文化の呪い;恐ろしい文化

 僕は文化は呪いだと意識的にいう。若い学生が深刻に悩んでいたり、この前もやや深刻な例があったがすべてといっていいほど家庭独特の文化によって病状化されていることが多い。低学力者の家庭育ちには申し訳ないけど、親が一方的二軍りんしていることが多いように思われる。親の学歴・家庭環境と子供の言語能力を何と7年間研究したアメリカの研究者がいた。彼らの研究によると、①生活保護家庭と②労働者(給料生活者)、そして③専門職の3つの部類の家庭の子供の言語能力と学習能力にかなりの相関関係があるのがわかった。7年間親子の会話を録音し分析し比較した結果だ。その結果は①から③の順で①より②がおおよそ2倍、②よりは③がまたおおよそ2倍という結果だった。
 最近の現象なのかもしれないが、問題を抱えている家庭の子供は言葉の数が少ない。当然、理由を聞いても表現力不足が原因でうまく説明ができない。また、課題を出しても文章がちんぷんかんぷんな場合が多い。
 卒業式などで親と会ってみると「問題の所在」がよりはっきり見えてくる。親の言葉遣いが一方的な決め付けだったりする。中には娘さんの在学中の良い変化を喜んでくれる方もいらっしゃる。やっと出発点に立っているだけといいたいけれどこれまた難儀なので「家庭の文化」の話をよくしている。
 家庭にも文化があるがもちろん国にも文化がある。当然なふがら厄介な文化を持つ国もある。というわけで、今韓国の不正腐敗・詐欺・捏造の大流行について本を書いている。まだ完全原稿ではないが、出版検討中だ。
 
 日本には日本の問題があり、韓国には韓国の問題がある。犯罪の質の面からすると韓国の犯罪が断然質が悪い。犯罪に何の質が?と思うかもしれないが、オーウェルが嘆いたように「イギリスの殺人犯罪が衰退している」ように韓国の犯罪の質はあまりにも酷い。しかも、犯罪といっても一般のこそ泥のようなものではなく、高位公職者、特に検事と判事、国会議員、市町村長、その議員、マスコミ、病院、銀行などなど社会のあらゆる部門で深刻かつ重大な犯罪が連日のように発生している。これから一つ一つ、実証的に示していきたいが、韓国の研究者は全く論じようとも思っていない。これらの犯罪の原因を社会全体の文化に求めるのではなく、一個人の逸脱行為と見たがる傾向が強いからだろう。
 学問とは太陽が当たる部分のみに注目するのではなく、日の当たらない影の部分にも注目スべきだ。なぜ韓国の歴代大統領が退任後逮捕されるのか、なぜ芸能人が自殺するのか、僕の韓国文化論で理解できるだろう。すでに尹錫悦一家は尹錫悦本人はもちろん、妻と義理(11月に特別検事による調査確定)の母(すでに服役中)3人の共同部屋を何処かの刑務所に設けるべきだろう。そして、ギネスブックに世界初の新記録として掲載されるに違いない。

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