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【バイナリー】初心者はとりあえずピンバーだけ狙っとけば利益は積み上がるよというお話

こんにちは。じゅんたんです。

今回は僕がバイナリーで得意とするピンバーについて記事を書きました。

ピンバーを使った手法で勝ちたいのであれば「いかに勝ちやすいピンバーを見極められるか」が重要となります。

実際にチャート画面でベストなピンバーを見つけていきましょう。


1.ピンバーの定義

まずピンバーについて簡単に触れておきます。

ピンバーとは「ヒゲが長く実体が小さいローソク足」のことを言いますが、実ははっきりとした定義というものはありません。

そのため、ある程度自分の裁量で判別を行なっていく必要があります。

一般的に言われているピンバーの定義は以下の通りです。


🔶ヒゲの長さ
・実体の2倍以上
・ローソク足全体の3分の2以上

🔷実体の大きさ
・安値から高値のうち20%〜30%以内に収まっている
・ローソク足全体の3分の1以下

ヒゲが短すぎたり実体が大きすぎるとピンバーとは言えません。また、逆側にヒゲが出すぎている場合もピンバーとは言いにくいローソク足となります。

株式市場で使われる「カラカサ」「トンカチ」「十字線」などもピンバーと同じ括りで認識してもらって構いません。

黄色矢印がピンバーと呼ばれるローソク足です。

ご覧の通りピンバーはチャート上の至る所に出現します。

1本のローソク足で完結し、誰が見てもわかりやすいことから世界中のトレーダーが注目しているプライスアクション(値動きによる分析)なのです。


2.ピンバーが示すトレーダー心理

続いてピンバーを形成する裏にあるトレーダーたちの心理状況を読み解いていきます。

僕がnoteの有料記事で販売している「流れ星手法」から一部抜粋させていただきました。(購入された方は同じ説明になります)

ピンバーというのは上記のように売り買いの攻防において反対勢力が強くなったことを示しています。

上記の場合だと最初は売り圧力が強かったものの、ラインやキリ番を境に買いが増え、最終的には売りを超える買い勢力が圧倒して終値を付けています。

このようなローソク足を見たトレーダーたちは、「このあと価格はさらに上がる」とほとんどの人が考えるわけです。

■利確勢
既にショート(空売り)ポジションを保有しているトレーダーは下ヒゲがついたのを見て「ここが底値かもしれない。価格が反転する可能性を考えるとこのあたりが潮時だ!」と判断し利確による買い戻しを行います。

■損切り勢
始値からショート(空売り)していたトレーダーは下ヒゲがついたのを見て「これ以上価格は下がらないしこのあと上昇するかもしれない。痛手を負う前に逃げよう!」と判断し損切りによる買い戻しを行います。

■新規注文勢
一方ロングを狙っていたトレーダーは下ヒゲがついたのを見て「このあと価格は上昇していく。今が買い時だ!」と判断し新規買い注文を行います。

強い新規買い注文と利確・損切りによる買い戻しによってどんどん買いが増えこのあと価格は上昇していくわけです。

基本的にFXでの考え方のため日足や1時間足でのローソク足の場合ですが、1分や5分など短期でも考えは同じです。

ピンバーというのは誰がどう見てもこのあと価格は大きく動いていくと予測が立てられるのです。


3.ベストなピンバー

さていよいよこの記事の本題へと入ります。

初心者の方がバイナリーで勝つにはどのようなピンバーを狙うべきなのかを実際にチャートを用いて解説します。


🔶ピンバーのヒゲと実体のバランス

まず勝ちやすいピンバーを見極める1つの判断として、ピンバーのヒゲと実体のバランスが重要となります。

一般的なピンバーの定義ではヒゲは実体の2倍以上、実体はローソク足全体の3分の1程度と言われていますが、僕の経験上だとヒゲは実体の3〜5倍以上、実体はローソク全体の3〜5分の1くらいのほうが良いです。

