2022年5月2日地磁気、電離層、S-net現況

昨日の様子

S-netで釧路沖、十勝沖で強い低周波地震が継続中です。M5~6クラスの地震が発生する可能性があります。期間は今現在指定できませんが半年は注意するべきだと考えています。

家庭用電圧は通常電圧(5.016~5.018V)より高めの5.019~5.022Vで推移。反応期間がとても長いため宮城県沖以北の岩手県沖、浦河沖、青森県東方沖、十勝沖、釧路沖、北海道東方沖などの北方面の海域で規模5クラス~6クラス程度の地震が発生する可能性が高いです。5月20頃まで注意とします。

地磁気の反応は終わりました。そして昨日京都で4.4最大震度4の地震が発生しました。しばらく地余震活動にご注意ください。

電離層は昨日の13:50(UT)【22:00(JST)】に反応が始まりまして、ブログが終わったのが21:10(JST)。間に合うはずもなく以下の地震が発生してしまいました。
2022年5月2日 16時08分ごろ
震源地日向灘
最大震度3
マグニチュード5.0
で、今が編集中ですが4:15で、電離層の反応が出ています。同じ場所です。同規模か1クラス上回る規模の地震が発生する可能性がありますので1週間程度はご注意ください。

以下に上記のデータの内容を分かりやすく解説しているのでご参照ください。

その日の地震の観測データ(S-netを参照)の中で、低周波地震があった場合は、その震源地周辺の地震ハザードが高まるものと判断しています。全国の地震ハザードの分布図は一日ごとにマッピングしています。

家庭用電圧を利用した地震予知は、地電流を利用した予知と同様のものです。実際に、2021年2月の宮城県沖地震の際には家庭用電圧の変動が確認されました。北海道胆振中東部地震の際には発電所の電圧の変動が確認されました。電圧の観測は自宅で行っています。今後は無停電電源装置を使用して観測する予定です。

電離圏異常の観測による地震予知は、先行研究(例えば、Cahyadi & Heki, 2015や Heki, 2011)を参照して、同様の手法で行っていますが、私は小(M4クラス弱)~中規模地震でも予測可能性があると思い予測しています。

地磁気異常の観測による地震予知は、現段階では学術的には適用可能性は明らかになっていません。しかし、私は可能という立場で予知を行っています。

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