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ポケカ れんげきカラマネロ

「漆黒のガイスト」のカラマネロ(れんげきテンタクル)が楽しそうだったので、ちょっと考えてみました。

れんげきテンタクル

超x1 で、「手札のれんげきカードを好きなだけデッキに戻して、枚数 x40 点」を与える技です。

考えてみると、この技の打点を伸ばすには2つの方法があります:

1. 手札を増やすこと

2. 手札の「れんげきカード」率を上げること

特に 2 が何気に大事で、たとえばもし、デッキの全てのカードにれんげきマークが付いているなら、実はなにも考えなくてもただ「コルニの気合い」で手札を6枚にするだけで 240 点出ます。オドリドリまで絡めば 360 点です。

というわけで、手札をなるべく「れんげき」のカードで埋めつつ、安定してカラマネロを立てられるような構築を考えてみました。

サンプルレシピ

れんげきテンタクルで高打点を出すだけのプレーンなレシピなので、実戦では適宜ボスやベンチバリアミュウなどを入れて調整する必要があると思います。

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チラチーノ型もちょっと考えてはみたのですが、「れんげきじゃないカード」をたくさん採用する必要があるわりに、特性は手札が 1 枚増えるだけなのでデメリットが大きいと感じました。

「うらこうさく」型はそもそもメッソンが「れんげきのカード」なのでノイズになりにくいうえ、後攻「どんどんよぶ」から入る安定プランも取れます。ジメレオンも特性でれんげきのトレーナーズをサーチできるので、実質れんげきのカードとして使うことができます。

れんげきのカード 29

れんげきのカードは手札でダブってもテンタクルの打点になるので、厚めに採用できます。

・カラマネロ 4, マーイーカ 4

メインアタッカーであり、れんげきのカードでもあるので、どちらもフル採用でいいと思いました。たとえばここを削って「つりざお」を増やしたりしても、結局「れんげきじゃないカード」が増えてしまうことになるので打点が下がりそうです。オクタンからも持ってこれるので、進化できないことはほとんどないと思います。

・オクタン 2, テッポウオ 2

毎ターンれんげきのカードを1枚持ってきてくれます。2体以上立てても特性を使えないので、この枚数にしました。れんげきのカードなので、サイド落ちを重く見るならスーパーボールあたりを減らして現物を増やすのもありだと思います。

・インテレオン (クイックシューター) 1

毎ターン好きなポケモンに 20 点置ける便利な特性持ちで、自身もれんげきのカードなのでノイズになりにくいです。瞬間打点が欲しい場合は、れんげきのカード2枚に化けることができる「うらこうさく」のインテレオンと使い分けます。

・メッソン (どんどんよぶ) 4

れんげきの種ポケモンをまとめて展開する1エネ技を持ち、自身もれんげきのカードで、しかも「うらこうさく」のジメレオンに進化できるパワーカードです。スタートしたいポケモンなのでフル投入しました。

ベンチが「マーイーカx2、メッソン、テッポウオ」になるように呼ぶことが多いです (残りの1枠にオドリドリを置きます)。

・コルニの気合い 4

オクタンからサーチできて、手札を 6 枚まで補充してくれるサポートです。「しあわせタマゴ」を使えなかったターンはこのカードから入ります。自身もれんげきのカードなので打点の邪魔にもならず、このデッキではかなり重宝します。

後1で使えるとかなり強くて、手札 6 枚でターンを終了すると後2「リーリエの全力」から三神ワンパン級の打点を出せる可能性が出てきます。

・みずのとう 4

れんげきマークのついた入れ替えです。後攻時、メッソン以外でスタートしてしまった場合に使います。それ以外ではあまり使わないと思います。

・スパイラルエネルギー 4

れんげきマークのついた超エネルギーです。手札に基本エネや霧の水晶がきている場合は、温存してテンタクルの打点にします。エネルギーが引けなくてもオクタンからサーチしてこれる安心感があります。

れんげきをサーチできるカード 20

このデッキでは、ノーコストのサーチは入れたら入れただけ強いと感じてます。足りないパーツを適宜持ってくることもできるし、適当な「れんげき」のカードを持ってきてテンタクルの打点にすることもできるので、デッキの安定感を高めつつ手札を「れんげき」で埋められます。実質れんげきのカードだと思って採用しています。