注意点として、上記のようにローソク足の逆側にヒゲが出ている場合は素直位に価格が動かないケースが多いのでエントリーは見送るようにしてください。

上下にヒゲが伸びているということは売り買いが拮抗しているという証拠です。

今後の価格の動きも読みにくくなるので注意しましょう。

ピンバーはヒゲと実体のバランスが大事!売り買いの攻防において反対勢力の勢いが強くなったことを確認するのに必要です。


🔶エントリー方向と同じ線であること

勝ちやすいピンバーを見極める判断として、エントリー方向と同じ線に絞るという方法があります。

例えば上記の画像のようにローエントリーを狙う場合は陰線のピンバーのほうが陽線のピンバーより勝ちやすくなります。

陰線のピンバーというのは始値より終値が下がったということ。つまりそれだけ上昇の勢いがなくなったことを示しています。

上昇の勢いが強ければ強いほど、陰線のピンバーは効力を発揮します。

今回はローエントリーでの説明でしたが、ハイエントリーの場合は今と真逆の考えになります。

ちなみに上記の画像の陽線ピンバーはエントリーすべきではないのか?というと実はこちらも他に根拠があるためエントリー可能です。

なぜならダブルトップの形を作り右肩でのエントリーだからです。

このあたりは僕の有料記事「流れ星手法」でも解説しているのでここでの説明は割愛させていただきます。

ピンバーはエントリー方向と同じ線のローソク足を形成したほうが効力を発揮する。必ず勢いが無くなったことを確認してからエントリーしましょう!


🔶ラインと掛け合わせる

続いてはピンバー単体ではなく他の根拠と掛け合わせる方法です。

その代表例がラインとの掛け合わせ。ピンバーでのトレードの際は『ピンバー』+『他の根拠』でのエントリーがおすすめですが、一番相性が良いのがラインです。

レジサポライン、トレンドライン、フィボナッチ、最高安値、キリ番など参考にするラインはたくさんありますが、ここでは一番使うであろうレジサポラインとフィボナッチについて解説します。

上記の画像ではFR23.6にピンバーが反応しています。「ピンバー+フィボ」という根拠があるため次足からエントリーが可能です。

続いてはこちら。ここではFR23.6とレジスタンスラインが重なるゾーンでピンバーが反応しています。

どちらのピンバーもレジスタンスラインを超えられずに一時的に反発しているのが見てとれますよね。

ラインは線で捉えるのではなく、面(ゾーン)として捉えるほうが良いです。必ず綺麗にラインで反発するとは限りません。

なのでライン付近で反応したピンバーを見つけたら積極的にエントリーしていきましょう!

こちらも見事にレジサポラインとフィボで反応しています。

特にラインが重なるポイントは根拠も増えるのでエントリーにおすすめです。

ここでもレジサポ+フィボのゾーンでピンバーが見事に反応しています。

ラインやフィボの引き方がわからない人はラインを自動で引いてくれる無料インジケーターなどネットでダウンロードできるので、ラインは引くようにしましょう。

レジサポやフィボ以外にも最高値や最安値のラインでもピンバーは反応します。

頻繁に出現することはありませんが、レジサポラインよりも信頼度は高いので見つけたら積極的にエントリーを狙っていきましょう!

ピンバー+ラインの根拠はピンバートレードで重宝します。ポイントは正しく引けたラインで反応しているかをしっかりと見極めることです!


4.ピンバートレードの注意点

ピンバートレードにおいて気をつけるべき点もあります。

それはピンバー単体では手法としては弱く効力を発揮できないということです。

先ほどのラインとの掛け合わせのように、「ピンバー+他の根拠」を組み合わせてエントリーするように心がけましょう。


また、ピンバーでトレードする場合はどうしても逆張り思考になりがちです。

僕自身、順張りや逆張りという言葉はあまり好きではありませんが、トレンドの勢いに身を任せられる順張りと違い、逆張りは点で反発を捉えなければなりません。

そのため連続トレードやマーチンで資金を溶かしやすくなるため、狙ったポイントで負けた場合は深追いしないことが大切です。

「負けは負け」と潔く諦めて次のエントリーポイントを探しにいくようにしましょう!


5.僕がおすすめする理由

僕がバイナリーオプションで初心者におすすめするトレードは?と聞かれたらトレンドフォロー手法かピンバー手法を勧めます。

前者は既に過去記事で何度もお伝えしてきましたが、後者の記事は今回初めて本格的に書いてみました。

ピンバーを勧める理由としては、ピンバーは反転サインとして優秀且つ1本で完結し、誰が見ても一目でわかるローソク足だからです。

他の根拠を組み合わせて使うことが必須ですが、その根拠もトレーダーによって様々で、いろんな手法が存在するのがピンバーの面白いところだと思っています。

バイナリー初心者の方はまずはチャートで勝ちやすいピンバーの見極めの練習をしてみると良いと思いますよ!


最後に有料にはなりますが僕が紹介しているトレンドフォロー手法とピンバー手法の記事を載せておきますので興味のある方はぜひご参考ください!


🔷トレンドフォロー手法


🔶ピンバー手法


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