2014.8.6.wed


今日の午前中は調査や体験ではなく、明日一旦北川公民館から移動するため、掃除と洗濯をしました。今日は時々雨が降る程度でやっと天候に恵まれました。午後からは、昨日少ししか見学する時間がなく、もう一度ゆっくりお話を伺いたいと思い、ダム反対資料館に向かいました。木頭に来てから歩いて行動できずにいたので、北川から折宇まで歩きました。途中すれ違う車が知っている方だったり、知らない方にも挨拶して少しお話したり、日に日に村に知り合いがどんどん増えていくことがとても嬉しくて、人の良さも木頭村の魅力だなあ、としみじみ思いました。




30分程度で田村さんのお宅に着きました。毎日車で移動していたので歩いていくと遠いだろう、と思っていましたが、歩いてしまうと周りの景色も見ることができて、あっという間に到着しました。最初に田村さん自身のお話、ご夫婦のお話を伺いました。ダムの反対のトップで働かれていた方だけに、自分の芯がしっかりしている方でした。一度決めたことはやり抜く、とてもいい人生勉強になりました。資料館ではダム反対運動の歴史についてお話していただきました。最初の約20年間は村民の力だけで運動を続け、全国を見てもダム開発を撤退した村はここだけだと知り、村民の団結の強さに感激しました。田村さんのお宅周辺ももダムがつくられていたら埋められていたそうです。こういった面からも木頭の山や川は特別な価値のあるものなのだと感じました。



夜は公民館に集まっていただいた方達と太布の8㎜を見て、昔の写真を見ながらいろいろなお話を伺うことが出来ました。ここからわかったことを活かして、明日は写真に写っていた方に直接お話を伺いにいく予定です。


o.m/明治学院大



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