ここ1年近く嘘をついていたことに関するお詫びとご説明。

【注意】
めんどくさいメンヘラ男が一人語りする、めんどくさい文章です。
めんどくさいな。って思った人は、是非、ブラウザバックしていただきたく。


さて、この1年近く、私は色んな人に嘘をついておりました。
お詫び申し上げます。

具体的には「元気?」という質問に対し「お、おう。まぁ、そこそこには。」などと回答しておりましたが、嘘です。

元気じゃありませんでした。

事の経緯としましては、2021年初頭ぐらいからなんとなく仕事が忙しくなり始めておりました。残業が長引いたり、いっぱい怒られたり、土日も出勤したり。
その頃から、なんとなくライブに行っても乗り切れないというか、カメラを構えてファインダーを覗いても前ほど楽しくない。かと言って、カメラを置いても大差ない。いよいよ、アイドルオタクとしての終焉を迎えたか。などと感じておりました。
「なにか楽しいことをしなければ。」と感じていたところ、動き出したのがラストクエスチョンのバンドプロジェクト。これに乗っかる形でギターを買ったわけです。新しいことに挑戦するってのは、往々にして楽しいはず。そんなふうに思っておりました。
結果、またライブに行くことや、音楽に触れることが楽しくなり、よかったよかった。と、胸を撫で下ろすこととなったわけです。

今思えば、これも心が発した異変の予兆だったのでしょう。

2021年5月頃から、仕事に行くのが大変になってきたんです。

例えば、朝起きれなくなり、会社の最寄り駅に着くと吐き気が湧き起こり、いよいよ最寄り駅についても電車から降りれず次の駅まで乗っていたりしてました。
正直、まぁビックリ。なんかこういう話、よく聞くじゃないですか。それが私に起きるなんて。
流石にやばい気がして、ある日、会社の最寄り駅から会社に電話し、休みをもらい、そのままメンタルクリニックに飛び込みました。

「なんか変なんですけど、これ、やばいっすかね?」
「あー。やばいっすね。休みましょうか。」

そこから、休みました。
1ヶ月ぐらい夏休み代わりに気分転換すりゃ治るだろ。
そんな考えでいたのもつかの間、緊張が解けたときの人間ってのは、脆いもんですな。
昼夜は簡単に逆転し、食欲は消え失せ、動きたくない。ってか、動けない。
人間ここまで落ちぶれることができるのかと感心したもんです。
夕方に目覚め、天井を眺め、不安を感じ、夜が怖くなり、朝が来ると眠たくなって。
そんな生活を続けておりました。

端的に言うと、元気じゃ、なかったんです。

ライブが楽しくない。
カメラが楽しくない。
なにより、生きることが楽しくない。
楽しくない日々を過ごすの?
楽しくないなぁ。
……などと考えながら、でも、死ぬ度胸も無いし。と、ギリギリでいつも生きていました。
絶対余裕を持って生きた方がいいよとKATーTUNには伝えたいですね。

そんな中、「推しも頑張ってるから、かっこ悪い姿は見せたくない。」と元々プライドが高すぎる性格が幸いし、ギターだけは継続して触ることができていました。
今思うと、あの時ギターを始めてなかったら、私は天井を眺めるだけの日々を過ごしていたのではないかと怯えています。
休職中、私の中で消えかけていた「やる気」を小さいながらも灯し続けてくれていたのは、アイドルオタクとしてのプライドのおかげだったのかも知れません。

これだけは手放すもんか。と、fanstanceとして「いつか僕ら」のカバーが終わったあともギターにしがみつき、ギターができるんだから、他のこともできるようになる。と言い聞かせる生活を過ごしていました。
これが実に長引き、2021年の年末ごろから徐々に以前の「楽しい」という感情を取り戻し始め、2022年4月、やっと復職の見込みが立ちました。
やっと、現代人らしい生き方ができるかな?というところまで戻ってきたんです。

私のこれまでの「ギターを始めて○日目。」というTwitterの投稿は「生きるためにしがみついた記録」かも知れません。…大袈裟ですね。
ただ、この無味乾燥な日々の中で、なんとなくでも生きる理由、死ねない理由となったのは「ラストクエスチョンのカバー」という目標があったから、と言うのは私の中で大きな支えになっていました。

今日、2022年4月6日。
私の心に住んでいた、ちょっとしたボスをなんとか倒せたことを残したくて、ラストクエスチョンの「ぼうけんをしょ!」を弾き語りしました。
約1年。ライブもろくに行かず、ライブハウスやステージでの冒険は一緒にできてなかったけど、私の中ではとても大きな支えになってくれていたのがラストクエスチョンでした。
また、一緒に冒険したくて、この曲を選びました。

この1年ほど、いろんな人に助けられました。
そして、いろんな人に嘘をついてきました。
やっと本当のことが言えます。

いろいろあったけど、元気になれそうです。

という、誰も得しない私の近況報告でした。
以上。解散。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?