予想法コラム【前残りの狙い方】

マイラーズカップは
◎シャイニーロック単115倍11人気4着🥲
と悶絶の結果でした。
馬券的には外れなのでそれまでですが、これが僕の予想スタイルです。
無料オプチャで事前に公開していた記事を無料公開します。

【前残りの狙い方】
前残りこそトリプルバイアス予想法の真骨頂。
トリプルバイアスについての具体的な話は前田一太さんの著書をご覧頂くとして、今回は僕なりの考え方を紹介したいと思います。

【『内が伸びる』は嘘？】
よく『内が伸びる馬場』というフレーズを耳にします。ただ、基本的に『外が伸びる馬場』はあっても『内が伸びる馬場』はないと思ってます。

というのも、基本的に走る距離が短くなればなるほど有利ですから、競馬は基本的にどんな時も内有利です。ただそれは距離ロスに関する観点であって芝のどこが伸びる、という話ではありません。基本的に開幕週やコース替わりの綺麗な馬場であっても内数頭分は芝の状態はかわらないはずです。
開催序盤はどの馬も距離ロスなく内を走りたいですから、開催進んでくると内が荒れてきて外よりも走りにくくなり、外の芝を走るメリットが距離ロスを抑えるメリットを上回った場合、『外伸び』となります。

【先行馬ひたすら買う、は愚の骨頂】
トリプルバイアスの真骨頂は「先行馬のセット買い」と思いますが、そのレースで先行する馬全て買っていては妙味はとれません。
オッズとその馬の能力は勿論のこと、どれだけ前残りを生み出すバイアスが能力面をカバーしてくれるかを吟味する必要があります。

そのための要素はこちら
①展開カウント(先手争いの起こりにくさ)
②軽い馬場
③内が荒れていない馬場
④道中の追走ペースが楽
⑤コース形状

【前残りやすさは直線までの消耗具合で決まる】
基本的には競馬は先行有利です。僕の考え方としては、競馬は結局直線でのラストスパート勝負。最後の直線では後方馬は外を回したり、隙間を捌いたりと距離ロスやエンジンロスのリスクは避けられず、馬場が内有利なら先行馬は上記の不利を受けにくいため相対的に有利となります。
また、スタートから道中まで余力を大きく残していた場合(特に芝良馬場で全馬の上がり3Fが32秒33秒台の場合)、つまり①②③④を満たす場合にはどの馬もラストの末脚は変わらない(差し馬でもトップスピードの上限は決まっている)ため、更に先行馬が有利となります。
また、直線の短いコースは先行差しのポジション差はそのままに、ラストスパート勝負を短い距離で行う訳なので先行馬が有利になりやすくなります。

これが一番先行馬が有利になる条件であり、そこから先に上げた4条件が崩れれば崩れるほどに前残りのハードルは上がっていきます。

つまり、先行馬をひたすら買ってはいけないというのは
【今回の条件が①～⑤のどれに当てはまるかを吟味し、なおかつ狙いたい先行馬が今まで①～⑤のどの条件で、どんな相手に好走したかを意識する】
ことが重要です。

今まで能力微妙な馬に負けていた先行馬でも今回①～⑤が好転するなら狙い目だし、強い馬に勝ったことのある先行馬でも①～⑤が悪化してオッズがつかないなら考え直す必要があります。
また、①～⑤が完全に一致していても今まで同じような条件で全く好走出来ていないのであれば大穴であっても買うのは無駄でしょう。

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当たり前といえば当たり前ですが、意外としっかりと意識できていない前残りの基本を言語化して纏めてみました。
今週は東京京都開幕週。これらの考え方を元に今週は的中目指して予想を書きますので、サロンの皆さんは是非お楽しみにしていてください☺️

【シャイニーロックは】
以上が無料オプチャで公開した記事です。
シャイニーロックは能力比較的には明らかに足りる馬ではありませんでしたが、今回の
・有力馬に先行馬が不在
・ハナ切りたいのはこの馬だけ
・2番手想定の馬もスローにしたいので競りかけない可能性が高い
・最も直線までの負担が少ないと考えられる京都平坦開幕週良馬場
とこれだけ狙える条件が揃っていれば、シャイニーロックほどの能力足りない馬でも狙えると判断しました。例えばこのレースにソダシやダノンザキッド、レシステンシアらが出ていたらおそらく馬券的にはシャイニーロックは本命にしていなかったでしょう。

このようなスタイルで前残りを狙うのが僕の予想スタイルです。
面白いと思った方は無料オプチャから、サロンに入って頂ければ凄く嬉しいです！

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