのように足を上に押し戻す力」を指します。これがちゃんとある靴は、例えるなら極小トランポリンの上をポンポン跳ねるみたいな感覚で踏めるので、地団駄などはむしろ得意分野になってきます。

具体例を挙げると、 Lightstrike / BOOST (Adidas)、 Zoom (Nike)、 NRGY (Puma) あたりのテクノロジーが搭載されている靴は、ただクッション性が高いだけでなくしっかり反発力を出してくれるイメージがあります。

薄底ペタンコ系:

薄底の靴は、パネルを踏んだ時に足に伝わってくる情報が多く、バチっとしっかり着地できる安定感もあいまって、スコアを狙いやすい印象があります。また軽量のモデルが多いので、捻りなど動きの大きい譜面を踏む時にはアドバンテージを感じます。

一方、足へのダメージはどうしてもクッションの豊かなモデルにくらべると大きくて、がっつり踏むと翌日以降にも残る感じがあります。また、パネルの段差が大きい筐体で踏むと判定が抜けやすいです。

自分は薄底系の靴を選ぶ時、「靴底の屈曲性」を気にしています。ここでいう屈曲性とは、「足の形にあわせて靴底がぐにゃっと曲がる、柔軟性」を指します。たとえば足を宙に浮かした状態で、つま先に下向きに踏ん張るような力をかけたとき、それに合わせて靴底が ┏━━ ← こんな感じで曲がってくれると嬉しいです(わかりづらくてスマン)。屈曲性のある靴なら、パネルに多少段差があっても、足をうまく使うことでしっかり届かせることができます。同じ理由で2枚抜きも入りやすくなります。

具体例を挙げると、 Free (Nike) は超軽量なペタンコ靴でありながら、靴底に切れ込みのようなものが入っていてとてもよく曲がります。

グリップの良し悪し

靴のグリップは、直感的には強ければ強いほど良いように思えますが、 DDR においては案外そうでもないように感じています(もちろん、グリップ皆無のツルッツルはさすがにイカンですが笑)。

グリップの強い靴は、大きな動きの後でもピタッとしっかり止まれるので捻りに強かったり、一歩一歩しっかり踏めるので低〜中難易度のスコアが比較的取りやすいイメージがあります。

一方グリップ弱めの靴には、足をほとんど上げずに地面スレスレで動かしても足が引っかからないという強みがあります。特にスライド踏みや、高難易度帯の速い乱打など、素速い動きが求められる場面で「キュッ」と足を取られてしまうことがないのは安心感あります。

最近の気づき:インソールすげえ

最近、靴本体だけでなく、インソールの影響力も思ったよりでかいことに気づきつつあります。

ものによっては靴本体と同じくらいの値段するものすらあるのでちょっと勇気は要りますが、ちゃんと効果あります。驚きました。「すごく良い靴を買う」より、むしろ「ちょっと良い靴を買って、良いインソールを入れる」方がコスパいいんじゃないかとすら思いはじめてます。

ちなみに今試しているのは「Nike Free RN 5.0 + ba2ne アスリートグリップ7」の組み合わせです。 Free は上のペタンコ靴のところでも挙げたもので、「超軽量で屈曲性もあるけどクッションや反発は皆無、グリップはほどほど」という感じの靴です。ここに ba2ne インソールを入れた結果、今のところこんな変化を感じています:

メリット

  • 踏ん張り力が増して、グリップ力の高い靴のようなメリットを得られるようになった(もちろん靴底のグリップはそのままなので、キュッキュ言う心配もなし)

  • インソールから反発をもらえるようになって(&足の使い方が良くなって?)、地団駄とかが楽になった

デメリット

  • かかと側が若干厚くなったので、今までのペタンコ感覚で踏むと、かかとから着地する感じになる(つま先にかかる力が甘くなる)

  • 固いパーツの入っている部分があるので、屈曲性は若干減った感じがある

賛否両論

  • 良くも悪くも足の使い方を矯正される感じがある(もともと Free は裸足感覚、足を自由に使えるのをウリにしていたので、コンセプトを無視してしまっている感じがある)

まとめ

自分が靴を選ぶ時に気にしていることを書き出してみました。参考になれば嬉しいです。現在進行形で迷っているので、もしイチオシがあれば教えて欲しいです。


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