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STANLEY NSX-GT、灼熱のもてぎレースでポール・トゥ・ウインを達成

2021 AUTOBACS SUPER GT Round4 MOTEGI GT 300km RACE

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2021年 SUPER GTの第4戦が、7月18日(日)、猛暑のツインリンクもてぎで開催された。新型コロナウイルスの影響で第3戦が延期となったため、約2ヶ月ぶりのレース開催となり、各チームともレース再開を心待ちにしていた。幸運にも、ドライバーとファンは、気温33℃、路面温度51℃の完璧な晴天に恵まれた。

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レースは、GT300のマシンがスターティンググリッド上で停止したことによる一時的な遅れはあったものの、基本的には予定通り開始され、1周目に#36「au TOM'S GR Supra」( 関口雄飛/坪井翔)と#37「KeePer TOM'S GR Supra」(平川亮/阪口晴南)が、3番手グリッドからスタートした#16「Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT」(笹原右京/大湯都史樹」をパスした。そして7周目には、#19「WedsSport ADVAN GR Supra」(国本雄資/宮田莉朋」がポールシッターであった#1「STANLEY NSX-GT」(山本尚貴/牧野任祐)をアウト側からオーバーテイクしてトップに立った。その後、#36 GR Supraも#1 NSX-GTに追いついたが、昨年のシリーズチャンピオンが何とか押さえ切った。

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レース中盤の25周目に#1 NSX-GTがピットインし、さらに29周目に#19 GR Supraがピットインした後、#19 GR Supraのピットクルーが右フロントタイヤの交換トラブルで約4秒を失ったため、#1 NSX-GTが再びトップに立った。ここからは、トップの#1 NSX-GTを#19 GR Supraが猛追し、#36 GR Supraは3番手で後に続いた。

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いくつかのアクシデントにより2回のフルコースイエローが発生したが、トップ3の順位は変わらず、#1 NSX-GTがレース後半にチャンピオンらしい素晴らしい走りを見せ、トップでフィニッシュラインを通過。見事にポール・トゥ・ウィンを達成した。その後、#19 GR Supraと#36 GR Supraが続いた。

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GT300クラスの「muta Racing Lotus MC」(加藤寛規/阪口良平)は、17番グリッドスタートながら順位を押し上げ、ピットインタイミングの幸運をも味方につけて首位に出ると、後半はライバルの猛追を退けて優勝を果たした。2位には#11「GAINER TANAX GT-R」 (平中克幸/安田裕信」、3位には#52埼玉トヨペット「GB GR Supra GT」(吉田広樹/川合孝汰)が続いた。

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2021 AUTOBACS SUPER GT Round4 MOTEGI GT 300km RACE Results
GT500

1. STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)
2. WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋)
3. au TOM'S GR Supra(関口雄飛/坪井翔)
4. Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(笹原右京/大湯都史樹)
5. ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)
6. CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/千代勝正)

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GT300
1. muta Racing Lotus MC(加藤寛規/阪口良平)
2. GAINER TANAX GT-R (平中克幸/安田裕信)
3. 埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)
4. たかのこの湯 GR Supra GT(三宅淳詞/堤優威)
5. グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也)
6. HOPPY Porsche(松井孝允/佐藤公哉)

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