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勝負事に慢心は命取り!

明日は麻雀リーグ戦第2節、第一節が+13.1pと上も下も見えるポジションなので大きめの加算が出来ることが望ましい、ということで今日は昨日までの仕事の疲れを取るべくうちでのんびりと過ごしました。
明日はベストコンディションで臨みたい!

では本題へ。

私は小説などは本で読みたい派ですが漫画は今は専ら電子漫画派です。
利点としては読みたい作品だけが読めるし、かさばらないので場所を取らないってとこですね。

で、今日面白そうだなと思った作品があって無料分だけ読んでみたらこれがマジで面白い!

ヘッダーの写真の「不能犯」という作品なんですが主人公宇相吹正(うそぶき ただし)という謎の男が依頼された殺人を代行するのですが殺し方が「人間の思い込みを利用」するという斬新なもの!
なので全く手を下すことなく相手は謎の死を遂げるわけです(その説明はまたこの後)

オムニバス形式でいろんな殺人依頼の話が出ますが私がタイトルで気になって購入した作品がありました。

ズバリ「賭ける男」

部類のギャンブル好きな男が会社の後輩と「一緒に出し合って宝くじを買おう」ということになり

なんと2000万的中、ところが後輩は「僕も見ましたけど外れてましたよ」と。

ん?怪しいぞ( ̄▽ ̄)


納得いかないまま帰宅すると彼の妻が「息子は手術しないと半年持たないと医者から言われた」と告げる

手術には1500万かかるがローンや彼のギャンブルで作った借金がありとても工面できる額ではない…

ところが次の日、会社で彼は後輩のこんな電話のやりとりを聞いてしまう。

まさかの後輩の裏切り?
2000万を独り占めしようというハラか?

彼は宇相吹に後輩の殺人を依頼


宇相吹は後輩の自宅マンションに忍び込み、トイレにいた彼に瓶の中のあるものを見せる…

スズメバチ!!!

その瓶ごとトイレに放り込み後輩を閉じ込める…

しばらくしてその後輩はハチにさされたショック「のような死に方」をするのだが…

蝶だった!

そう、後輩に蜂と思いこませたのです(まぁ、そう思い込んでホントに死ぬかは別としてw)
これなら全く自分の手を下すことなく殺せちゃいますね、はー!

というわけで依頼人の彼にお金が渡ることになりましたが…

依頼料として半分持っていかれたので彼の手元には1000万、つまり手術代にはあと500万足りない。
ま、そもそもは後輩と一緒に買ったわけだから1000万ずつになる約束だったわけだし。

宇相吹は

間違った努力はしないように

と言って立ち去ります。

ところがどうしてもあと500万必要な彼

そう、競馬場の前を通ってしまうのです!

久しぶりすぎて勘がにぶってやがる

オレならできる、何年競馬やってると思ってるんだ

この二つのセリフで私は思わず「ププッ」と吹いてしまいました、その理由は後で詳しく。

あっさり1000万をすべてはずれ馬券にしてしまい失意のまま帰宅するとなんと!


妻から後輩が宝くじで当たった2000万を息子さんの手術代に工面すると電話があったと聞かされます。

そう、後輩はあえて元会社の同僚でもあった彼の妻に話し、彼本人に話すとギャンブル癖が出るからと「当たってないですよ」と嘘を言ったのでした。

彼は自分のしてしまったことを悔やみ、死を選択、自分の生命保険が下りたことで息子の手術は無事できたという結末。

ラストシーンはこちら


なんかむこうぶちのラストにちょっと似てますよねw
これでセリフを「ご無礼」に変えて紙袋持たせて「コツ…コツ…コツ…」と歩かせれば傀さんそのものだなぁ( ̄▽ ̄)

で、私がププッと思わず吹いてしまった二つのセリフですが…

久しぶりすぎて勘が鈍ってる

多分、ギャンブルで借金を作ってしまったことでしばらくやってなかった(できなかった)んでしょうけど…

それを自覚してるならまずは運試しで少額を買えよ!
レースはまだその次もあるんだから。

そしてこれは失笑というか噴飯ものですが

オレならできる、何年競馬やってると思ってるんだ

そんなに自信があるならその培った経験と馬券購入の仕方の「引き出し」がたくさんあるんじゃない?

どういうことかというとみなさんご存知の通り、私は22歳の頃から競馬をやっていて、よく買い目をここにも晒してますがずっと昔から私は

絶対にお財布に入っている額までしか購入しない

のです、つまりは「今日はこれだけ」と決めた額+交通費、飲食代のみしか財布に入れず、追加で下ろしたりは絶対しません、なぜならそれが長く楽しく続けるコツだと思っているからです。
PATの場合も「今日はこれだけ」と決めた額しか口座に入れません。

彼の場合は息子の命がかかっている大勝負ですが、だったらなおのこと購入の仕方をよく考えるべき。

ちなみに私なら「100万まで」と決めて、最終レースまでのすべてのレースの馬柱をよく見て自信のレースを絞り込み、その絞り込んだレースのみで勝負します。

もちろん100万スってしまえばあと500万があと600万必要になりますがその100万の差ってそこまで違わないですよね、でも1000万ストレートになくなって1500万必要に戻ってしまったらそれこそドモナラズですから。

でもこういう人って得てしてレースを絞ることができずに全レース参加しちゃうんですよねw

ちなみに自信がなくて買わずにケンしたレースが外れると「よし!買わなくて正解、私の勘冴えてる」と嬉しくなります、反対に脳内予想が当たっていた場合は…

実際買うとレース結果変わってしまって来なかったと思う

とあくまでも前向きな解釈をするのであったw

まぁ、要はギャンブルや勝負事は悪ではなく、楽しめる範囲でやる分には人生に潤いを与えてくれる素晴らしいものにもなりますが歯止めが効かないタイプの人はどこまでも奈落の底に落ちてしまうので付き合い方をちゃんと考えてよい付き合いをしましょう!という話でした。

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