河川敷でごはんのおかずを賄う
世間では、桜色に染まったひろばや山が大人気。
大山崎も今週末あたりはどこにいっても満開でしょうか。
そんなにぎわいを横目に、あたしは今晩のおかずを賄うために
一斉に背伸びした黄色一色の河川敷に向かうのであります。
黄色一色の大群は「菜の花」ではなくて、その仲間の「からし菜」だそうな。
この菜っぱが、まず1品になります。
土手に咲くからし菜は斜面がきつく採りづらいので、
タムさんに教えてもらった平地に咲くからし菜団地を目指します。
途中、鶯のなく声が方々から聞こえてくるんだけど、
頭の上の方からではなく、頭よりも低い平地から聞こえてくる。
ユーチューブのアップロードがなかなかできないので
こちらでどうぞ。16秒あたりからうぐいすの声が聴こえます。
https://goo.gl/photos/Fo5mZG4vrbctUtJeA
タムさんいわく
「この草むらの中に巣があって、通常はそこで暮らし、
時々外の木に止り、鳴くんです」
へー、てっきり木の上で巣をつくり、生活しているのかと。
むやみやたらに草むらに侵入したら、巣や卵を踏みつけてしまいますよね?
まあ、こんなにぼうぼうの草むらに入ろうなんて、めったに思う人もいないか。でも、河川敷で工事しているのを見るとこれからは胸が痛むことになりそう。
平地で咲いてくれているからし菜団地に到着。
つぼみから10㎝くらい下がったところを折ります。
簡単にポキッと音がして気持ちがいい。
ポキポキッとリズムに乗って折っていけば
あっという間に2,3日分のおひたしくらいの量になってしまいます。
これは『菜の花』ではなく『からし菜』だそうです
からし菜団地の次は、セリ村へ
目的地までは、同じくうぐいすのコーラスを聞きながら
河川敷をサイクリング。
地面でも黄色いタンポポがあちこちでひなたぼっこ。
セリ村は、小泉川のほとりにあります。
セリはなかなか手ごわい。からし菜のようには摘めません。
他の雑草に隠れてまみれて、なかなか見つけられないのです。
ちょっとはみ出たセリを見つけたら、手で他の雑草をかき分けて、
やっとご対面です。
こうして今夜のおかずの2品になるべく野草摘みを終え、家路へ。
洗ってざるに上げ、料理されるのを待つ身となっていただきます。
からし菜
せり
セリは高野豆腐との卵とじやお味噌汁・おすましに。
からし菜はおひたしにマヨネ―ズ和えと
すぐ思いついて出来るのはこれくらい。
うーん、他に何かないかなと頭を少々ひねって
ヒジキと塩レモンで和えてみました。
からし菜とひじきの塩レモン和え
からし菜のピリッとした辛味と塩レモンの味がマッチしておりました。
えごま油やゴマ油をたらしてもよかったかな。
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