・ジメレオン 2

霧の水晶やおこうにもなれるので、実質スパイラルエネ以外の全てのカードを持ってくることができます。パーツが揃っている場合はれんげきのカードに変身して打点になることもできます。ピン挿しのボスなどもピンポイントに持ってこれるので便利です。メッソンを最大2ラインしか立てない想定で組んでいるので、枚数は控えめです。

メッソンを3ライン立てて代わりにオドリドリを使わないプランもアリだと思います。その場合、ジメレオン・裏工作インテレオンを各1枚は増やしていいと思います。

・スーパーボール 4

ポケモンがたくさん入っているのでヒットしやすいです。オドリドリ以外のポケモンはすべて「れんげきのカード」または「れんげきをサーチできるカード」なので、打てばとりあえずテンタクルの打点になります。クイックボールやポケモン通信は手札を減らしてしまうので、このデッキではスーパーボールの方が強いと思います。

・霧の水晶 4

マーイーカ、オドリドリ、基本エネをサーチできるカードです。クイックボール不採用なので、オドリドリを確定サーチできる唯一のカードになっています。ベンチバリアミュウなどを採用する場合もキーカードになります。基本エネをサーチしてくることで「スパイラルエネルギー」を温存できることも覚えておきたいです。

・レベルボール 4

マーイーカ、テッポウオ、メッソン、ジメレオンをサーチできるカードです。ジメレオンを経由するとあらゆるカードを持ってこれます。

・しんかのおこう 4

カラマネロ、オクタン、ジメレオン、インテレオンをサーチできるカードです。ジメレオン以外は、どれもこのカードでしか確定サーチできないので、ちょっと大切です。

・ジャッジマンホイッスル 2

デッキを実質 58 枚で組むことができます。ジャッジマンはスタン落ちしているので、純粋な自由枠です。ボスやベンチバリアミュウなど、なにかカードを足す場合はここを減らします。

れんげきでもサーチでもないカード 11

れんげきテンタクルの打点になれないカードたちです。ここがデッキ構築のキモになると感じてます。これらのカードが手札でダブってしまうと単純にカラマネロのパワーが落ちるので、半端なカードを採用するくらいなら適当なれんげきのカードを増やしたり、ジャッジマンホイッスルで枠を埋める方がマシだと思います。

・オドリドリGX 1

前のターンにポケモンが気絶していれば3枚ドローできます。三神対面などでは負け筋にもなるので、あえて採用せずにインテレオンを3ライン立てるのも選択肢だと思います。

・ふつうのつりざお 1

カラマネロラインと基本エネを再利用するカードです。打点のノイズになるので最低限の枚数で試しています。

・しあわせタマゴ 3

このデッキは「手札を減らしてターンを渡す非エクデッキ」なので、単純に相性がいいです。打点のノイズにはなりますが、それ以上に決まった時の強さがあります。上振れ・下振れのあるカードなので、好みで調整してください。

・リーリエの全力 3, ポケギア 1

5枚目以降のドロサポです。1ターン目「コルニの気合い」で手札を補充してターン終了、2ターン目にこのカードで追加ドローまでいけると、後2から三神ワンパン級の打点を出せる可能性があります。またタマゴで手札を補充した直後に使えると、オドリドリと合わせて VMAX を軽くワンパンできます。上振れ・下振れのあるカードなので、安定を取るなら博士の研究もアリだと思います。

ダブってしまうと弱い (打てないし、テンタクルで投げることもできない) ので、1枚だけポケギアにしています。手札が「リーリエの全力2枚」になるのと「リーリエ1枚+ポケギア1枚」になるのでは、後者の方が「コルニの気合い」を持ってこれる可能性がちょっとだけあるのでマシだと思っています。ちなみにトータルでサポートに触れる確率はあまり変わりません (約 1.8% 差) 。れんげきマークのホップが欲しいところ…w

・基本超エネルギー 2

霧の水晶からサーチできるエネルギーです。自引きしたい場面はあまりないので最小限の枚数にしています。スパイラルエネルギーと違ってつりざおで回収できるので、選べる場合はこちらを優先して張っていきます。

おわりに

すでにかなり楽しいカードになっていると思うし、今後も「れんげき」のカードが出るたびに強化されていくと思うので、楽しみです。

よかったら試してみてください。

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