絵を描くときに図っていますか?


絵を描く時に見るポイントで大切なことをもう少し細かく言うと
被写体を計るという作業です。

今回はこちらのモデルさんで例えます。

まず前回に伝えた内容を見てみましょう。
アウトラインを見てこの被写体はどんな形かを理解してみてください。

次に重心と骨格を見る作業です。

この場合重心は両足でしっかり支えていますが、比較的右の足に一番重心がのっています。
また骨格を見るときは肩と骨盤をみます。
肩は左肩が上がり、腰は右の腰が上がります。

ではここから測り方についてです。

被写体の測り方


計るという作業は、被写体に中心線を描き左右にどのくらいの差があるかをみます。
ポイントをつけてそれぞれの場所を測ります。

このモデルの場合、左の体が前に出て右が奥になっているポーズをとっています。
しかし、実際描く時にこの体の出方と左右の差を描くには中心線をとりそこから計る必要があります。

今回は顔、肩、胸、手の位置、足の位置でポイントをつけましたが、他にも膝、肘など関節となる場所にポイントをつけてみるのも良いです。

例えば胸の場合左右で幅が違うのが分かります。
緑のラインのように左右の差を見ていきます。

次に足や手の位置ですが、こちらも左右で場所が違います。
足の場合左足と右足てラインを取り(青のライン)右足は左のどの部分に足先が来ているかを測ります(緑のライン)


このようにポイントをつけて計るという作業はとても大切で、描いたのに何か違う、、というのがなくなりやすくなります^^

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