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ルール5ドラフトに関して

 皆様ご無沙汰しております、TDL前にnoteデビューしていくつか投稿させて頂きましたが、TDL終了後リアルの事情で更新できぬままシーズンが終わってしまいました🙇‍♂️とりあえずATL、チャンピオンおめでとう。

そして大谷サーン、満票でのMVP受賞おめでとうございます。

そしてすったもんだもありましたが、今日(11月19日)無事に我らがCleveland Baseball Team()は正式にCleveland Guardiansに改名する事と相成りました。

 さて、大谷サーンのMVPの陰に隠れてあまり騒がれていませんが、現地(ET)今日(11月19日)のPM6時(日本時間11/20 AM8時)がルール5ドラフトのプロテクト登録期限となっています。それに向けて公式でも記事が出てきました。


 本当は更新1発目で違う記事を出したかったのですが、いろいろ手間取っている間にこの日が来てしまったので、最初にこのテーマを取り上げたいと思います。

クリーブランドの対象者

 これは6月の自分のツイートですが、今回例年より多くの新規対象者を抱えています。

それでは早速プロテクト予想をしたいと思います。
(以下括弧の番号はMLB公式の組織内プロスペクトランキング)

1. 確実にプロテクトされるであろう選手

Tyler Freeman, IF (1)
 現在チームNo.1プロスペクト。将来のSSのレギュラー候補の1人。今季は2Aで活躍しましたが、怪我で後半戦をほぼ全休しました。彼が外れるというのは考えにくいです。

George Valera, OF (2)
 Freemanに次ぐトッププロスペクト。将来のレギュラーOFで期待されています。MLBデビューはもう少し先でしょうが、人材難のOF事情を考えれば外れる筈はないかと思います

Bryan Lavastida, C (13)
 将来の正捕手候補。持ち味の打撃を発揮して3Aまで昇格してきました。来季のMLBデビューも十分にあります。R. Perezの契約を破棄した今、一番40人枠入りする可能性が高いと思います。

Richard Palacios, 2B (14)
 2019年肩の怪我で離脱後約2年プレーできていませんでしたが、見事に3Aまで昇格してきました。Arizona Fall League(AFL)にも出場し、競争激しい内野陣のレギュラー争いに参戦する日も遠くなさそうです。

2. 恐らくプロテクトされるであろう選手

Brayan Rocchio, IF (7)
 期待の成長株が2Aまで昇格してきました。課題の守備はまだまだだと思いますが、持ち味の打撃は存分に発揮して2Aまで昇格してきました。

Jose Tena, IF (12)
 今季A+で活躍し、一躍プロスペクトランキング上位にノミネートされました。AFLにも参加して将来を期待される存在になりました。


Jhonkensy Noel, IF (25)
 今季A、A+で大暴れしたスラッガー。他のトッププロスペクトがアスリートタイプなのに比べ、彼は長距離砲タイプで抜群の成績を挙げています。その点から考えるとプロテクトされるのではないかと思います(個人的願望込😓)

Steven Kwan, OF
 今季組織内で最も活躍した1人。怪我で出遅れていましたが、復帰後2Aで大活躍、3Aに昇格後も素晴らしい成績でした。手薄な外野陣の救世主となれるでしょうか。

Cody Morris, RHP (22)
 今季彗星の如く現れた先発投手。2Aで無双後、昇格した先の3Aでも好調を維持して一躍プロスペクトランキング三十位以内にノミネート。今季中の昇格はならなかったものの、次の先発ローテ入り候補筆頭。

Konnor Pilkington, LHP
 今季TDLでC. Hernandezとのトレードで加入した先発左腕。2Aで安定した成績を残しました。

3. 当落線上の選手

AaronBracho, IF (15)
 Rocchio同様生え抜きとして期待されましたが、今季は絶不調でした。かねてから課題の守備のみならず、持ち味の打撃もさっぱりでしたので、どうなるか微妙だと思います。

Joey Cantillo, LHP
 Mike Clevingerとのトレードで加入した先発左腕ですが、今季は怪我で満足にプレーできませんでした。ポテンシャルは高いものがあると思いますが、今の所微妙な情勢です。

Oscar Gonzalez, OF
 彼の場合昨年既にルール5対象者になっていますが、今季マイナーで大ブレイクして話題になった選手です。いわゆるブンブン丸タイプで、四球が少なく三振が多いですが、今季はOPSが.800を超えました。既にマイナーFAになって再契約していますが、チームに残留させるにはプロテクトする必要があります。

 Cleveland. comのルール5ドラフトに関する記事がありました。

かなり似た内容になってしまいましたが(事前に書いていたのですが)、かなり共通認識があるという事かと思います。

果たしてどうなる?

 現在40人枠で埋まっているのは36人ですが、既に入っているメンバーの整理によってルール5対象者がどうプロテクトされるか、変わってくるのは言うまでもありません。しかしながら先に紹介したCleveland.comの記事にもありますが、特に今季でマイナーオプションが切れる選手が多いので、どこまで整理されるのか、何とも言えません(ツイートは6月時点)。この内Allen1号やMejia、H. Ramirez辺りはDFAされる可能性があると思います。

 またフォロワーの皆さんのみならず、番記者達もオフシーズンにCLEがトレードを仕掛けると予測していましたが、結局大きな動きのないまま今日を迎えてしまいました(毎度CLEのフロントの動きは遅い‼︎😭)

 ただGuardiansへの改名騒動もありますので、一概に責めるのは難しいと思います。また今の40人枠入りしているメンバー含め、果たしてどれくらいの市場価値があるかと聞かれれば答えに窮するのもまた事実です。

 自分のみならず識者含めた総意としては選手層の厚い先発・内野手を駒に、補強の必要な外野手、更には捕手を獲得すると言われています。今回挙げたプロスペクトの内、BrachoやTena、 Rocchio、Cantillo、Pilkington辺りは対象になるかもしれません。

 2年前にM. Mathias(現MIL)の様にルール5期限ギリギリにタダ同然でトレードされましたが、そうならない事を祈ります。前にnoteに書いた様に正直現フロントに対する不安は尽きませんが、推移を見守りたいと思います。

                    (Photo by: 2017 Nick Cammett)

追記:その後CLEのロースターセットが発表されましたが、40人枠入りしたのはここで予想した1. と2. の選手全員のみでした。

まるでカンニングした様な結果ですが、基本CLEはこうした時にはソリッドな動きをするので、比較的予想しやすいと思います。ただ自分の推しメンバーがプロテクトされた事はただただ嬉しい限りです。

 それよりもDFAされたメンバーの内容の方が個人的には興味深いです。可能ならまた別の機会に分析したいと思います。

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