2024/3/24 vs丸紅 【恵みの雨と高まる声援】
こんにちは。
昨日行われたZIONトップチーム開幕戦ですが、
丸紅を相手に2-0で勝利しました!
昨年に引き続き開幕戦勝利ではありますが、
昨年はそれ以来勝利がないため、1年ぶりの勝利となりました!
今シーズンはしっかり勝利を積み重ねられるように、
みんなでしっかり盛り上げていきたいですね!
それでは試合の振り返りなどしていきましょう。
『戦える選手たち』と共に、昨年からの継続
まず、今シーズンを戦うにあたり、選手の入れ替わりがありました。
といってもそれほど多くのIN・OUTがあったわけではなく、
新加入は現段階で1名のみ。
川里選手・倉下選手など数名の退団選手もありましたが、
昨シーズン終盤をともに戦った、
チーム愛があり、しっかりチームのために戦える選手たちが残りました。
そして監督には、昨年までの主力だった名畑典樹氏が就任。
選手登録こそしていますが、ほぼ監督専任になるのではないでしょうか。
昨年中盤までは、全く勝てなかったこともあり、今一つな雰囲気の時もありました。
シーズン途中で見かけなくなる選手がいたことも事実です。
しかしシーズン終盤にかけて「開き直り」をしたのか、
試合に勝てることはなかったものの、強度も高まりいい雰囲気で試合に臨めていました。
その雰囲気そのまま、というよりもむしろさらに良くなった明るいイメージで迎えた開幕戦でした。
降格したこと、2部で戦う事による悲壮感よりも、
今年もトップチームでプレーすることのできる喜びを感じているように、私は受け取ることが出来ました。
徐々に高まる声援、子どもたちの勢い
試合当日は、16時キックオフということもあり、
ZIONスクール生の来場はそれほど多くは見込めませんでした。
彼らにはそれぞれのチームでの活動があるため、
どうしても昼間の時間帯の来場は難しかったりするのです。
しかし、いざ試合になってみると、約10名ほどの子どもたちとその親御さんが試合にかけつけてくれました。
また、選手の家族や恋人、友人なども足を運んでくれました。
私は試合前に声出しサポーターであることのご挨拶をさせていただきました。
その時点からすでに受け入れてもらっていたとは思いますが、
さすがに大声を張り上げる私の姿に全力でついてきてくれるまでにはいかなかったかもしれません。
でもこれは想定内です。仕方ない事なんです。
それでも手拍子やわかる範囲で応援に協力してくれたこと、本当に感謝しています。
そしてリードして迎えたハーフタイム。
子どもたちは勢いよくスタンドを飛び出し、ボールをもってグラウンドへ。
当然のようにみんなでボールを蹴りだします。
そこで私の本領発揮。
それを眺めることは簡単なのですが、私はそこに入っていくことにしました。
結果として審判をやらされて、文句も言われたりしました笑
でもそれが自分流のコミュニケーションです。
子どもたちから信頼を得るには、一緒に遊ぶ、触れ合う機会が一番だと考えるからです。
私は仕事でも子どもたちと触れ合う機会が多く、そういった対応には慣れているつもりです。
お互いフェアな立場で物事を言い合えるからこそ、信頼関係は生まれるのです。
だから彼らに前半応援を強要したり、必要以上の声掛けはしませんでした。
こういう機会は絶対にやってくると信じていたからです。
そして迎えた後半、10分を過ぎたころから雨が降り出し、その後徐々に強まってきました。
親御さんをはじめ、雨をよけるために移動したり、子どもたちの落ち着きもなくなってきたように思います。
そんななかで、私は動きました。
「寒いから声出そうよ!」
シンプルにそれだけ声を掛けました。
すると、そこからみるみるうちに子どもたちの声援は大きくなってきたように感じます。
「あの歌うたいたい!」
「またこの応援やろう!」
こうなってしまえばもう勝ちみたいなものです笑
そこからはさらに一つになって応援が出来たと思います。
正直言って、その雰囲気がチームの勝ちに直接結び付くかどうかは別問題です。
雰囲気がよくても勝てないときは勝てないし、
それがサポーターにとっての正解かどうかはわかりません。
でも、前回の記事で書いた通り、私が今年大切にしたいのは、
この試合のような雰囲気なんだと心から感じることが出来ました。
結果として勝ったことで本当に幸せな環境で終われましたし、
この環境に心から感謝しています。
細部にこだわってさらなる飛躍を
さて、ここで試合内容を振り返ってみると、
先制点は、キャプテンのDF新井選手(通称:チャーリー)の献身性から生まれたオウンゴール、
そしてチーム最古参DF紺野選手によるセットプレーからの得点、
その2点を守り抜いての勝利でした。
選手たちの頑張りに最大限拍手を送りたいですし、
しっかりと戦ってくれたと思います。
ただ、「2部だから勝てた試合」というのが率直な感想としてあります。
対戦相手の強度の部分では1部とは大きな差でしたし、
ZIONとしてもまだまだやれたのではないか、という感想です。
選手たちのパフォーマンスに何一つ文句はありませんし、
この試合の結果としては最高の物になったと思います。
ただし、本気で上を目指し、勝てるチームになるなら、
さらに細部にこだわって成長する必要があるのではとも感じました。
止める・蹴るの部分や、戦術的な徹底はこれから進んでいくのだと思います。
この雰囲気の選手たちに心配することはありません。
しかし昨年のような思いを二度と味わないためにも、
もっともっとこだわってプレーできればな、と思ったところです。
さいごに
今日からクラブ林代表・名畑監督・ヨンスン選手をはじめとしたスクールコーチ陣は、
初の海外での大会参加として、子どもたちを引き連れてスペインに旅立ちます。
クラブInstagramフォロワー数は2万人越え、これは驚異の数字です。
このクラブはまだまだ成長できます。
スクール事業の発展と共に、トップチームもきっとやってくれるでしょう。
私にできることはプレーすることでも教えることでもない。
応援によるサポートが一番なのです。
今シーズンもしっかりやりきります。
全力サポートしていきますので、今後ともよろしくお願いします!
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