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FEソウルでポールポジションと表彰台を獲得

マヒンドラ・レーシングは、難しいコンディションの中、ZF製パワートレインユニットを搭載する#30 マヒンドラ M8Electro を駆るオリバー・ローランド(イギリス)の素晴らしいパフォーマンスにより、ソウルオリンピック公園競技場で行われた FIA ABBフォーミュラEソウルE- Prixの第15戦(韓国で開催される2レース中の1レース目)でポールポジションと2位を獲得しました。
 
マヒンドラ・レーシングにとって100回目のフォーミュラEレースを前に、Gen2マシンにとって最後の週末となるこの日、勇敢なローランドはウェットコンディションで究極のカーコントロールを披露し、予選でポールポジションを獲得しました。デュエルバトルの決勝では、来季Gen3 時代からマヒンドラに加わるルーカス・ディ・グラッシと直接対決し、0.6秒の差をつけてディ・グラッシを上回りました。
 
レースはアクシデントに見舞われ、7台がリタイアする中、ローランドは冷静にマシンをコントロールし、2位でフィニッシュ、合計21ポイントを獲得し、チーム総合順位を1つ上げました。

オリバー・ローランド
「レースは厳しかったです。このコースではオーバーテイクが難しく、とくに序盤はエネルギーをあまり使うことができませんでした。ですから1周目にルーカスを抜き返したことが、2位をキープするための鍵になりました。このコースではオーバーテイクが難しいので、優勝の可能性もあったかもしれないのに、スタートが悪かったのは残念です。一時はミッチ(エバンス)にプレッシャーをかけ始めたましたが、そのあと壁に接触してしまいましたので、自分自身と相談し、慎重に走ることにして2位を獲得しました。今日はチームがセットアップと戦略をしっかり決めてくれたと思います。できる限りのことはやりましたので、あとは明日も同じことをするだけです」
 
 チーム代表 ディルバグ・ギル
「この結果で、プレッシャーから解放されたような気がします。今日は我々のチームが本当に強かったと思います。難しいコンディションのなかで、ローランドは実に巧みなドライビングでポールポジションを獲得しました。しかしそのことが逆に、フレッシュペイントされたグリッドでホイールスピンを喫して3位に後退してしまいました。でも彼は2位を取り戻すために素晴らしい仕事をしてくれました。レースペースは2台ともとても良かったですので、明日はまた頭を冷やして、我々のパッケージをフルに活用することにしましょう」

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