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楽曲『ごがつのゆうれい』について

5月ももう21日、家の中にこもってはや2ヶ月ちょっとくらいかな、経ちました。

ライブハウスは自粛、バンドマン達は時間とエネルギーを持て余した新しい生き物に生まれ変わりつつあります。

バンドにとって【背骨】であるのはやはりライブだと思うのですが、その背骨が抜かれたいま、シャキーーンと一本立ちできる何かはあるのか。花柄ランタンはなんとか中腰くらいで踏ん張り考えております。まぁ無脊椎でオクトパスのごとくニュルッと立ち回るのもかっこいいのではあるが。

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本題です、明日5/22,20時に楽曲『ごがつのゆうれい』のMVを出します。去年からあった楽曲でサブスクの配信もしているのですが、今回「ギタレレ」というギターとウクレレのハーフ二世タレント楽器を使って新たに録音をしました。

そしてビデオは完全在宅撮影です。ぷきさんの新しいiPhoneを使って家の狭いキッチンで撮りました。そしてぷきさんの描いたイラスト「ごがつ君」が登場します。

『ごがつのゆうれい』は東京に来て初めて作った楽曲で、去年の五月のちょうど今頃、春の終わりと夏の始まりのはざま、なんとも言えない季節の変わり目に完成しました。タンスの匂いがする夏のTシャツ、元気すぎる半袖短パンの子供達、もうすぐ夏やんけと、そんなざわつく気持ちのDNAを持った、季節感を感じられる楽曲に仕上がっていると思います。

東京に来て3ヶ月、周りの環境がガラッと変わり、自分に言い聞かせるように「きっとこれから時代はいい方に変わってゆくよ」と歌詞を書きました。そしてそれが誰かの力にもなるのかなぁと。

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このコロナ期間に何を思うのか。故郷のことか、未来のことか、政治か、恋人か、仕事か。心のどっかに取っかかりがあって、決して快晴ではないけれど、なんだかフッと心が軽くなるような風、気候。

夏になったらどこに行こう、とか、誰と遊ぼう、とかそんなことを思わせてくれる気候。あぁいいですね、好きな季節だ。俺はゆうれいだ、この奇妙な季節に乗ってふわふわと飛んでいくぞ。

MVはすでに僕たちのお気に入りになっています。そして、あなたのお気に入りに、あわよくば初夏に思い出せる音楽になってくれれば幸いです。

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追伸:MVの終わりに次の展開を発表します。今まで通りの活動を続けるために必要な展開です。MV最後まで見てくれよー!


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