2022年4月20日地磁気、電離層、S-net現況。

今日の様子

S-netで岩手県沖、青森県東方沖、十勝沖、釧路沖で微小地震が増加。それ以外の地域は静穏化継続中です。

家庭用電圧は通常電圧(5.105~5.107V)より高めの5.108~5.110Vで推移。4/30ごろまで福島県沖、宮城県沖でM4クラス強~5クラス弱程度の地震が発生する可能性があります。

電離層では特にありません。

地磁気では九州~台湾方面にM4クラス強~5クラス弱程度の反応が出ました。父島の反応を見ないと完全版にはならないですが、震源は上に書いた地域で発生する可能性があります。

ここで情報として挙げているのを以下に解説しました。

その日の地震の観測データ(S-netを参照)の中で、低周波地震があった場合は、その震源地周辺の地震ハザードが高まるものと判断しています。全国の地震ハザードの分布図は一日ごとにマッピングしています。

家庭用電圧を利用した地震予知は、地電流を利用した予知と同様のものです。実際に、2021年2月の宮城県沖地震の際には家庭用電圧の変動が確認されました。北海道胆振中東部地震の際には発電所の電圧の変動が確認されました。電圧の観測は自宅で行っています。今後は無停電電源装置を使用して観測する予定です。

電離圏異常の観測による地震予知は、先行研究(例えば、Cahyadi & Heki, 2015や Heki, 2011)を参照して、同様の手法で行っていますが、私は小(M4クラス弱)~中規模地震でも予測可能性があると思い予測しています。

地磁気異常の観測による地震予知は、現段階では学術的には適用可能性は明らかになっていません。しかし、私は可能という立場で予知を行っています。

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