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森の魔女の噂 #脳内RPG

大きく雄大な川を渡る手前
関所を通してもらうためには
森に出没するという、魔女を退治してほしいと言われる

なんでも、
この通りを通る商人が次々失踪・遺体で見つかるなど
奇っ怪な現象が続いているということだ

森へ向かうと、
大きな屋敷がある。

高い策に囲まれており、
外側から様子をうかがうと
たくさんの子どもたちが、屋敷の中で遊んでいた。

その中心で、
ピンクの髪の毛の女性が子どもたちに囲まれている。

選択肢
A→ 子どもたちが危ない。すぐに中にはいって攻撃をする。

魔女は5ターンの間、
攻撃をせず、別の行動をしている。
(子どもたちを、屋敷の中に誘導している描写が見える)
この間に、スタンさせることができれば、
更に戦いを有利に進められるだろう。

魔女を倒すと、
魔女は帽子などの衣服を残して、
消滅していく。
(※魔女対策の聖水があれば、戦闘は勝利確定となる)

魔女との戦闘終了後、
背後から、
関所で依頼をした人物とその他大勢の人々が現れる。
手には、松明を持っている。

「ありがとうございました。これで、この問題は解決ですね」
「あとの始末は我々がやります」

一斉に、館に向かって
松明と瓶を投げ込む。
燃え上がる館

森には似つかわしくない
豪邸が大きな火柱をあげて燃え上がっている。

崩れゆく館の音に紛れて、
子どもたちの、鳴き声や叫び声が聞こえた気がした。


「さあ、関所はもう通っていただいて構いませんよ」
「悪い魔女を倒した報酬はこちらです。冒険頑張ってください」



選択肢
B→ 子供といるのが不思議だ。まずは話を聞こう。

作の向こうから魔女に声をかけると、
一斉に子どもたちが魔女の方へ駆け寄っていく

「だいじょうぶ わるひとじゃ なさそうよ」

魔女と話していくと
この子どもたちは、
奴隷商人により、売られる子たちだったこと。
魔女はもこたんといい、
この子達の世話をしながら、使い魔を使って、
両親を探している。
しかし、
殆どの子供の両親は、見つからず、
この館で預かっているとのこと。
この館は普段、人に見つからないようにピーチに包まれているのだが、
心の優しいものには効果がなく、入ることが出来る。

「あなたが わるひとじゃないことは それでわかるの」

その時
館に火の手が上がる
遠方から、火炎瓶のようなものを投げ込まれているようだ。

関所であった依頼人が現れる

「こんな所に、こんな館があったなんてな」
「ありがとよ、冒険者さん」

ココで、戦闘開始となる。
もこたんは、こちら側に協力してくれるが、
5ターンは子どもたちを安全な場所に避難させるため、
何も行動することが出来ない。

敵は、ザコ敵は何体でも出てくるため、耐久戦となる。
10ターン戦闘が持ちこたえると、
館が崩れる。

「 みんな 」

もこたんは、全魔力を使い、
館の崩壊を防ぐ。
そのときに、周りの有象無象も消し飛び、戦闘は終了する。

館の日が消え、
恐る恐る子どもたちが外へ出てくる。

魔女はもう居ない

きょろきょろと、あたりを見回して

そして、主人公へ向かって
「 おとなになったら しあわせになれるかな 」

そう言うと、
ぞろぞろと、森の奥へ歩いていき
行き先はわからなくなる。


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