「貧乏暇なし」なのではなく「暇がないから貧乏になる」のである

毎日終電まで仕事している人がいる。家族サービスを断り休日を返上してまで仕事をしている人もいる。「毎日忙しそうですね」と聞けば、「貧乏暇なしで…」みたいな返事が返ってくる。
毎日始発から終電まで働いているのはすごいことだとは思うが、私からすると「貧乏だから暇なし」なのではなく、「暇がないから貧乏になる」と思う。
なぜなら、時代は常に進化しているからだ。諸行無常である。技術は日々進化し、AIなどの技術革新によって求められる技術は常に変わっている。これからさらに時代の変化が加速することは間違いない。
つまり、時代の進化に伴い当然、求められる技術、スキル、知識も変わってくる。今までと違ったアプローチ、問題に対する切り口、斬新なアイデアが必要になる。
それなのに、暇がなくて仕事ばかりしているとどうなるのか?新しい技術、スキル、知識をアップデートできないのだ。古いやり方、考え方、アプローチが上書きできないから、時間もかかるし、今までと違った提案もできないのである。
まとめると、仕事を効率よくしたい、結果をだしたい、豊かになりたいのであれば、今すぐに暇な時間を作るべきである。人生に余白を作ることができれば、今とは違う未来が待っているだろう。


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