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何じゃこりゃ(2022シーズン前半戦を振り返って)


 一言で言えば良くも悪くもこんな感じの様な気がします🙄それでは一気に振り返ります。書き急ぎなのでSTATSとかいつも以上に上げません、予めご了承ください🙇‍♂️

概況

 CLE以外大補強をしてシーズンに臨んだAL中地区でしたが、MIN以外見事に大コケし、DETとKCは早々にPS争いから離脱してしまいました(KCは好調だったベニンテンディをNYYに早々にトレードしてしまっています)。

 そんな中開幕以来地区首位を走るMINの陰でなかなか調子が出なかったCLEでしたが、5月以降好調を維持し、6月のMINとの直接対決の勝ち越しにより一時地区首位に立ちました。しかしその後の連敗によりほぼ5割で前半戦を終えました。

 予想外()の好成績の原動力はルーキーはじめ若手の活躍でしょう。開幕メジャーを勝ち取り4月の最優秀新人に選ばれた後外野のレギュラーとして活躍しているS.クワンをはじめ前の記事で触れたO. ゴンザレス、そしてその後にMLBデビューを飾ったトッププロスペクトの1人、N. ジョーンズ達の活躍がチームを引っ張ったのは事実だと思います。それに加えてF. リンドーアとのトレードで加入したものの不調に喘ぎマイナー落ちも経験した昨年から飛躍して今季2Bのレギュラーを獲得し、オールスターにも選ばれたA. ヒメネス、怪我から復帰後、MIN戦のサヨナラHRなど印象的な活躍を示したJ. ネイラーなど若手の活躍は嬉しい限りです。また投手陣ではかつてのトッププロスペクトの片鱗を見せ始めたT. マッケンジーやリリーフ転向後素晴らしい活躍を見せたE. モーガン、昨季の不調を吹き飛ばす活躍のヘンゲスやT. ステファンも素晴らしいです。

 とはいえ若さ故か、好不調の波が激しいのは否めません。10季目ながらあまり連敗のないT. フランコーナ体制ですが、4月に7連敗、6月に6シリーズ勝ち越しをしたかと思えばそれ以降5連敗を2回と非常に不安定な戦いを強いられています。

 時間があればじっくり振り返りたいのですが、TDLまで12時間を切り、書き殴り状態なので各ポジション毎に掻い摘んで振り返りたいと思います。

①先発陣

 一番話題になったS. ビーバーの急速低下はじめネガティブな話が多く、CLEの最大の長所と言われたのは今や昔、TDLでの補強も叫ばれている現状です。ビーバーにかつての支配的な投球は見られず、Mr. クオリティスタートと言われたC. クアントリルも安定感を欠いています。T. マッケンジーはかつてのトップ・プロスペクトたる片鱗を見せ始めていますが、未だ四球病から崩れる時があります。

 そんな中で一番肯定できるのはA. シバーレ以外の投手が離脱せずにローテを守っている事でしょう。また打たれながらも崩れずに踏ん張って5回、6回まではマウンド上にいるというのも評価できます。

 むしろ問題なのは彼らに取って代わる、あるいは離脱時に穴を埋める若手がいない事でしょう。現状C. ピルキントンがダブルヘッダー時などに起用されましたが、満足いく成績を上げられず、マイナーと行ったり来たりを繰り返しています。昨シーズン来昇格一番手と目されたC. モリスは怪我で前半戦を棒に振り、他の3Aの先発陣は軒並み不調、L. アレンはじめ2Aから上がってきた連中も苦しんでいます。

 それもあってか、つい先日からB. ショウをブルペンデーの様に先発起用する機会が増えています。

②リリーフ陣

 FAになったB. ショウを呼び戻す以外何の補強もありませんでしたが、オールスターにも選ばれたE. クラセはじめ先述通りT. ステファン、E. モーガン、S. ヘンゲスの活躍が印象的な前半戦でした。

 ただ一時期無双状態だったステファンやモーガンもハイレバレッジな状況が続いた結果崩れる事が増え、ショウに至っては昨季の復活が嘘の様な状態になっています。

 個人的には8回をきちんと任せられる投手がいない結果、綱渡り的な状況が続いている様に見受けられます。クラセという絶対的なクローザーがいる訳ですから、何とか8回を任せられる選手が出てきて欲しいと思います。

③打線

 昨年被ノーヒッターのシーズン記録更新という不名誉を受けて交代した新打撃コーチのC. バライカの指導の結果、若手中心に打撃は大いに改善されました。AVGではMLB30チーム中7位になっています。昨年は22位、率も2分位上昇していますから明らかでしょう。シーズン開幕当初絶好調だったO. ミラーなどはまさにその証拠と言えます。


 しかし打点は17位、得点は18位となっています。盗塁数が3位という事を考えると非常に不思議ですが、理由は簡単でズバリHR不足です。全体28位、その下が下位に沈むWASとDETである事を考えると本当に深刻です。1位のNYYは別格としても、地区首位を争うMINが1.5倍以上である事を見ると改善は不可欠です。

 その主な要因は開幕時の4番、F. レイエスの不振です。 彼が不振を極め4番から降格し、かつ怪我でILに入ってしまいました。開幕当初絶好調だったO. ミラーがアベレージヒッターなのに4番に入った結果、調子を崩して去年と変わらない打撃成績に戻ってしまいました。その後は怪我から復帰したJ. ネイラーが4番に入って活躍はしていますし、最近ではHRも量産し始めましたが、できればHR打者のベテランが欲しい所だと思います。

終わりに

 箇条書きですが簡単に前半戦を振り返ってみました。次にTDL締切に向けてどんな補強がされるのか、私的な考察を書きたいと思います。間に合うかな😵‍💫


 (Photo by Frank Jansky/Icon Sportswire via Getty Images)




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